「ガクチカ」「キチョハナカンシャ」就活用語だけど意味わかりますか?

■ガクチカ?キチョハナカンシャ?就活用語らしいけど…意味、分かりますか?


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就職活動。

ズズーンと響く言葉ですね。

就活を行う学生の間では、独特な略語が多く使われているのをご存知でしょうか?

今回は、そんな略語の中から、「えっ!そんな言葉があるの!?」というものを紹介したいと思います!

 

■しょっちゅう聞かれます。「ガクチカ」


まずは、コチラの言葉。

ガクチカ」って、ご存知ですか?

 

実はこれ、「学生時代に力をいれたこと(がんばったこと)」の略なんです。

エントリーシートや面接でよく聞かれる質問ですね。

「こんな言葉まで省略するの?」と驚いた方もいるかもしれません。

これ、文字数の限られたSNSでは便利なんですよね。「志望理由」や「自己PR」といった、他のよくある質問と同じく4文字で表せるので、「ガクチカってどんなこと書いているの?」と話題にするときによく使われます。

そもそもガクチカって、どうしてよく聞かれるのでしょう?

多くの場合、「この人はどういった考え方をして、どういった問題解決の仕方をするのだろう?」といったことを知りたいから、という採用側の意図があります。

そのため、単に「こんなことをがんばりました」と答えるのではなく、「なぜがんばろうと思ったのか」「どんな困難があり、どう乗り切ったのか」などの情報もいれて答えることが大事とはよく耳にしますね。ガクチカを説明する機会があったら、意識してみると良いかもしれません。

 

■何も考えずに連発は厳禁!「キチョハナカンシャ」


それでは、もうひとつご紹介。

キチョハナカンシャ」という言葉をご存知でしょうか?

 

これは、「本日は貴重なお話をありがとうございました」というあいさつを表しています。

企業の説明会や講演会で、学生が質問をするときに前置きとしてよく使われるこの言葉。
しかし、こういったあいさつをしたのにも関わらず、説明や講演の内容とは質問の内容がズレていたり、自分本位なアピールで内容が終始している人がたまに目立つことも……。
そんな人をからかう意味合いで使われるようになったのが、この略語のようです。

私も、「時間が限られていますので、多くの人にマイクが回るように、質問をするときの自己紹介や前置きのあいさつは結構です」というアナウンスがあったのに、「○○大学○○学部○年の○○と申します。本日はお忙しい中、貴重なお話ありがとうございました……」と前置きをいれてしまった人を目撃してしまったことがあるので、初めてこの言葉を知ったときは複雑な気持ちになりました…。

「少しでも自分の印象に残したい!」「礼儀を大事にしたい!」という考えが先行してしまう気持ちも分かるのですが、その場でどういった振る舞いを行うのがいちばん適切、あるいは効率的なのかをきちんと考えて発言をしないと、逆に悪目立ちしてしまう可能性もあります。

またキチョハナカンシャか……」と言われないためにも、気をつけたいところですね。(あまみず)

 

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