頑張っているのに上司に評価されない。夢を叶えた友だちに嫉妬してしまう。周囲からどう思われているのか気になる。結婚するタイミングが見つからない。
ただでさえ激動の現代社会で働く女性にとって、こんな悩みは大きなストレスになりますよね。でも生きる上でストレス“0”になることは難しい……。一般に、男性と比べると女性のほうがストレスを感じやすいのだとか。
『AneCan』9月号では、ジャンルの異なる4人の賢人が、ストレスから自由になる生き方を伝授! まずは、やめることでストレスから解放される思考と行動『Don’tリスト』をチェックし、ストレスの元をやめられたら少しずつ『Doリスト』を実践していくことで、ストレスフリーになれるはず。
<ストレスフリーへ導く4人の賢者>
医学博士・脳科学者 中野信子さん
レバレッジコンサルティング 代表取締役社長兼CEO 本田直之さん
ifca showroom代表/ライフスタイルプロデューサー 斉山陽子さん
哲学者 岸見一郎さん
★やめればストレスから解放!まずはこれらをやめることから!『Don’tリスト』はコチラ
■何事も60点でヨシとする
すべてに100点を求めてしまうと気が休まる暇がありません。満点ではなく、合格点を狙うという考え方でOK。60点あたりに設定すれば、仮に7割の出来でもプラス10点で気分よく過ごせます。自分が60点主義で生きていると、家族や仲間にも寛容になれますよ。
From 本田さん
■何が与えられているかではなく、与えられたものを
どう使うかを考える誰かと比較して焦ってしまうことはあると思います。でも、比較している間は、手に入れる努力を先延ばしにしているということ。それに気づけたら、無駄に焦ることはなくなるはず。今自分が置かれた状況をうまく使って何ができるかを考えてみましょう。
From 岸見さん
■楽しそうに仕事する
私は失敗したらその晩はとことん落ち込みますが、次の日太陽が昇ったら忘れるようにしています。1年のうち本当に嫌なことがあるのは10日くらい。その10日が浸食して100日になってしまうのはもったいない。楽しそうにしていると、不思議と周りにポジティブな人が寄ってきて、思い煩うことが減っていきます。
From 斉山さん
■あえて自分と違うタイプの人と一緒にいる時間をつくる
僕は学生時代から常に外部の人と付き合うようにしていました。いろんなタイプの人と付き合ったほうが引き出しが増えます。大人になるとわかった気になってやってみる前に判断してしまいがち。好奇心をもって外に興味を向けると柔軟になって、歳をとっても、もっと自由で楽しくいられます。子どもの目が輝いているのはそのせい。趣味があると人付き合いは広がりやすくなりますよ。
From 本田さん
■トリプトファンを積極的にとる
セロトニンはトリプトファンという必須アミノ酸が原料。摂取するならバナナと牛乳の組み合わせがおすすめです。あとは赤身の魚やお肉、ビタミンB6を含むにんにくやゴマ、とうがらしも意識して食事に取り入れてみて。セロトニンを増やすなら、お風呂につかることやリズム運動も効果的。お気に入りのバスソルトを入れてみたり、普段からよく歩くなど、負担のない程度でOKです。
From 中野さん
人はすぐに変われません。できることから取り組んでいきましょう!(さとうのりこ)
★やめればストレスから解放!まずはこれらをやめることから!『Don’tリスト』はコチラ
(『AneCan』2014年9月号)
【あわせて読みたい】
※1日24時間じゃ足りない?時間を「断捨離」して7日間で人生を変える方法