読めそうで読めない。「挿頭す」って読めますか?

小説や随筆、詩などを呼んでいると「これ、なんて読むんだ?」ということ、ありますよね。何となく優雅なイメージは浮かぶけれど読めない…今日はそんな漢字からの出題です!

「挿頭す」です。なんとなく動作のイメージはつきますが…皆さん、読めますか?それではヒントを見ていきましょう♪

 

ここでヒント!

・ヒント1 言葉の意味を見てみよう

言葉の意味を調べてみると「草木の花や枝葉、造花などを髪や冠にさす」「物の上に飾り付ける」と出てきます。皆さん、「髪に何かをさす」で思い浮かぶのは…「簪(かんざし)」ではないでしょうか?大きなヒントです。

・ヒント2 同じ読み方でも、普段は違う意味で使っています

さて「挿頭す」ですが、実は「か」から始まる3文字。普段は違う漢字、違う意味の…「ICカードを”翳す”」などと使っています。さあ、これでピンときた方も多いのではないでしょうか?

 

これが正解

正解は…「かざす」でした。ヒント1でも述べたように、「髪挿す」が音変化したものと考えられています。同じ読み方なのに普段使う「かざす」とは全く意味が違うって、とっても興味深いですね!もうすぐ夏。久しぶりに開催される花火大会やお祭りなどがありますので、ぜひぜひ素敵な飾りを「挿頭し」て楽しみましょう♡

さて、知っているとちょっと自慢できちゃう日本語クイズは毎朝6時に更新中。明日もぜひ、よろしくお願いします!(筒渕朱音)