【超難読漢字】犬が3つで「猋」読める?
ずっと日本語を使って暮らしていても、世の中にはまだまだ知らない漢字があるものです。ものすごく難しそうに見えて、じつは「読み方を聞いたらおなじみの日本語だった」という漢字も多いですよね。
たとえば、日々の食卓に欠かせない「糵」。
赤ちゃんにとって大事な「お襁褓」。
絶対に聞いたことのある言葉「総総」「兀兀」「温温」など。
そんな知っているのに読めない日本語をご紹介している、CanCam.jpの日本語クイズ。本日のお題はコチラです!
本日のお題は…
犬・犬・犬と書いて「猋」。
じつはこれも、ひらがなで書けばおそらくあなたも知っているおなじみの日本語なのですが…いったいなんと読むのでしょうか?
これだけでは全然想像がつかない!という人も多いと思いますので、ヒントとして言葉の意味を調べてみました。
小学館デジタル大辞泉によると、「猋」とは次のような意味の言葉です。
「渦を巻いて吹き上がる風。局地的な空気の渦巻き。辻風。つむじ。せんぷう。」
小学校のとき、晴れた日の校庭や広場でぐるぐると砂を巻き上げる風の渦巻きを見た経験はありませんか? 小さな竜巻のようなイメージの、あの現象。あれこそが「猋」です。
さて、なんと読むか分かりましたか? では正解を見てみましょう!
正解は……コチラ!
「猋」の読み方、正解は「つむじかぜ」でした。(「飆」「旋風」と書くこともあります)
犬が3つで「つむじかぜ」。昔の人は、数匹の犬がぐるぐると追いかけ合って遊ぶ様子を見て「つむじかぜ」を想像したのかもしれません。
ちなみにこの漢字、「猋る」と書いたときは「はしる」と読みます。読み方を聞けば、面白いほどイメージどおりの漢字なのですね。
【まとめ】
通勤や休憩のお供にピッタリの日本語クイズは、毎朝更新しています♪ 明日も遊びに来てくださいね。
(豊島オリカ)