雪辱は「晴らす」もの?「果たす」もの?正解率は43%!

■悔しい!次こそは雪辱を…あれ?どうするんだっけ?


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当たり前のように使っていた言葉なのに、実際は言い方を間違えて覚えていた……という経験、ありませんか?

そういった言葉って、そもそも間違っていること自体、気がつきにくいものですが……。

今回は、そんなややこしい日本語に関するクイズを出題します。コチラ!

 

「前に負けた相手に勝つこと」を何と言う?

 

 

これだけだと答えにくいと思うので、正しいと思う方を選んでみてください!

1 「雪辱を晴らす」

2 「雪辱を果たす」

 

決まりましたか?

 

では、答えを確認してみましょう。

 

■正解は…コチラ!


「前に負けた相手に勝つこと」を表す言葉は……

 

2 「雪辱を果たす」

 

でした!

 

文化庁が発表した、平成22年度の「国語に関する世論調査」では、

本来の言い方とされる「雪辱を果たす」で使う人が43.3%
本来の言い方ではない「雪辱を晴らす」で使う人が43.9%

という結果が出ています。

 

間違えて覚えている人の方が多いようですね。

肝心なところで言い方を誤ってしまうと、果たせる雪辱も果たせなくなってしまいそうです。
これを機に、しっかり覚えなおしておきましょうね! (薄井大輔)

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