■後輩の心をつかむ先輩になるためのテクニック
社会に出てから、時間の流れるスピードが猛烈に速く感じるようになったという人は多いのではないでしょうか。
職場で一番下は自分だったのに、いつの間にか後輩ができていて、指導する側の気持ちなんてまだよくわからない!というあなたのために、今回は後輩に好かれる先輩になるための心理テクニックをご紹介いたします!
【1】監視するより責任を持たせる
先輩として後輩と接していると、やはり至らないと感じる部分が目についてしまいますよね。
気になるのはわかりますが、ことあるごとに世話を焼かれるのは、心境としては監視されているのとあまり違いはありません。
それよりは、明確に「ここからここまでは任せる」という権限をもたせ、その範囲内のことには口を出さず、結果を待ちましょう。
責任ある仕事をさせてもらっているという自信に繋がり、モチベーションも上がるはず。
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【2】性格を適当に言い当てる
性格を表す概念はどれも明確に定義づけようのない曖昧なものばかりなので、ある意味誰もが明るくて暗く、また怠け者であり勤勉であると言えます。
正味な話、適当に言っても誰しも何かしら思い当たる節はあるものなので、それを目上のあなたから言われたら、後輩は見透かされたような心地になるかもしれません。
そのことが2人の距離を縮めるきっかけになりうるので、折を見て試してみてくださいね。
【3】「指示」せずに「確認」で動かす
常にやることを具体的に指示してしまうと、誰かに操縦されるロボットのような気分になり、主体的に考える習慣がつかなくなってしまいます。
時間の制約はあるでしょうが、なるべく今自分が何をすべきなのかを目的から逆算して考える時間を与えてあげましょう。
自ら考えて動くことで意欲が上がり、やりとりの内容もより深いものになり、親密なコミュニケーションを促進します。
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【4】自分の短所をさらけ出す
後輩の前では完璧でありたいという気持ちはわかりますが、その思いは壁となって後輩とのコミュニケーションの妨げになることも。
むしろ、包み隠さず苦手なことやダメなところを見せたほうが、心を開いている印象が強くなり、愛着を持ちやすくなります。
4つのテクニックを紹介しましたが、これらをやっきになって活用しようとすると「先輩めちゃくちゃぐいぐい来るじゃん」とうっとうしく思われてしまうかもしれないので要注意です。
干渉しすぎてしまわないように、紹介したテクニックは、一定の距離は保った上で、少しずつ試してみてくださいね。
(ライター:脇田尚揮)
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