■雑学クイズ!この記事の「さわり」って、どこでしょう?
当たり前のように使っていた言葉なのに、実際は意味を間違えて覚えていた……という経験、ありませんか?
そういった言葉って、そもそも間違っていること自体、気がつきにくいものですが……。
今回は、そんなややこしい日本語に関するクイズを出題します。コチラ!
「話のさわり」の「さわり」って、意味を説明できる?
「話のさわりだけ教えてください」と言われたとき、みなさんはどんな説明をしますか?
もしかすると、間違えてしまうかもしれません。
それでは、次のどちらの意味が正しいか、選んでみてください!
1 「話などの要点のこと」
2 「話などの最初の部分のこと」
決まりましたか? では、答えを確認してみましょう。
■正解は…コチラ!
意味を確認してみましょう。
「さわり」の意味は……
1 「話などの要点のこと」
でした!
「話のさわりを教えて!」と言われたら、出だしの部分ではなく、むしろクライマックスの部分やオチを話すべきなんですね。
文化庁が発表した、平成28年度の「国語に関する世論調査」では、
本来の意味とされる「話などの要点のこと」で使う人が36.1%
本来の意味ではない「話などの最初の部分のこと」で使う人が53.3%
という結果が出ています。
間違って覚えている人が全体の半分以上を占めているのですね。
この記事のさわりは……みなさん、もうお分かりですよね? (薄井大輔)
【あわせて読みたい】
※「Esc」「無変換」キーって何?今さら聞けないパソコン知識のおさらい【年間ランキング・PC雑学編】
※「かわる」の使い分けは?「世代がかわる」「土地がお金にかわる」「責任者がかわる」「色がかわる」全部違います!
※女子の正解率64%!「努々」って、読めますか?「つとつと」じゃないよ!