【心がけ次第で何倍にも人生を充実させる心理テクニック】
身の回りの人を見ていて、いつもキラキラ楽しそうに暮らしている人に対して憧れを抱くことはありませんか?
特に派手な遊びをしなくても、何かに没入していなくても、心がけ次第で幸福感は大いに変わるもの。そこで今回は、「人生を楽しく充実させる方法」をご紹介いたします。
■「思考停止法」で楽観的になる習慣作り
幸福感を得やすい体づくりのために習慣化するといいことのひとつに「思考停止法」というものがあります。
ネガティブな考えが浮かんできたら、「ストップ」と声に出したり、頬を叩くなどして考えるのを止めるきっかけを作るのです。
ミスや課題と向き合うのは大事なことですが、考えれば考えるほど気が滅入ったり、答えのないループに陥ってしまう事柄もあります。そういった事柄とそれ以外を見分けられるように少し意識してみましょう。
■幸せになるには人も自分も褒めまくる
人は性格や行動において「自分はこういう人間だ」という心理的なセルフイメージを持っています。
そして自分が思い描く自分自身のイメージは高ければ高いほど眠っている能力を開花させることができ、逆に低ければ目標を達成すること自体が困難になると言われています。
つまり、セルフイメージを高めるのが重要なポイントになってくるのです。そのために簡単にできることが「自分も他人も褒める」こと。
人間の脳には「主語を認識せずに処理する」という機能があるため、他人を褒めた言葉も自分に対しての言葉のように認識するところがあるのです。そうすれば、自尊心が自然と高まるはずです。
■自分へのご褒美をたっぷり用意すべし
人は誘惑に弱い生き物。目標に向かって幸せになるには、誘惑を振り払う強い意志が必要な場面に何度も遭遇することでしょう。しかし、逆にその誘惑をうまく活用することだってできます!
そのために重要になるのは「報酬」すなわちご褒美です。心理学者スキナーは、報酬を用意することで意欲を高めるエンハンシング効果を提唱しました。自分を動かすために「どんなご褒美をどれだけ用意しておくか」を意識してみましょう。きっと自然にやる気を出すことができます。
■ケンカっぱやい人は……
心の健康はまず体の健康あってこそ。どんなにハッピーでも、身体が不調だとそれを感じることができないものです。
デューク大学のR・ウィリアムズの追跡調査によると、誰とでも張り合おうとするケンカっぱやい人は、心臓病にかかる確率も死亡率も、そうでない人の5倍も高かったという結果が出ています。
もしもライバルと勝負することがあるとすれば、勝っても負けてもその結末はサラリと受け入れるのがいいでしょう。さほど強い気持ちで臨んでいなかった勝負でも、負ければ悔しいもの。よほど譲れないものを賭けた勝負でもなければ、勝負そのものをやめてしまってもいいのです。
「がんばる」ことは礼賛されがちですが、心理学的に見るとあまり歓迎されるものではなかったりします。なぜなら、がんばることは「無理をする」ことと表裏一体だから。
最近楽しくない、気持ちが晴れないと感じるときは、いかに自分の精神に負荷をかけず無理を避けるかという点を意識してみてください。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。
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