やっほ~! 恋に疲れた男女大集合~! 婚活どころじゃない独身ライターの連載にようこそ。初めましての方は「結婚がすべてじゃない時代だからこそ「結婚」してみたい。|彼氏なし歴4年の25歳こじらせライター・ルーシーの婚活日記vol.1」を読んでみてくださいね。
さあ、今回はマッチングアプリ初心者のルーシーが出くわした、ロールキャベツ男子T君のとの秘密の恋のお話。さっそく行ってみよ~!
代官山在住の草食系男子
友人から「やっぱり時代はマッチングアプリ。いきなり顔が好みの人と出会っていくほうが、合コンよりも圧倒的に効率よくない?」というゴリ推しをくらってから興味が出始めた私。ものは試しということで使ってみることに。するとさっそくドドド・タイプの塩顔男子とマッチングが成立。前世で先祖はいったいどんな徳を積んでくれたのだろう?そんな疑問を抱えながら代官山へとGOしました。(※まんえん防止措置適用前のお話です)
顔が圧倒的タイプのロールキャベツT君
マッチングした草食系男子T君、第一印象は「ハイ顔が、好み~!」って感じでした。だってものすごく俳優の高橋●生さんみたいな目尻をしていたから。しかし会話を進めていくと、T君が住んでいる場所は代官山で待ち合わせ場所も代官山。26年間伊達に生きてないので、第六感が働きはじめました。“あ、これはもしかするとワンナイト狙いだな”と。草食系の面をかまえた、ハイエナ君だなと。そう、きっとT君はロールキャベツ男子だったのです。
二次会はカジュアルなBarで
一次会のちょっとお高めな和食屋さんを出て、時刻は22時半。もう帰ってもいいかな~と思っていたところ「もう一軒行く?」との提案が。ロールキャベツ男子の考えることはよくわからないので、さらなる理解を深めるべく、カジュアルなBarへと向かいました。
Barでは、ロールキャベツT君とお互いの恋愛観を根掘り葉掘り。ちなみにITサービスのベンチャー企業を経営していることも判明。「もう大人な年齢だしってことで。体からスタートする恋愛は何回くらいしたことある?」とか「付き合うとかって30歳にもなるとよくわからないんだよね」とか、話せば話すほど“ワンナイト狙いじゃん…。よくあるネット恋愛記事で『クズ男の特徴』ってまとめられてるやつじゃんT君…”。まあでも、正直共感できるところも多かった。
「かわいい、好き」と言ってキスをする
いよいよ終電が近づいて来て、二軒目が終了。家路につくべく、駅に向かっていたところ、手をにぎられて、ふと引き止められて、マスクを取られて耳元で「かわいい…」とささかれてキスをされました。
“あ、知ってる。この『かわいい』は、ディ●ニーキャラがかわいいとか、キテ●ちゃんがかわいいとか、そんなレベルの『かわいい』で、今日抱くための免罪符みたいなものだ。というかコロナ禍って、キスするときにいったんマスク外すっていう工数増えたな”
と、このとき私の脳内はしごく冷静で、今夜このままいいかもな…ってT君の家へ。その後はご想像に〇%*(”#&+%Q…。
ワンナイトは予感と余韻を楽しんで
ワンナイトの基本は「期待しないこと」と「楽しむこと」。ロールキャベツ男子T君に関しては「すごく好き」っていう感情はもちろん無かったですが「イヤじゃない」とか「尊敬できるところはある」とかっていうのはあって、不思議と肌を合わせても大丈夫でした。感情がこれから追いついてくるかもな?という予感も少しばかりは、まあ…。
マッチングアプリ内でしかやりとりをしていなかったのですが、“別に、連絡先を交換しなくてもいっか…そういう縁だったってことで”と思っていたところ、翌朝駅まで送ってくれ、連絡先も聞かれ、わりと手厚いアフターケアの代官山ロールキャベツ男子に少しびっくりしつつ、余韻に浸りながら家路に着いたのでした。(完)
ミッションリミットまであと336日! To be continued……