金＋武で「錻」なんて読む？難しそうだけど、絶対知ってる言葉です

普段カタカナで見かけることが多い単語って、漢字表記だと全然読めない、知らない言葉に見えることも多いですよね。たとえば、洋服にも使われる「釦」、朝の身支度で活躍する「鏝」、有名な歴史上の人物「奈破崙」など。あなたはいくつ読めましたか？
そんな「知っているのに読めない言葉」クイズから、本日のお題はこちら！

「錻」。
金＋武、という組み合わせのこちらの漢字。じつはこれも、読み方で聞けば結構おなじみの言葉なんです。いったい何と読むのか、ヒントをもとに推理してみてください。

■ここでヒント！

・ヒント1　どんなもの？

まずは言葉の意味を確認してみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「錻」とは「薄い鋼板に錫（すず）をめっきしたもの」です。

・ヒント2　レトロ

「錻」は、ちょっとレトロな雰囲気のある素材として、インテリア雑貨や缶、植木カバー、おもちゃなどによく使われています。

・ヒント3　カタカナで何文字？

「錻」をカタカナで書くと、「○○キ」の3文字です。

さて、そんな「錻」の読み方は？　さっそく正解を見てみましょう。

■正解は……こちら！

「錻」の読み方、正解は「ブリキ」でした。
ブリキ（blik）は、もともとオランダ語。ヨーロッパ生まれのブリキは明治時代に日本に伝わったと言われ、加工しやすく錆びにくく安全性も高いことから、缶詰やおもちゃなど幅広い用途で重宝されてきました。現在でもシャビーシックな雰囲気が愛され、インテリア雑貨などに多く用いられています。
ちなみにブリキの漢字表記としては、「錻」の他に「錻力」というものもあります。