ずっと日本で暮らしていても、読めない漢字ってまだまだたくさんあるものです。たとえば「廿」や「卅」、「噯」などは日常ではあまり出会うことがなく、読もうとしてもなかなか読めない漢字です。
本日の漢字クイズも、そんなちょっと珍しい漢字の読み方から。お題はこちら!
「鎌鼬」。
鎌はともかく、鼬という字は「初めて見た」という人も多いのではないでしょうか。こちらの熟語は何と読むのか、ヒントをもとに推理してみてください。
■ここでヒント!
・ヒント1 自然現象
「鎌鼬」とは、ある自然現象を指す言葉です。と言ってもこの現象は非常に珍しく、実際に遭遇したことがある、という人はかなり貴重です。
・ヒント2 動物に関係がある
「鎌鼬」という言葉の中には、ある動物の名前が隠れています。
・ヒント3 ひらがなで何文字?
「鎌鼬」をひらがなで書くと、「○○○○○」の5文字です。
今回のお題はちょっと難しいかもしれません。分かった人は、かなりの博識かも! さて、そんな「鎌鼬」の読み方。この辺りで正解を見てみましょう。
■正解は、こちら!
「鎌鼬」の読み方、正解は「かまいたち」でした。
「かまいたち」とは、
「突然皮膚が裂けて、鋭利な鎌で切ったような傷ができる現象。特に雪国地方でみられ、越後の七不思議の一つとされる。」(小学館『デジタル大辞泉』より一部抜粋)
というものです。非常に珍しい現象で、どんな仕組みで起きるのか科学的にはまだ解明されていません。昔の人はカマイタチという妖怪の仕業だと考えていた、と言われています。
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(豊島オリカ)
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