本を読んでいると、見たことのないような漢字に出会うことってありますよね。「彳む」「簟」のように、日本で長く生活をしていても知らない日本語はまだまだ存在するもの。そんな難しい日本語に遭遇したときに、スラっと読めるとかっこいい! ということで…本日は「あまり知られていない日本語」シリーズからこちらのクイズを出題!
「淼淼」。
水が6個で「淼淼」…「初めて見た!」「何この漢字?」と思った人がほとんどでしょう。既に読み方を知っていたら逆に素晴らしいほど、認知度が低い言葉。同じ読み方が繰り返される「畳語」のひとつなのですが、いったい何と読む?
■ここでヒント!
まずは言葉の意味から確認していきましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「淼淼」の意味は次のとおり。
水面の果てしなく広がるさま。「―たる大海原」
「水」という漢字がたくさん使われていることから少し読み取れるように、“水面が果てしなく広がる様子”を表す言葉。「淼淼たる」「淼淼たり」と、後ろに「たる・たり」を付けて使います。ちなみに「淼淼」をひらがなで書くと「○○○○○○」6文字です。
さて…意味が分かったところで、さっそく正解発表にまいりましょう。
■正解はこちら!
「淼淼」の読み方、正解は「びょうびょう」でした。
普段この言葉を使うことはまず無いと思いますが…海や湖、川などを見たときにこの言葉を思い出してみてくださいね。
CanCam.jpでは毎朝6時に日本語クイズを更新中です。明日のクイズもお楽しみに!(Mai)