■出会いから付き合う直前まで使える「恋愛心理テクニック」
恋愛っていつ上手くなるんでしょうか?
日々トライアンドエラーの連続な割に、なんで成功したのか・なんで失敗したのかがいまいちわからないまま終わる……という繰り返しになりがち。
そんな悩みを解消するため、CanCam.jpでは、心理テストクリエイターの脇田尚揮先生による心理学に基づいた恋愛心理テクニックを連日ご紹介しています。
こちらの記事では、気になる相手に自分をアピールするテクニックを、関係性の段階ごとにご紹介! ぜひ参考にしてみてください♪
【出会ったばかりの「ちょっといいかも」な相手へのアプローチ】
出会いの機会にはけっこう恵まれているのに、ちっとも恋愛に発展しない……というあなた、もしかして自分からは何もせずただ待っているんじゃないでしょうか?
そこで、自分から行動を起こしていく自信をつけるためにも役立つ、出会ってすぐの時期に使える恋愛心理テクニックをご紹介します!
1.まずは相手の「視界に入る回数」を増やす
心理学には、馴染みのある相手に好意を持ちやすいという「単純接触の法則」という考え方があります。別に会うたびに仲よく話をする必要はなく、視界に入る回数を増やすだけで好感度は上がるのです。
例えば帰宅する時刻を合わせるとか、移動するときは極端に不自然な遠回りにならない限り相手の目の前を通る、といったことだけでも存在を少しずつ印象づけることができます。
2.「友達に褒めてもらう」スパイ作戦
周囲の意見を聞いているうちに、だんだんと同じ価値観が形成されていくことを「同調効果」と言います。これを利用して、意中の人がいる場で友人にあなたのことを褒めてもらいましょう。
とはいえしっかりお願いしてしまうとかなり厚かましいことになるので、会話の中でふと友達から言われたうれしい言葉に「ほんとに? それみんなにも言っといて。笑」といった感じで冗談交じりに軽く伝えてみましょう。
3.共通点は「量より質」
自分と同じような趣味があったり似たような考え方をしていたりすると好感を持てますよね。
共通点が複数見つかるとうれしいものですが、より深い仲になりたいなら、共通した趣味1つ2つを徹底的に掘り下げたほうが、好意を持たれる上では効果的です。
4.会話中、要所要所で名前を呼ぶ
1対1で会話しているときは、わざわざ名前を呼ぶ必要はないことがほとんどかもしれません。しかし、要所要所であえて名前を呼ぶことでハッと注意をひきつけ、より親密な空気を演出することができます。
>出会ったばかりで「いいかも」と思っている相手へのアプローチテクニック【心理テク】
【複数人で遊ぶときに使えるアプローチテクニック】
気になる相手がいるけど、まだ1対1で出かけるような仲ではなかったり、大勢で遊ぶのが好きな人だったりといった状況で、なかなか2人きりになれない!という経験をしたことのある人は少なくないんじゃないでしょうか。
そんなときに使える心理テクニックをご紹介します!
1.こっそり2人遊び
例えば飲み会のときに、「ねえ、日本酒飲める? 半分こしよ」といって、ほかのメンバーが飲んでいるカクテル系とは別種のお酒を2人で飲んだり、みんなが盛り上がっている流れとは別のところで、2人だけが気づいているちょっとしたおもしろいポイントで笑いあってみたり。
「こっそり」やるのは、他の人をいやな気持ちにさせないためでもありますが、ちょっとした2人だけの共通点や思い出を作ることで親近感を高める効果があるためでもあります。ぜひ試してみてください!
2.席が離れているときは、視線を送って目が合ったらニコッ
複数人で食事や飲み会をする場合、必ずしも気になる相手の近くに座れるとは限りません。ですが、必ずしも近くに座る必要もないのです!
同じ会話の輪の中にいられないからこそ、「話がしたいな」という気持ちを視線でアピールすることができるのです。その会の間はあまり喋れなくてつらいかもしれませんが、ここは次に活かすためのチャージ期間と割りきって乗り切りましょう。
見つめる長さは3秒間。見つめられて「ドキッとする」のが「威圧感」に変わるギリギリのラインです。
3.他の人と仲いい姿を見せて反応を見る
そもそも脈ありなのかなしなのか? が気になってしまって自信を持って向かっていけない…という気持ちが重荷になってしまうという人に試してもらいたいのがこちら。他の相手と仲よさげにしている姿を見せて反応を窺いましょう。
こちらにそわそわ視線を送ってきたり、話に割って入ってきたりしたら、かなりいい状態だと言えるでしょう。
4.解散後、「今日はあんまり喋れなかったね」
最初から最後までずっと気になる相手とメインで話せたなら使えない手ですが、そうはいかないことがほとんどですよね。
解散直後の帰り道でも、別れてからLINEでもOKなので、「今日はあんまり喋れなかったね」「もっと話聞きたかったな」「次はもっと話そうね」といったメッセージを送ってみましょう。
自然な一言ですし、相手から「じゃあ今度2人でどこか行こうか」という流れにつなげやすい言葉でもあります。次への布石を着実に打っておきましょう!
>実用性ガチ!複数で遊ぶとき、気になる相手の心をつかむ4大心理テクニック
【どうでもいい人からの好意をかわす行動心理テクニック】
恋愛テクニックというと、好きな人から好かれるためのテクニックばかりになりがちですが、実際の恋愛では「好きでない人からの好意をかわす」ことも同じくらい重要。具体的なテクニックを見ていきましょう。
1.パーソナルスペースに入り込ませない
人は、身体の周りに「パーソナルスペース」という他人の入ってこない不可侵の空間を確保していたいという心理があります。
そのスペースは、恋人同士なら40cm前後とかなり短くなるのに対し、親しくない相手となると90cmと、親密さに応じて距離感に変化が表れます。
そこで、相手に対して親しみを感じていないという意思表示をするために、意識して大きく距離をとってパーソナルスペースを守るようにしましょう。
2.相手に馴染みのある場所で会わない
相手の行きつけの店や近所のスポットなどの馴染みのある場所では、思い通りに段取りをしやすく、心理的にもリラックスしてしまいます。
どうしても合わなくてはならないなら、なるべく相手にとって不慣れな環境で。もっと言えば、なるべくこちらから場所を指定するようにしましょう。
愛の告白を避けるためには、日中の明るい時間帯を選ぶのもポイントです。
3.徹底して2人きりになるのを避ける
とにかく2人きりになるシチュエーションを作ってはいけません。もし誘われたら、「いいね! ○○にも声かけてみようよ」と、他の人も同席させること、2人きりで会う気はないことを強調して伝えることを繰り返しましょう。
2人きりで出かけただけで「脈あり」と判断してしまう厄介な人もいます。勘違いさせないために、何度誘われても「他の人も一緒に」と返すことを続けてください。
4.思い切って「恋の相談」をしてみる
上記の3つの方法を試した上でまだ相手が望みを捨てきっていないなら、とどめの一撃として恋の相談をしてみるのもひとつの手です。
この方法でやりたいことは、恋の成就のためのヒントを得ることではなく、しつこい相手に「自分が好きなのはあなたじゃない」と伝えることなので、相談の際に伝える情報は最低限にとどめておきましょう。
逆に、しっかりした相談をしてしまうと、信頼されていると勘違いされ、さらなる面倒な事態を引き起こしかねないので注意が必要です。
【付き合う一歩手前で使える”王手テクニック”】
付き合う一歩手前で足踏みしている間に盛り上がっていた関係が沈静化して、気づけばあの人は「昔好きだった人」に…なんてこと、ありませんか?
そんな状況を回避するために、「あと一歩」のあなたを後押しする3つのテクニックをご紹介します!
1.尽くしすぎずされすぎずのバランス
相手の気を惹くためにまず相手の喜ぶことをしてあげようとするのは自然なことですが、仮にそれで結ばれたとしても、相手が「してもらう」ことを当たり前と考える受け身姿勢になってしまう危険性が出てきます。
それを避けるためにも、2人の関係性を客観視しバランスを見て、相手にもこちらの気を惹こうとがんばるターンを設定しましょう。具体的なところで言えば、遊びに誘い・誘われる割合が半々くらいになるのが理想的。
「待ち」の状態はかえって気疲れしてしまうかもしれませんが、必要な我慢です!
2.お金と時間をかけさせる
恋愛とギャンブルの共通点を指摘する人は多く、心理学的にも双方に似通った点がいくつも思い当たります。
基本的にギャンブルは客が負けるものです。それなのにお金をつぎ込んでしまうのは、「お金と労力を使うほど諦めが悪くなる」から。
同様に恋愛でも、お金と時間をかけさせることで「ここで降りるのは…」という心理を喚起することができるのです。
時折「たまにはいいところのご飯食べにいこうよ」と提案し、お店も相手に選ばせてお金と時間をかける状況を作るといいでしょう。
3.少しだけ意外性のある行動
好意を寄せる相手にはつとめて誠実でありたいものですが、逆に相手に理不尽な行動をとったほうが効果的な場合もあるのです。
これは心理学で言うところの「認知的不協和理論」によるもの。理不尽な状況に対して、納得できる理由付けを勝手に行う傾向を示す言葉です。
それを応用し、時には相手にとって少しだけ意外性のある行動を取ることで気になる存在になってしまいましょう。
例えば、いつもは時間通り約束を守るのに少し遅れてみたり、自分から言いだしたことを途中で「やっぱりなんでもない」と言って肩透かしするなど、自分勝手すぎないちょっとしたことで試してみてください。
>恋愛成就の決め手はたったこれだけ!「付き合う一歩手前」で使える3大テクニック【心理テクニック】
【付き合う一歩手前の相手にやってはいけないNG行動】
最後に、付き合う直前でやってはいけない”NG行動”をご紹介します。
これをやると今までの積み重ねが水の泡になりかねません! 注意しましょう。
1.プライベートを詮索するのは一旦ストップ!
付き合うことになるかもしれない相手のことは深く知っておきたいものですが、付き合うまであと一歩!となった今の段階でも自分からすすんで語りたがらないことは、あまり他人に詮索されたくない話題である可能性は高いと言えます。
付き合う上でどうしても知っておかないと不安!ということ以外は、なるべく自分から話してくれるのを待ちましょう。
2.自分語りはほどほどに
自分のことを相手に伝えると好意を持たれるといった「自己開示」のテクニックは、心理学の文脈でもよく言及されるものです。
でも、だからといって自分のことばかり話し続けるのはNG。聞かれてもないのに自分のことばかり喋っていると、話の重みが半減してしまいます。
少しミステリアスな部分を残しておいたほうが、付き合いはじめてからの楽しみがとっておける、と考えてみてください。
3.メイクやファッションを奇抜にしない
「あと一歩」のところまで来た時点で、あなたはルックスに関して空いての許容範囲内と言えるかもしれません。
ならば、変に背伸びをしたり慣れないことをしたりする必要はなく、今まで見せてきたものの延長線上にある姿でいればいいはず。
おしゃれは好きな人の気をひくためだけのものではありませんが、「あと一歩」を踏み出したいなら、普段と違ったテイストを試してみたくなる衝動とはうまく折り合いをつけていきましょうね。
4.構ってアピールを控える
「あと一歩」の状況での過剰な構ってアピールは、これから付き合いはじめるのを考えると重荷になるかもしれません。
付き合いはじめたらかなり長い時間を拘束されるんじゃないか…と相手の不安を誘うことに。
あらかじめ「前に付き合っていた人とは月に何回くらい会ってたの?」と訊いてみるのもいいかもしれませんね。
>知らず知らずやってるかも!付き合う「一歩手前」の相手にやってはいけない「NG行動」
今回ご紹介した心理テクニックはCanCam.jpに蓄積されているもののごく一部。
日々更新中なので、ぜひ定期的にチェックしてみてくださいね♪
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