ひとつひとつの漢字はわかるのに、熟語になったとたん読み方が分からなくなる漢字があります。
例えば「人鳥」、「点袋」などなど。漢字はわかるのに、なんだかもどかしいですよね。
ということで、今回の問題に参りましょう。お題はコチラ!
「雨虎」。ひとつひとつは見たことのある漢字ですよね。もちろん「あめとら」ではありません!
小学館デジタル大辞泉でまず意味から確認してみましょう。意味はコチラ。
潮間帯にみられ、体長約40センチ。ナメクジに似て軟らかく、体内に薄い貝殻をもつ。体色は黒褐色で白斑がある。刺激すると紫色の汁を出す。春先、「海ぞうめん」とよばれるひも状の卵を産む。
なんと「雨虎」は生物の一種でした。字面からは少し気持ち悪い感じがしますね…。
ここでもうひとつヒント! 実はこの漢字、「あめ○○○」と読みます。この生物を知っていたら読み方は想像できるのではないでしょうか。
では正解を見てみましょう。正解はコチラ。
「あめふらし」でした。読むことはできましたか?
「虎」という感じが入っていますが、実際はころんとしていて虎には程遠い形をしています。海にいる生物なので、運が良ければ実物を見ることができるかもしれません!
CanCam.jp では毎朝6時に漢字クイズを更新しています。他の問題にもぜひチャレンジしてみてくださいね!(岩川菜奈)