【宴会で使いがちです】「闌」読める?ヒントは4文字

読書が好きで言葉に結構詳しい人でも、知らない漢字ってまだまだあるものです。その中には、読めないけれど音で聞けば「知ってる!」と思う言葉もちらほら……。たとえば、「嚬める」「蘞い」「」などは、難しそうに見えて意外とおなじみの言葉なんですよ。
そんな「知っているのに読めない漢字」クイズから、本日のお題はこちら!

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もんがまえ(門)を含む漢字は数あれど、これは見たことないな、と思った人が多いのではないでしょうか。一見知らない言葉に見えるこの漢字ですが、じつはこちらも音で聞けば「あ、知ってる」と感じるであろう言葉です。
いったい何と読むのか、ヒントをもとに推理してみてください。

■ここでヒント!

ヒントとして、まずは言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「闌」の意味は次のとおりです。

「行事・季節などが最も盛んになった時。盛りが極まって、それ以後は衰えに向かう時。また、そのようなさま。真っ盛り。真っ最中。」

ちょっと古風な言葉ではありますが、ある特定の場面においては現代でもわりとよく使われる言葉です。その特定の場面とは、ズバリ「宴会」。職場の飲み会や忘年会、結婚式の披露宴などで「宴も闌ではありますが……」という具合で使われます。
ちなみに、ひらがなで書くと「◯◯◯◯」の4文字です。

さて、そんな「闌」の読み方は? さっそく正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!


「闌」の読み方、正解は「たけなわ」でした!(「らん」とも読みます)
宴会の終わり際に聞く「宴もたけなわではございますが〜」という言葉は、漢字で書くとこんなふうになるんですね。ちなみに、たけなわにはもう1つ「酣」という漢字があります。この機会にぜひセットで覚えてみてくださいね。

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(豊島オリカ)