知ってるようで意外とあやふや…「黄疸」読める?意味分かる?

ちょこちょこ見かける漢字でも、読めそうで読めないままスルーしている日本語ってありませんか? たとえば仕事で使う「凡例」「貼付」や、釣り好きな人が使う「釣果」など。
そんな、身の回りにある「読めそうで読めない日本語」クイズ、本日のお題はこちらです!

「黄疸」
医学用語なので普段の会話にはあまり出てこないものの、健康について調べているとたまに目にする単語です。読み方だけでなく、言葉の意味についても「なんとなく分かるような、分からないような」とあやふやに感じる人が多いのではないでしょうか。せっかくなので、正しい読み方と意味をここで覚えてしまいましょう。

◆ここでヒント!

読み方を探るヒントとして、まずは言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「黄疸」の意味は次のとおりです。

胆汁色素が血液中に増加し、皮膚や粘膜が黄色くなる状態。胆嚢(たんのう)・肝臓の病気、赤血球が多量に破壊される病気などで起こる。

身近な人が肝臓や胆嚢の病気を経験していれば、「肌が黄色っぽくなった」という話を聞いたことがあるかもしれません。これは、赤血球の中にある黄色い色素(ビリルビン)の異常増殖などが原因であると言われています。
さて、そんな「黄疸」はいったいなんと読むのでしょうか? さっそく正解を見てみましょう。

◆正解は……こちら!

「黄疸」の正しい読み方は、「おうだん」でした。
ちなみに、生後4〜5日くらいの生まれたての赤ちゃんは血中のビリルビン濃度が濃いため、健康体でも黄疸がよく見られるとのことです(※場合にもよりますので、心配なことがあれば医師に相談してください)。

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(豊島オリカ)

 

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