イライラする、眠れない…「ストレス疲れ」からの回復法

具体的にはこのようなことを心掛けてみましょう。

【1】起き抜けの「湯冷まし」で1日をスタート。

起床後はまず、わかしたお湯を人肌程度の温度に冷まして飲みます。すると胃腸が適度に刺激されて体が目を覚まし、食欲がわき、1日の活力源となる朝食をしっかり食べる準備ができます。冷たい水や熱すぎるお茶は刺激が強く、寝ぼけた胃腸をたたき起こすようなものです。

 

【2】毎朝同じ時間に朝食をとって、体内時計をリセット

体内時計が整えば、ストレス疲労も軽減されます。そこで重要なのは、朝食。毎朝同じ時間に起きて太陽の光を浴び、朝食をとることで、体内時計がリセットされます。朝食を抜くと脳へエネルギーが供給されず、1日中ぼーっと。ごはんなど、脳のエネルギー源となる糖質は欠かさずとりましょう。

 

【3】毎日自炊派も、たまには手抜きして心にゆとりを♪

栄養バランスのいい食事は疲労回復に有効です。でも、完璧に自炊しようとするとよけいにストレスがたまってしまうことも。そんなときは手抜きだって大事です。食材が豊富で野菜がたくさん入った、スーパーのお惣菜やお弁当を活用するのも得策。

 

【4】「トリプトファン」を含む食材をとって、夜の眠りを深く。

ストレス疲れの解消には、睡眠がいちばん有効です! 良質な眠りには、睡眠を促すホルモン「メラトニン」と、そのもとになる物質「セロトニン」の分泌が欠かせません。
そこでおすすめしたいのが、チーズ、納豆、ヨーグルトなど、トリプトファンの多い食品。トリプトファンが材料となって、セロトニンやメラトニン分泌が促され、眠りが深くなります。

 

【5】服やメイク、ネイルの色を明るくして気分をハッピーに!

色が心に作用する力はあなどれないもの。暖色系はハッピーに、寒色系は穏やかな気持ちになります。その日の気分に合う色を服やネイル、アクセサリーなどに取り入れると、それだけで楽しい気分に♪ 朝からだるいときは新色を試すなどメイクでテンションを上げ、イライラしているときはゆるっとしたメイクで落ち着きを。

 

「ストレス疲れ」を抱えている人はかなり多いはず。日常の小さな心掛けで改善に向かうものなので、できることからコツコツと積み重ねて疲れを回復させていきましょう♪(後藤香織)

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biteki_1511_001『美的』2015年11月号(小学館)

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