■正しい意味は?「穿った見方」は、むしろするべきかもしれません
当たり前のように使っていた言葉なのに、実際は意味を間違えて覚えていた……という経験、ありませんか?
そういった言葉って、そもそも間違っていること自体、気がつきにくいものですが……。
今回は、そんなややこしい日本語に関するクイズを出題します。コチラ!
「穿った見方」って、意味を説明できる?
「穿(うが)った味方」とは、次のどちらの意味が正しいか、選んでみてください!
1 「物事の本質を捉えた見方」
2 「疑って掛かるような見方」
決まりましたか? では、答えを確認してみましょう。
■正解は…コチラ!
意味を確認してみましょう。
「穿った見方」の意味は……
1 「物事の本質を捉えた見方」
でした!
文化庁が発表した、平成23年度の「国語に関する世論調査」では、
本来の意味とされる「物事の本質を捉えた見方」で使う人が26.4%
本来の意味ではない「疑って掛かるような見方」で使う人が48.2%
という結果が出ています。
「穿つ」とは本来、「穴を掘る」「貫く」という意味の言葉。転じて、物事を深掘りして「本質的な部分を的確に言い表す」といった意味合いも生まれました。
「ひねくれている」といった意味は本来、ないのですね。(薄井大輔)
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