■今回は、一度覚えたら「決して」忘れちゃいけませんよ。「努々」の意味と読み方、分かりますか?
知っている言葉でも、漢字で書かれると読めないもの、あるいは、簡単な漢字で書かれているのに読めないもの、けっこうありますよね。
これまでの「意外と読めない」シリーズでは、「間髪をいれず」、「偶々」、「態々」、「祝言」、「健か」、「湯湯婆」、「不束」、「長閑」、「挙って」、「詳らか」といった、読めそうなのに読めない漢字を出題してきましたが、今回はこちらの漢字です!
「努々」って、読める?
努力の「努」を二つ重ねたこの形。
「努める(つとめる)」という読み方が最初に思い浮かびますが、もちろん「つとつと」ではありません。
みなさんは、わかりますか?
■みなさん優秀!正解率64%!
CanCam世代の女子に読み方を聞いてみた結果がコチラ!
正解率は64%でした!
読める人と全く読めない人にはっきり分かれましたね。
個人的に今回はもっと苦戦すると思ったのですが、さすがはみなさん、6割以上の方が正解です。
では、答えを確認していきましょう!
■正解は…コレ!
正解は、コチラです!!
「ゆめゆめ」でした!
こんな読み方だなんて、夢にも思わなかったですか?
「努々」という言葉は、「決して~してはいけない」というときの「決して」とほぼ同じ意味でつかわれます。
「努々忘れるな」なら、「絶対に忘れるな」というニュアンスになりますね。
また、「努々考えもしなかった」のように、「まったく」の意味で使うこともあるので要注意。
これらの使い方、努々忘れてはいけませんよ! (薄井大輔)
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