大人は正しく知っておきたい!「香しい」の読み方、分かる?

日常的に使っている漢字でも、送り仮名が変わると急に読めなくなっちゃうことって結構多いものです。たとえば「約める」「焼べる」「宛も」…など。あなたはいくつ読めましたか?
そんな「知っているのに読めない」漢字シリーズ、本日のお題はこちら♪

「香しい」。
この日本語の読み方、分かりますか? もちろん「かおりしい」ではありません。読み方のヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。

1 よいにおいがする。香りがよい。
2 心が引かれる。好ましい。すばらしい。
(小学館『デジタル大辞泉』より)

ひとつめの意味は、漢字そのまま「よいにおいがする」というもの。「香しい花の匂い」といった使われ方が一般的です。そしてふたつめの意味は、ちょっと風流に「心がひかれる」というもの。こちらは主に小説などで使われる表現で、日常ではあまりなじみがないかもしれませんね。
さらにヒント! 「香しい」をひらがなで書くと……「○○○しい」の5文字です!

さて、そんな「香しい」の読み方は? 正解を見てみましょう♪

「香しい」の読み方は、「かぐわしい」でした!(「かんばしい」と読むこともあります)
ちなみに、意味が似ている言葉で「こうばしい」というものがありますが、こちらは漢字で書くと「香ばしい」となります。送り仮名の違いで読み方が変わるので、ちょっと注意が必要ですね。

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(豊島オリカ)

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