
年齢的な節目を迎えたり彼氏との交際経験が長くなったりすると、結婚を意識し始める人も多いはず。では、実際に付き合って何年ぐらいで結婚しているカップルが多いのでしょうか? その理想と現実を調査しました! また、彼氏が結婚を意識する瞬間や結婚への気持ちを確認する方法などもまとめたので、参考にしてみてくださいね。
Contents
付き合って何年で結婚した?【平均】
Q.付き合って何年で結婚しましたか?
【女性】
半年未満…8%
半年~1年未満..20%
1年~2年未満…42%
2年以上…30%
【男性】
半年未満…12%
半年~1年未満…20%
1年~2年未満…42%
2年以上…26%
既婚者に調査したところ、一番多かったのは「1年~2年未満」という結果に。「意外と短い」と思った人も多いかもしれませんね。
付き合って何年で結婚したい?【理想】

Q.付き合って何年で結婚したかったですか?
【女性】
半年未満…10%
半年~1年未満…4%
1年~2年未満…30%
2年以上…56%
同じく既婚者に聞いてみたところ、一番多かったのは「2年以上」という答え。長く付き合ってから結婚したいと思っている女性が多いようです。相手を見極めるためにも、2年くらいは付き合ってからでないと不安という声が多数聞かれました。
【男性】
半年未満…12%
半年~1年未満…8%
1年~2年未満…28%
2年以上…52%
こちらも多かったのは「2年以上」でした。
男女ともに、一番多かった回答は「2年以上」という結果に。長い年月を重ね慎重に決めたい人が多いことがわかりました。また、今回の調査では「半年未満」よりも「半年~1年未満」で結婚したい割合が少ない結果に。長ければいいというわけではなく、ビビッときたら期間が短くても結婚したいという男女は多いようです。
付き合って2年以内に結婚を意識する男性が多い!

では、男性は付き合ってどのくらい経つと結婚を意識し始めるのでしょうか。銀座ダイヤモンドシライシが、20歳~39歳の既婚・未婚の男性500名を対象に行ったアンケート調査結果をご紹介します。
Q.女性とお付き合いしてから、どのくらいで結婚を意識し始めますか?
【上位回答】
1年~2年未満…25.6%
半年~1年未満…21.6%
2年~3年未満…14.0%
「1年~2年未満」が最多という結果になりました。付き合ってからの理想的な結婚までの期間は2年以上なので、2年目までに結婚を考え始めて実際の行動に移るという人が多いのかもしれませんね。
交際期間が短いことのメリット・デメリット
付き合ってから結婚までの期間は人それぞれですが、中にはいわゆるスピード婚するカップルもいますよね。続いて、付き合って1年未満で結婚するメリット・デメリットを男女に聞いてみました。。
【メリット】
1.マンネリしない
- 「マンネリが少ない」(26歳・男性)
- 「新鮮なままの気持ちで結婚できる」(44歳・男性)
メリットのひとつ目はマンネリしないこと。恋人同士として付き合い続けるとどこかでマンネリが起きて相手への愛情が薄れることも多いです。ですが、交際1年以内に結婚だとそんな心配があまりないようです。
2.新婚生活がより楽しめる
- 「生活がより楽しめる」(29歳・女性)
- 「新婚生活を充実できる」(28歳・女性)
- 「新婚生活のスタートに新鮮味がある」(36歳・女性)
1年未満で結婚すると、新婚生活もラブラブでいられるよう! 特に同棲などをしていなかったカップルなら、毎日相手が家にいる幸せをかみしめられます。
3.子どもを早く授かれる可能性がある
- 「子どもを早くもてる」(27歳・女性)
- 「子どもと早いうちから生活することができる」(25歳・男性)
子どもが欲しいと思っているカップルにとっては、年齢的な問題も気になるところ。年齢が上がるほど子供を授かりづらくなったり、妊娠出産のリスクが高まったりします。
4.タイミングを逃さない
- 「タイミングを逃さない」(回答多数)
- 「ずるずると無駄な時間を過ごさない」(28歳・女性)
- 「時間を無駄にしない」(37歳・女性)
長く付き合い続けると結婚をするタイミングを逃してしまうという人も。その場合ズルズルと曖昧な関係が続くため、家族などから心配されてしまいがちです。
【デメリット】
1.相手をまだよく知らない状態で結婚してしまう
- 「相手のことがよくわからない」(回答多数)
- 「相手を見極める期間がない」(44歳・男性)
- 「後から相手の粗が見えてくる」(26歳・女性)
- 「相手の本質がわからず結婚してしまい後悔する」(27歳・女性)
続いてはデメリット。相手のことをそれほど深く知る前に結婚してしまうため、結婚してから価値観の違いに気づくケースも。
2.離婚しやすい
- 「離婚率が高い」(41歳・女性)
- 「スピード離婚の可能性が高い」(25歳・男性)
相手を深く知らずに結婚すると「こんなはずじゃなかった」と後悔して別れてしまうリスクもあります。
3.周囲から反対されやすい
- 「親から反対される」(35歳・男性)
あまりに急ぎすぎる結婚は周囲の人を不安にさせます。そのため親などからの反対にあってしまうことも。
4.準備が大変
- 「準備が忙しい」(29歳・女性)
結婚するとなると両方の親への挨拶や、両家の顔合わせ、結婚式の準備や新居の用意などやらなければならないことが短期間に集中するため、かなり忙しくなるというデメリットもあります。
男性が結婚を意識するきっかけ
1.周りで結婚する人が増えた
周りで結婚する人が増えると、焦るような気持ちになる人も。自分だけ置いていかれたらどうしようと考えたり、暇なときに遊んでくれる友人がいなくなると思ったり…。そんなとき「そろそろ結婚したいな」と思う男性も多いようです。
2.幸せな結婚をしている友人を見たとき
周りの友人が結婚して幸せそうな新婚生活を送っていると羨ましくなってしまうことも。周りに流されてというわけではないですが、刺激されて結婚を意識することはよくあるようです。
3.彼女の結婚願望を知った
いつかは結婚したいと思っている男性にとって、彼女の結婚願望を知ることは大きなきっかけのよう。彼女が結婚を望んでいると分かると、自分がその夢を叶えてあげたいと思うようです。
4.年齢を考えて
25歳、30歳、35歳など、年齢の区切りがくると結婚を意識するという声も。自分の年齢だけでなく、例えば彼女が「30歳までに結婚したいな…」と言っているのを聞いて意識する、というパターンもあります。
5.収入が増えた
転勤や昇進など、収入が増えたタイミングで結婚を意識する男性もいます。夫婦共働きが多いとはいえ、やはり自分が家族を支えないと、と考える男性は多いです。
6.彼女が子どもに優しくする姿を見た
彼女が通りがかりの子や甥・姪などに優しく接している姿を見て、「彼女との子どもが欲しいな→結婚しようかな」と考える男性もいます。子どもに優しくしている姿を見ると「いい母親になってくれそう!」と思うのでしょうね。
彼が結婚を意識しているか探る質問
自分は結婚を考えているけれど、相手がどう思っているのかわからなくて不安という女性も多いはず。彼が結婚を意識しているのかをさり気なく探る質問を認定心理士の脇田尚輝さんに伺いました。
1.「将来、どんな家に住む?(子どもは何人欲しい?)」……未来設計への関心
もしも彼が結婚を意識していたとすれば、あなたに対して将来のことや生活に関する話題、そして子供に関する会話が増えるのが通常。結婚を意識すれば、おのずとその後の自分達の人生をどう設計するかについて考えなければなりません。そのため、こういったライフスタイルに関する話をすると相手のホンネが見えてくるといえます。これから結婚生活を一緒に送ると決めたパートナーなら、前もって人生設計について話しておきたいというのは当然でしょう。しかし“逃げ腰”ならなるべくそれらの話題を回避しようとするはず。
2.「そろそろ同棲してみない?」……生活観を知ることへの興味
もしもあなたが彼氏と結婚を本気で考えているなら、将来設計や価値観のすり合わせをするためにも、“プレ・結婚生活”として「同棲してみない?」と聞いてみましょう。その条件として、家計を共有する=経済的共生をすることがポイントです。もしも、彼が結婚まで考えていないようなら、同棲することに対して難色を示すはず。逆に積極的で前向きな発言・態度を見せてくれるようなら、彼自身も結婚に対して真剣に考えているといえるでしょう。必ず家計を同一にすることを前提にしましょう。
3.「今度、友達に紹介したいんだけど?」……外堀を固めることへの反応
人は良いものを見つけると、他人に教えたくなる傾向があります。心理学者の調査によると、実に94%もの人が“価値のあるもの”を他人に紹介したいと答えているという結果が出てきました。自分が良いと思ったものは人に教えずにはいられないのです。そのため、結婚を意識するレベルの恋人なら、自分の友人に紹介したくなるのが通常の感情でしょう。あなたが彼に「友達に紹介したいな」と伝えて、「いいよ」と言ってくれるなら、掴みはOK。さらに「私のことも〇〇君の友達に紹介してくれる?」と聞いてみて、了解してくれるなら、結婚の意思はかなり高めだといえます。
4.「うちの実家に遊びにこない?」……結婚の意思の確認
男女ともに結婚を意識すると、恋人時代に比べてパートナーにより大きな関心を抱きやすいとされます。もちろん、それは相手のことだけではなく、相手が生きてきた環境やこれまで相手を育んだ家庭(両親や兄弟)に対しても興味が湧いてくるといえます。そのため、彼に「うちの実家に遊びにこない?」と言ってみましょう。ふたつ返事でOKをくれるようなら、彼は結婚したいという気持ちが高まっているでしょう。逆に、「まだいいよ」や「今度ね」と先延ばしにするようなら、まだ気持ちが固まっていないのかも。
結婚前に確認しておきたい価値観

結婚するとなると、価値観の一致が大事になってきますよね。続いて20〜30代の既婚女性100人に聞いた「結婚前に絶対に確認すべき価値観」をご紹介します。
1.金銭感覚
- 「結局お金が大事」「お金で苦労したくない」「ふたりのお金だから」(回答多数)
- 「離婚の原因になるから」(26歳・専門職)
- 「無駄遣いの考え方」「食費や日用品費、水光熱費、家賃の感覚」(回答多数)
- 「子どものための貯蓄など意見が合わないと困る」(回答多数)
- 「物の金額の高い安いの価値感が一致するか」(25歳・専業主婦)
回答が多かったのが、お金に関するものでした。何にどのくらいお金を使いたいと思っているのか、貯金はどのくらい必要なのかなどは、話し合っておかないと最悪離婚という結果を招きかねません。
2.食の好み
- 「好みが違うと、気にして食事がストレスになる」(回答多数)
- 「好きなものを食べたい」(28歳・専業主婦)
- 「食生活が違いすぎるのも大変」(29歳・専業主婦)
食事は毎日3回あるからこそ、好みがズレていると小さなストレスがたまってしまうという声も多くみられました。自分が食べたいものを我慢するのも辛いですし、相手にばかり我慢させるのも気が引けますよね。
3.清潔感の程度
- 「掃除の頻度、バスタオルを洗う頻度」(32歳・会社員)
- 「自分と相手の汚いということに対しての概念。彼はキッチンのスポンジで机を掃除してしまったりするから困る」(29歳・専業主婦)
- 「潔癖症とズボラの人だととにかく合わない。主人が潔癖症で、私がズボラなので毎日ストレスがたまる」(28歳・パート)
どのくらいであれば清潔だと許容できるかも重要です。洗濯や掃除の回数なども、それによって変わってきますよね。
4.将来設計
- 「子どもについて。結婚してからだと遅い」(回答多数)
- 「子どもに愛情をどれだけかけられるか」(27歳・専門職)
- 「住むところ。子どもの有無やタイミング。家は最大の買い物、それがイメージと違うと修正できない」(29歳・会社員)
子どもはいつごろ欲しいのか、何人欲しいのかなどは、事前に話し合っておかないと大問題になりやすいです。またマイホームを買いたいのか、将来住みたい場所はあるのかなども、大きな決断になるため相違があると大変かも。
5.家族との付き合い方
- 「家族との付き合い方」(回答多数)
- 「親の老後について」(33歳・専業主婦)
- 「両親との距離感。自分の実家とはあまりに違っていて戸惑ったから」(38歳・会社員)
結婚するということは、相手の家族とも関係を築くということ。お盆やお正月は絶対に帰らなければならないのか、どれくらい頻繁に会うのかなどは知っておかないと驚いてしまいそう。
6.生活リズム
- 「休日の過ごし方。インドア派とアウトドア派だときつい」(29歳・専業主婦)
- 「休みの日の過ごし方、家事分担。確認しないと喧嘩になるから」(27歳・専業主婦)
- 「睡眠時間の相違。自分は6時間寝たらよく寝たと思うが、相手は9時間以上寝ないとダメらしい」(21歳・専業主婦)
休みの日をどんな風に過ごしたいのかは、人によってさまざま。外に出かけてリフレッシュしたいという人もいれば、家でのんびり過ごしてストレスを解消したいという人もいます。また何時ごろに寝て何時ごろに起きるのかも、違い過ぎるとお互いにストレスに…。
7.異性との距離感
- 「浮気のライン。離婚の原因になるから」(26歳・専門職)
- 「何を束縛と感じるか。何時に帰ってくる、誰と会うなど、どこまで報告するか」(32歳・会社員)
- 「異性との距離関係。浮気などを無駄に心配しないため」(34歳・専業主婦)
どこからが浮気なのかも重要なポイントでしょう。自分が浮気と思っていない行動が浮気と言われ、最終的に離婚なんて話になったら大変です。
8.家事への考え方
- 「家事がどのくらいできるか」(22歳・専業主婦)
- 「自炊の頻度、家事分担など。生活基盤の意識で何かずれがあると大きな歪みにつながると考えているから」(27歳・会社員)
- 「家事へのやる気、分担への意欲や経済感覚。夫の家政婦になる訳ではないので、家事や自分のことをどれだけやってくれるかが大事」(28歳・公務員)
一緒に生活するうえで、家事分担は重要な問題。結婚してからどのくらい家事や育児を行うのか、料理はどの程度できるのかなどは知っておいて損はありません。
9.趣味に対する考え方
- 「趣味に対する考え方」(33歳・専業主婦)
- 「趣味に対してどれだけお金を使うか」(28歳・専門職)
結婚してからも趣味を楽しみたいと思う人は多いでしょう。それを止められてしまうとストレスでしかありません。ただし、どのくらいのお金や時間を費やしても良いのかは人によって意見が違うので、確認しておきたいところ。
女性が考えるプロポーズの理想的なタイミング

結婚するなら、彼からプロポーズされたいなと考える女性もいるかもしれません。そこで続いては、シンフラワー株式会社が女性300名を対象に行った調査を元に「理想のプロポーズのタイミング」ランキングをご紹介します。
1位:なんでもない日
2位:ふたりの記念日
3位:誕生日
4位:クリスマス
実は女性がプロポーズされたい日ナンバーワンは、「なんでもない日」だということがわかりました。理由は、その日が新たな記念日になるから!だとか。素敵な考え方ですね。
プロポーズされたいならすべきアシスト行動♡

彼からプロポーズされたい!と思ったら、ただ待っているだけじゃなくて、こんな行動をとるとアシストできるかもしれません♡ 心理学的視点から考えてみました。
1.補い合える存在だということをアピールする
心理学のSVR理論という考え方では、恋愛を3段階に分けて捉えます。第1段階の「出会い」では外見が、第2段階の「恋人関係」では類似性(自分と相手が似ているかどうか)が重視され、第3段階の「結婚関係」では相補性(お互いが補いあえるか)が最重要とされます。結婚となると、お互いの至らない部分を補い合い、異なる性格や能力を活かし合うことが重要になるので、自分が彼を補える存在であることをアピールするといいかも。
2.長所だけでなく短所も見せておく
心理学では、自分の短所を伝えることで相手にさらに信頼してもらえることを「両面提示」といいます。人は、いいところばかり強調されると、本当かどうか疑ってしまいがち。自分の短所を先に示した上で、それを差し引いてこんなにいいところもあると伝えると、彼はより信頼してくれるようになるはず♡
3.沈黙や無言の時間を楽しめるふたりになる
ある実験において、話をしているときよりも沈黙しているときのほうが男女は深い仲になるという結果が示されました。結婚生活では、あまりに干渉されたり会話を求められたりすると、距離が近すぎるゆえに鬱陶しいと感じることも少なくありません。そのため、一緒にいるときに黙ったままでも居心地がいいと感じさせることが長続きする上で大切!
4.未来への目標・共通の敵を認識し合う
心理学者のヘルブゴールドバーグによれば、仲間意識は3つの段階を経た上で構築されるといいます。
第1段階:役に立つ友情。すなわち利害関係
第2段階:目的による友情。共に同じ目的や共通の敵を持つ友情
第3段階:損得抜きの友情
仲間意識はこの3つを内包した集合体においてつくられます。そのため、結婚後も関係を長続きさせるためには、共通の目標、もしくは敵を認識し合うことが何よりも大切! 例えば、結婚〇年目までにはマイホームをつくろう、お互いの両親に認めてもらおうといった、ふたりだけのミッションを共有し合えれば、きっとその絆の深さはかなりのものになるでしょう♡
5.生活力があるところを見せる
掃除や片付け、料理がそつなくできる、お金の使い方が堅実など、安心していっしょに暮せる生活力をアピールするのもとっても大切です♡ 「家庭的な女性」であることをアピールするというわけではなく、「普通にできる」ことが伝わればOK。結婚したとて負担が大きくなることはない、むしろラク、と思わせたら勝ちです!
【まとめ】
付き合ってから結婚するまでは1~2年というカップルが多いことがわかりました。結婚は人生の一大イベント。だからこそ失敗しないためには相手をよく知ることが重要です。とはいえ、長く交際し続けるとマンネリをおこしたりタイミングを逃す恐れもあります。相性や価値観が合っていると感じたら、早めに自分から結婚の意志をそれとなく伝えておくと良いかも♡







