「上司に怒られた感情は、どれくらい継続するか?」を部下に聞くと、1位はなんと「1年以上」と回答。
2位「2〜~3日」、3位「2か月~1年程度」となりました。
では上司は「部下を怒った感情はどれくらい継続するのか?」の問いに、1位「数分程度」、2位「ほんの一瞬」、3位「数十分程度」とほぼほぼ秒殺ならぬ、分殺で終わります……。
この距離感は修復できるのでしょうか?
■上司に怒られた後、人間関係は回復しましたか?
「全く戻ってない(悪化したまま)」46.9%
「だいぶよくなったが、まだ昔の人間関係には戻っていない」30%
「元に戻った」7.6%
約半数が悪化したままの状態に。修復してきても元には戻れないという人も! これって結構ヤバい状態ですよね。
では「怒り方を変えれば、仕事のモチベーションなどに影響を与えなかったか?」を聞いてみると……。
「そう思う」が70%、「そう思わない」17%となりました。
それって「口汚く→丁寧な言葉で」、「人格攻撃→悪いところを言わず」、「どなって感情的→静かに冷静に」こういうことですかね~?
ちなみに怒られた時の部下の行動と状況別の影響を見ると。
「翌日出社しなかった」、「遅刻や欠勤が多くなった」、「仕事上のミスが多くなった」、「パワハラとして相手を通報した」、「精神的に不安定になった」、「他部署への異動を希望した」、「会社を辞めた」などが上がりました。
今は簡単に「パワハラ」と口にしますが、怒られる側はやはり原因があってのこと。怒る側も怒られる側も、大きな壁を作ってしまう前に、フランクに話ができる関係を作れるのが理想ですね。(あおいあん)
情報提供元:一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
【あわせて読みたい】
※新入社員に聞きました「SNSやLINEで上司からのともだち申請、どうする?」
※こんな会社はイヤだ!2位「サービス残業」「辞められない」よりイヤな1位は?
※大人になった「ゆとり世代」は、ほかの世代に静かな怒りを覚えています!
※20~30代で出世意欲がある人は8割も!!3人に2人がこっそりしてる努力とは