「督促」正しく読めます…よね?「さいそく」は不正解!

正しく読めていると思い込んでいた熟語が、じつは違う読み方だった!……という経験はありますか? たとえば「頒布」「遁走」「汎用」などは、間違った読み方で覚えてしまいやすい日本語です。あなたは正確に読めているでしょうか?(気になる正解はリンク先をチェック!)
本日の漢字クイズも、そんな「読めそうで意外と読めない日本語」に挑戦していただきましょう。お題はこちら!

「督促」
こちらの日本語、もし「さいそく」と読んでいたらそれは間違い。「なんて読むんだっけ……」と迷ってしまった人は、このクイズで確認して覚えちゃいましょう。

■ここでヒント!

読み方を探るためにも、まずは言葉の意味をきちんと確認しておきたいところ。小学館デジタル大辞泉によると、「督促」の意味は次のとおりです。

1 約束の履行(りこう)や物事の実行をうながすこと。せきたてること。
2 税法上、租税が期限までに納付されない場合、その納付を催告する行為。また、強制徴収の認められる公法上の金銭債権についても行われる。

意味としては「催促」をもう少し強めにした言葉、というイメージでしょうか。「図書の返却を督促する」「督促状を発送する」という具合で使われます。法律や公的文書にも関わる日本語で、やや堅めの印象がありますね。
ちなみに、ひらがなで書くと「と◯◯◯」の4文字になります。

さて、そんな「督促」の正しい読み方は……? さっそく正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!

「督促」の読み方、正解は「とくそく」でした。
「督」という字は、よく見ると「監督」「提督」などにも使われている漢字です。読み方に迷ったら、「監督のトク」と思い出すと良いかも?

CanCam.jpでは、毎朝6時に日本語クイズを更新しています。読めそうで読めない日本語はまだまだたくさんあるので、他の問題にもチャレンジしてみてくださいね!
(豊島オリカ)