ラブラブ期が続くLINEの頻度って?既読無視させないポイントも!

カップルのLINE、理想的な頻度って?

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恋人と会ったり連絡を取ったりする頻度って、なかなか他のカップルと比べる機会がないですよね。そのため、「ひょっとして会ってなさすぎるのかな?」「連絡しすぎなのかな?」と不安になったことがある人もいるかもしれません。 今回はLINEの頻度について調査! 理想の頻度ややり取りを続けるポイントをまとめました。

恋人との理想的なLINEの頻度は?

Q.恋人と連絡を取る頻度はどのくらいが理想ですか?

Q.恋人と連絡を取る頻度ってどのくらいが理想ですか?

毎日 55%
2~3日に1回 27%
4~6日に1回 7%
1週間に1回 2%
用事があるときだけ 7%
その他 2%

大好きな恋人だからこそ、毎日連絡を取り合いたい!と考える女性が、全体の半数を超えることがわかりました。3日に一度は連絡を取りたいと思う女性が大多数のようです。

仲良しカップルのLINEあるある。頻度や内容は?

続いて、3年以上付き合っているカップルに聞いた「長続きカップルのLINEの特徴」をご紹介します。

1.LINEの返事の催促をしたことがない

LINE

  • 「返事ちょうだい!と催促したことは一度もない」(24歳)
  • 「お互いに返事は催促しないルール。気分もあると思うので」(30歳)
  • 「思い返してみると返事を催促したことないのが長続きの秘訣だったのかも」(25歳)

LINEをスルーされていると気になってしまうものですが、長続きカップルさんは既読スルーでも平気なのが特徴! お互いに相手を思いやることが、心の余裕にも繋がっているのかもしれませんね。

 2雑談はあまりしない

必要最低限の連絡しかしないというカップルは多いようです。長く付き合っていると話すこともなくなってくるし、必要も感じなくなるのかもしれませんね。

3.絵文字は少なめ

では、実際どんなLINEをしているのか聞いてみました。

  • 「やっぱり絵文字は使いたいから1メッセージに1、2個は使う」(20代)
  • 「基本白黒のLINE」(30代)
  • 「白黒のハートマーク♡はよく使う」(20代)

絵文字は多くても2個まで、といった意見や、ひとつも絵文字を使わないという意見が多く聞かれました。しかし、ハートマーク(♡)は皆さん多かれ少なかれ使われているようです。白黒でも♡があるだけでかわいらしく感じられますね!

4.短文にまとめる

文章については、圧倒的に短くまとめている方が多いようです。長くお付き合いをしているからでしょうか。彼のテンションや普段のLINEも熟知しているよう。

LINEの頻度が低いのは自分が原因!?モテLINEテクをチェック!

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続いて、心理学の観点から考える「モテるLINEのやりとりテクニック」をご紹介します。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.意外と知られてないモテプロフィール活用法

モテる人はLINEのやりとりが上手なだけではありません。LINEプロフィールを観察してみましょう。きっと、その人のことがよくわかる魅力的なプロフィール画像や紹介文を設定しているのでは。心理学においては、ある一部分が魅力的だとそれ以外の全てが素敵に見えるという“ハロー効果”というものがあります。そのため、LINEプロフィールで好感触を持ってもらえたら、自然と自分自身にも好意を持ってもらいやすいのです。もしも画像設定するなら、あなたがどう思われたいかをテーマに選びましょう。おすすめはペットや自然風景の画像です。

2.スタンプは感情がわかりやすく共感できるものを

LINEというのは、相手が何を考えているのかをさぐる材料が少なく、また自分がどう思っているのかを伝える材料も少ないもの。そのため、“喜怒哀楽”といった感情が分かりやすい人のほうが好かれる傾向があるのです。つまり、心理学的に見ると会話以外の“ノンバーバルコミュニケーション”が豊かな人がLINEではモテるのです。そこで活用したいのがLINEスタンプ。特に、喜怒哀楽が分かりやすく共感できるものを積極的に使用しましょう。そうすることで、相手はあなたに安心感を覚え好印象になるはず。

3.リズムのいいやり取りの流れを意識して

LINEのやりとりをしていて、あれ?この人と会話していると何だか心地いいな、と感じたことはありませんか。それはおそらく、相手が好意のバトンタッチを上手にできているからかも。人は相手から良くしてもらったり興味を持ってもらったら、それに対してお返しをしたいという心理になります。これを“好意の返報性”といいます。この観点から見てみると、質問をしてくれたら、それに答えを返し、さらにお礼として相手に再質問をするという流れが、心地よさの秘密。質問には、必ず答えと再質問をつけましょう。

4.即返信は避けて!返信する前には3分置く

相手からLINEが送られてきたら、すぐに返信しないと申し訳ないという気持ちになりますよね。確かに人間関係のルールとしては、それは正しい考え方かもしれません。しかし、モテるLINEのやり方は異なります。相手からLINEが届いたら、即返信をせずに一呼吸置いてみましょう。そうすることで、あなたの価値が高まります。心理学においては、誰もが手に入るものよりも手に入りにくいもの。レアなもののほうが有難みが増すという“希少価値の法則”というものがあります。モテる人はそれをLINEで実践しているのです。

LINEの頻度を上げたい!既読無視させないポイント

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最後に、LINEを既読無視させないための心理テクニックをご紹介。引き続き、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.相手が興味のある話題を投げる

相手に既読スルーさせないための一番の方法、それはズバリ相手にとって興味のある話題を送ることだといえます。例えば、パーティー会場のような大勢の人が集まる騒がしい場所でも、自分の名前を呼ぶ声や、自分が興味のある言葉などは自然と聞き取ることができますよね。このような現象を、認知心理学ではカクテルパーティー効果と呼んでいます。この効果は、脳の選択的注意という機能によって起こります。つまり、相手にとって興味のあるLINEなら、その内容に目を通して何らかの意見を返してくれる確率が高まるといえるのです。

2.文章の冒頭に言いたいことを持ってくる

もしも相手が既読してくれたとしても、返信したい内容でなければそのままスルーされて終わってしまいます。そこで、言いたいことや重要なことは、必ず最初の数行に盛り込むようにしましょう。これを心理学ではクライマックス法といいます。冒頭で引き込むことを意識しなければ、相手はサラリと文章を流し読みするだけで、返信意欲がわかず別のことを考えたり、ほとんど読んでもらえなくなってしまいます。そのため、言いたいことがわからない、だらだらとした文章を送るのは避けましょう。

3.短い質問をテンポよく送る

LINEがメールと異なるのは、やりとりのテンポが目に見えるというところ。例えば、メッセージを送信する→既読になる→相手から返信が来る→既読にする→返信する、という一連の流れがテンポよく進みますよね。あたかもキャッチボールのように、ある一定のリズムで送り合うことができれば、自然と既読スルーはなくなるといえます。そのために必要なのは、短い質問を相手の返信速度に合わせて送ること。心理学者ニーレンバーグも、著書・話し方の心理学の中で会話のキャッチボールには、質問が重要だと述べています。相手の返信したいという気持ちを、いかに盛り上げていくかが既読スルーを防ぐカギなのです。

4.スタンプを送りすぎない

LINEにおいて便利な機能といえば、やはりスタンプですよね。でも、このスタンプ、使い方によってはマイナスに作用してしまうこともあるのです。

社会心理学では先入観の根底にステレオタイプというものがあるとされます。ステレオタイプとは、相手に対して本人が抱くことの多い一般的な認知(この人はこういう人だという枠)を意味します。このことから、もしもあなたがスタンプばかりを送っていると、この人はスタンプでやり取りをする人という認識を相手から持たれてしまいます。そうすると、相手もあなたからのLINEをスタンプ感覚でとらえ、自分も軽くスタンプで返すか、返信しなくてもいいという気持ちになってしまいます。スタンプは便利ですが、多用するとあなたのLINEの内容が軽くみられてしまう場合もあるので気をつけましょう。

【まとめ】

カップルの理想のLINE頻度や、ラブラブカップルのLINEの特徴などをご紹介しました。

最後に一度、履歴を遡って「どちらが会話の最初のメッセージを送ることが多いか」をチェックしてみましょう。 もしかすると自覚はなかったけれど、8割方自分から送っている、ということに気づくかもしれません。 あまりにも自分から連絡してばかりの場合は、少し控えめにしてみると、「どうしたんだろう」と相手があなたを思い、離したくないと思う心理が働き、次第に向こうからの連絡が増えていくかもしれません。

また、今のままでいいか悩んでいる場合は、恋人と会ったり連絡したりする頻度について話し合って、見直してみるのもいいかもしれませんね!