今年の夏こそやせたい…!みんなが実践しているダイエット法ランキング&モチベ維持のコツまとめ

薄着の季節になると、多くの人が意識し始めるダイエット。「今年こそは理想の体型で夏を迎えたい!」と思いながらも、なかなか続かなかったり、どんな方法が自分に合っているのか迷ったりしている人も多いですよね。世間ではどんなダイエットが人気なのかも気になるところ。

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そこで今回は、暮らしに役立つ情報から仕事、ヘルスケア、グルメなど幅広いジャンルで情報発信しているサイト「WeChoice」が20代〜60代の男女100人を対象に実施したアンケートをもとに、「夏前に気になる体の部位」「やせる目的」「実践しているダイエット方法」など、実際に多くの人が取り入れているダイエット法や意識の傾向についてご紹介。さらに「モチベーション維持しながらダイエットを続けるコツ」も合わせてお届けします!

夏前に気になる体の部位、2位「二の腕」1位「お腹周り」

まずは自身の体型への満足度について聞くと、「全く満足していない(25%)」「あまり満足していない(53%)」を合わせた約8割もの人が不満を抱えている結果に! とくに肌の露出が増えはじめる夏前は、体型に対して理想とのギャップに悩みも多くなりますよね。

そして、夏に向けてダイエットを意識し始めるタイミングは「6月以降(30%)」が最も多く、次いで「5月ごろ(27%)」「4月以前(23%)」。春から初夏にかけて「やばい! そろそろ…」と何らかの行動を起こす人が多いようです。

とくに気になる体の部位については、「お腹周り(57%)」が圧倒的に多く、「二の腕(22%)」との回答も多め。クロップド丈のトップスやキャミソールなどを着るときに目立ちやすい部分ですね。
そのほか「全身」「太もも」「お尻」「顔・フェイスライン」など、いわゆる“部分痩せ”が難しいエリアが多くランクインする結果となりました。

9割以上が「夏前のダイエット経験」あり! その目的は…

実際に夏前にダイエットを経験したことがあるかどうか聞くと、なんと9割以上が「ある(53%)」「毎年している(40%)」いずれかを回答!

ダイエットの目的として、「水着・薄着になるため(59%)」が最も多く、次いで「健康維持のため(21%)」との回答も多め。さらに「気分を上げたいから」「人前に出る機会があるから」「写真映えのため」など、気分やメンタルの向上、ライフイベントに備えて体型を整えたいという声もありました。

夏前のダイエットは単なる「見た目の変化」だけでなく、気分転換や自己肯定感の向上にも役立っているのですね。

今、実践しているダイエットは…2位「宅トレ(YouTubeなど)」1位「食事制限」

夏の今、ダイエット中の人は約6割。主に行っているジャンルを聞くと「食事制限中心(39%)」「運動中心(31%)」の2つが多く、なかには「(食事制限と運動の)両方(31%)」をバランスよく取り入れる“王道スタイル”でのダイエット実践者も少なくないようです。

実際に試したことのあるダイエット方法については、多い順にこのようなランキングとなりました。

1位:食事制限

食事制限は運動に比べて手軽に始めやすく感じる人も多いはず。体重を落とすという意味では、短期間で成果が出やすいイメージもありますよね。ただし、過度な食事制限はリバウンドしてしまう確率も高く、栄養バランスが崩れて健康に影響を及ぼすリスクも。無理なく継続できる範囲でおこなうことが重要です。

2位:宅トレ

自宅でできるトレーニングは、ジムに通う時間がない人や費用を抑えたい人にとって現実的な選択。YouTubeなどの動画を見ながら手軽に始められることも人気の理由です。正しいフォームを身につけることや、モチベーションを維持することが課題となることもあるでしょう。

3位:運動・ジム通い

本格的な運動環境が整っているジムは、効率的にカロリーを消費でき、筋肉量を増やすことで基礎代謝の向上も期待できます。パーソナルジムの注目も高まっていて、食事指導や体質分析を通じて“短期間で結果を出したい人”や“部位別のボディメイクをしたい人”にはぴったり。コスト面がハードルとなりますが、専門的なサポートを受けられる価値は大きいです。

4位:サプリメント

手軽に栄養補給ができるサプリメントは、忙しい現代人にとって便利。サプリメントだけに頼るのではなく、バランスの取れた食事と適度な運動と併用することで、より効果的なダイエットが期待できるはず。

5位:置き換えダイエット

1日のうち1〜2食を専用の食品に置き換える方法は、カロリーコントロールがしやすく、短期間で結果を実感しやすいのが特徴。ただし、栄養バランスを考慮した商品選びと、元の食生活に戻すときの注意が必要です。

そのほか、少数派でしたが6位「マッサージ・エステ」7位「ファスティング(断食)」8位「美容医療(脂肪溶解注射や瘦身施術)」も挙げられました。

全体としては、自分のライフスタイルやコストに合った”手軽で始めやすい方法”が好まれる傾向にあり、「なかなかやせない」「特定の部位だけ落としたい」という場合は、次の一手としてお金をかけてトレーナー指導のもとで効率よくトレーニングをおこなっているようです。

モチベーション維持がむずかしい…ダイエットを長く続けるためのコツは?

ダイエットで最も辛い・続かないと感じることを聞くと、「モチベーション維持(35%)」が最も多く、次いで「空腹感(29%)」「運動の継続(18%)」がランクイン。

ダイエットは短期間で成果が出にくく、とくに食事制限による空腹感は日常的なストレスに。「頑張っているのに満たされない」という精神的ダメージから、やる気の持続が困難になっているようです。

そこで最後に、ダイエットを長く続けるためのコツをご紹介します。

◆ダイエットを継続するコツ

<無理のない目標設定>

短期間で一気にやせようとすると、体に負担がかかり、リバウンドのリスクも高くなります。最初から「続けられる範囲」で目標を立て、生活の一部として無理なく取り入れることが成功のポイント。

<体重や食事を記録>

毎日の体重や食事内容を記録することで、自分の行動と結果の関係が見えてきます。「なぜ増えたのか」「どんな食事が合っているのか」などの気づきを得ることで、より効果的な方法に調整しやすくなります。

<小さな行動から始める>

いきなり大きな変化を目指すのではなく、「1駅分多く歩く」「おやつを1日だけ我慢する」など小さな目標から始めるのがポイント。小さな成功体験を積み重ねることで、自然と習慣化しやすくなります。

<十分な睡眠をとる>

実は、睡眠はダイエットと深く関わっているもの。睡眠不足が続くと、食欲をコントロールするホルモンのバランスが乱れ、過食や間食の原因になりやすくなります。そのため十分な睡眠を確保し、心身のコンディションを整えることが、ダイエット成功の第一歩となりますよ。

また、ダイエットに関する情報を「SNSやインフルエンサーから参考にしている」と答えた人は全体の8割を超え、SNSが主要な情報収集手段となっているようです。
ただ、なかには自己流の方法や健康面で心配なダイエット法も混在しているのが現状。「信頼できる発信者かどうか」「自分の生活スタイルに合っているか」といった視点で、上手に情報を選んでいきたいですね!(Mai)

情報提供元/WeChoice調べ