好きと依存ってどう違う?恋愛体質を卒業する方法
恋人への依存。少しくらいなら良くても、あまりに重いとお互いに疲れてしまうし、上手く続かないケースが多いですよね。依存するのを許し続けてしまえば、大きなトラブルに発展することも…。今回は、「好き」と「依存」の違いと、バランスをコントロールするためのポイントをまとめました!
Contents
「依存」と「好き」の違いは?意味をチェック
まずは「依存」の意味を辞書で調べてみました。
他に頼って存在、または生活すること。
依存は、“それがないと生きていけない”ということ。また、「好き」を改めて調べると
心がひかれること。気に入ること。
片寄ってそのことを好むさま。
といった意味なので、依存よりも多少はライトなイメージです。依存は自分の生活にまで、行動や気持ちが入り込んでしまうイメージでしょうか。
依存と好きのバランスをコントロール!自立した人になるには
恋人に依存せずに、自然体でいる。そんなバランスの取れた人の特徴をまとめました。
1.自分らしく生きる人
- 「自分のやりたいことをやりたいように。夢に向かって頑張っている人」(29歳)
- 「天真爛漫な人」(22歳・会社員)
- 「猫かぶったり、自分を取り繕って過ごさない人」(21歳)
ちなみに天真爛漫とは「飾ったり気どったりせず、ありのままであること」をいいます。「素の自分でいること」が表現された言葉ですね。本来の自分を隠さず、さらけ出すことが大切です。
2.表裏がない人
- 「人によって態度を変えない、声を変えない人」(21歳)
- 「深くマイナスに考えず、裏表のない人」(18歳・)
- 「嘘偽りのない感情を持ち素直な人」(28歳)
誰に対しても同じ態度の人は「これが本来の姿なんだろうなぁ」と感じることができ、「自然体な人」を感じさせることができそうです。自分を着飾らないことが大切ですね。
3.周りに流されない人
- 「人の意見や好み、世間の流行に惑わされない人」(27歳)
- 「自分の芯を貫いている人」(21歳)
- 「無理せず自分のペースで、周りに流されない人」(36歳)
周りに流されないということは、自分の芯を持っているということ。人の意見を取り入れることも大切ですが、自分の芯を持つことが自然体に繋がるようです。
お互いに居心地のいい関係を築くには
続いて、男女それぞれに居心地のいい異性の特徴を聞いてきました。共通点がわかれば、お互いに居心地のいい関係が築きやすいかも♡ まずは、女性が考える居心地のいい男性の特徴をご紹介します。
女性が思う居心地のいい男性の特徴
1.何でも話せる
- 「自分の話をよく聞いてくれる」(回答多数)
- 「何でも話せる」(25歳)
- 「自分の意見などを素直に言える」(23歳)
- 「どんなことでも相談を聞いてくれる人」(19歳)
自分の考えや行動を肯定して応援してくれたり、小さなことでも褒めてくれたり。そんな相手だと自分の意見や相談をなんでも話せる存在になっていきますよね。なにか言うと「それダメじゃない」と否定されたり、自分の考えを押し付けられては話す気も失せます。思わず話したくなってしまう相手だと居心地よいですよね。
2.価値観や好みが同じ
- 「波長や価値観があう」(回答多数)
- 「ペースが同じ」(37歳)
- 「自分と似た人」(27歳)
価値観が同じ、ペースが同じ、など自分と似た人であれば自分が我慢をして相手に合わせる必要もないので楽。好きなことが一緒だと、それだけで楽しさ・幸せさが倍増します。話が合う・楽しいと思うことが同じ・笑いのツボが合うなど、自分が何を大事にしていて、同じだと心地良いと感じるのか考えてみるのも良いですね!
3.優しくて包容力のある人
- 「優しい」「穏やかで落ち着いている人」(回答多数)
- 「穏やかな口調や行動」(25歳)
- 「おおらかな人」(19歳)
- 「包容力がある人」(15歳)
「優しい人がいい」というのは、「ネガティブなことを言わない」「相手のことを受け入れ、大事にしれくれる人」「穏やかな口調や行動」などがあってこそ。一緒にいて気疲れしてしまうような言動・口調では、楽しいはずの恋人との時間が嫌なものに。お互いを思いやれれば、それだけ相手のことを大事にしていると愛情が伝わってきます♡
4.沈黙でも苦でない人
- 「沈黙でも苦じゃない」「うるさくない」「話をしなくても焦らないでいられる」「無言でも過ごせる人」(回答多数)
- 「お喋りじゃない穏やかな人」(28歳)
- 「話さなくてもいい人」(29歳)
- 「何も会話がなくても、安心できると居心地がよいなと思う。静寂が苦じゃないような感じ」(19歳)
沈黙が続くと、普通なら「なんか次の話題を考えなきゃ」と思いますよね。しかし心地よい相手であれば、無言でも沈黙が気にならない。そんな会話がなくてもお互い穏やかな時間を過ごせる相手は、心を許せている証拠なのかも。
5.小さなことでも笑ってくれる
- 「目が合ったら笑顔を見せてくれる、笑顔がすてきな人」「小さなことで笑ってくれる・笑い合える」(回答多数)
- 「とにかく笑顔で自分を肯定してくれる」(26歳)
- 「どんな話にもよく笑ってくれる人」(28歳)
- 「失敗しても笑ってくれる」(21歳)
- 「笑っていられる」(21歳)
小さなことでも笑いになる、どんな話にも笑って聞いてくれる。そんな笑顔にしてくれる相手って素敵ですよね。笑顔は誰にでも伝染しますし、どんな瞬間でも楽しい幸せな気持ちにしてくれます。
6.一緒にいても気を遣わなくていい
- 「変に気遣うことのない人」(回答多数)
- 「一緒に居ても気を使いすぎない、昼寝ができる」(20歳)
- 「会話が続く、向こうからも興味を持ってもらえる、気をつかわなくて良い」(30歳)
「無言の時間が耐えられない」もそうですが、相手の顔色を伺っているのでは気疲れしてしまいます。相手から会話を振ってくれたり、眠くなったら「ちょっと寝るね」と素の自分でいられたり。お互いのことを大事にすることも大切ですが、それと同じくらい自分の気持ちも大事にできるような変に気を遣わない関係性が良いですよね。
7.趣味が合う人・理解してくれる人
- 「趣味が合う人」(回答多数)
- 「自分の趣味に理解があって一緒に楽しんでくれる」(26歳)
- 「共通の趣味で一緒に遊んでいるとき」(19歳)
- 「自分の趣味を否定しない」(38歳)
- 「趣味があって優しい人」(18歳)
価値観や好みもそうですが、趣味が合うのも大事な要素。一緒に趣味を楽しめるって嬉しいですよね。もしも趣味が違ったとしても、理解を示してくれ、一緒にしてくれるのも◎。
8.お互いに別のことをしても気にならない
- 「何も口出ししてこない」(29歳)
- 「お互いの時間を大切にしてくれること」(29歳)
- 「空気みたいな存在だと感じたとき」(27歳)
- 「つかず離れずのちょうどよい距離感を保てるとき」(30歳)
- 「お互いに同じ空間で別のことをやっていても気にならない人。詮索してこない人」(23歳)
束縛が多かったり、毎日会おうとしたり。もちろん恋人と過ごす時間も大事ですが、お互いの時間を大切にできるのも大事なこと。友達と過ごす時間や趣味の時間、また同じ空間にいても別々のことをしていても、それを尊重できるのはお互いを信頼しあっている証拠なのかもしれませんね!
9.楽しい人
- 「楽しい人、面白い人」(回答多数)
- 「オープンマインドな人」(36歳)
- 「おしゃべりが楽しい人」(23歳)
- 「話していて楽しい人」(18歳)
- 「話しやすい雰囲気、気遣いができる」(18歳)
エンドレストークをするわけではありませんが、会話をするときには楽しいのが良いですよね。自分のことをたくさん話してくれる、聞いてくれる、そしてつい笑ってしまう。そんな空気感で会話ができるのは楽しいですよね!
男性が思う居心地のいい女性の特徴
続いて、男性が考える居心地のいい女性の特徴をご紹介します。
1.無理をしなくていい人
- 「自然体でいられる人」(回答多数)
- 「しゃべらない時間も心地よい人」(回答多数)
最も多く挙がった回答が「自然体でいられる人」という回答でした。誰でもありのままの自分でいる状態が気楽で落ち着きますよね。中でもふたりで一緒にいたときに無言で過ごしても気まずくないかという点について多く意見が挙がりました。無理に話を盛り上げなきゃという風になると気疲れしますし、無言でも心地よいかという点が重要になるようです。
2.相性が良い人
- 「価値観が合う人」(回答多数)
- 「気が合う人」(回答多数)
- 「話が合う人」(回答多数)
- 「熟年夫婦のようにぴったり寄り添うときと少し離れるときの、よい距離感の取り方の感覚がお互いに合っているとき」(28歳)
続いて多く回答が挙がったものが「価値観や話が合うか」と言った点でした。価値観や好みの違いは喧嘩につながったりするので一緒であることが心地よさにつながるのには納得がいきますよね。
3.気配りができる人
- 「優しい人」(回答多数)
- 「気遣いができる人」(回答多数)
- 「素直にありがとうを言える人」(33歳)
「優しい人」という回答も多く挙がりました。優しい人や気が利く人のほうが一緒にいてよい気分になりますよね。距離が近いからといって自分本位になるのではなく、相手への配慮を忘れずに接することが大切です。
4.自分を受け止めてくれる人
- 「自分を肯定してくれる人」(回答多数)
- 「話を聞いてくれる人」(回答多数)
- 「包容力や安心感のある人」(回答多数)
自分を受け止めてもらえる喜びって大きいですよね。また、受け止めてもらえるという信頼関係があるからこそ自然体の姿にもつながるのではないでしょうか。自分と異なる人を受け入れ続けることはそう簡単なことではないですが、まずは「否定しない」というところから心がけてみるとよいのかもしれません。
5.明るく楽しい人
- 「よく笑ってくれる人・明るい人」(回答多数)
- 「楽しい人」(20歳)
- 「他愛もない話で盛り上がれる時」(21歳)
自分が落ち込んでいても、他愛ない話をしているうちに自然と笑顔になった経験を持つ人は多いと思います。周りの人の気分や態度が自分の感情にまで影響することからも、やはり近くには笑顔で明るい人がいてほしいと思う人が多いのではないでしょうか。
6.落ち着いてる人
- 「感情の波がない」(27歳)
- 「落ち着いた人。自分に自信を持っている人」(32歳)
周りの人の態度や感情は自分の感情にも影響します。落ち着きない人の近くにいれば自分も落ち着かないと感じやすいと考えると、落ち着きがある人と一緒にいるほうが居心地よく感じやすいのでしょう。
男女それぞれのアンケート結果から
- 価値観が合う
- 楽しい
- 一緒にいて気を遣わない
特にこちらの3つを意識すると、居心地のいい関係性が築きやすそうです!
好きより依存が大きい人への対処法
続いて、相手が自分に依存しているな…と思ったときの対処法をご紹介します。
1.「無理なものは無理」と冷静に伝える
恋人からの依存が重く感じて「これ以上はやめてもらいたい」と思うレベルに達しているなら、本人にきちんと伝えることも大事です。喧嘩になるのが面倒で、相手の要求を受け入れ続けてしまうと、どんどんエスカレートしてしまう場合も。感情のままに話し始めてしまうと、喧嘩が起こりやすくなるため、できるだけ口論にならないよう、冷静に落ち着いて本心を伝えるようにしましょう。
2.趣味が見つかるように手伝う
相手に、恋愛以外のことに関心を向けてもらえれば、今よりも依存される度合いは低くなりますよね。なんの趣味もない恋人に依存されているならば、趣味が見つかるようにサポートしてあげるのも大事なこと。最初は一緒に楽しめる趣味を見つけるような方法でも、恋人がその趣味にハマってくれれば、そのうちにひとりの時間も楽しめるようになるはず!
3.恋人が不快にならない程度に受け流す
重い恋人の行動をすべて受け止めるのはストレスがたまります。ある程度重たい言動を受け流すのは、上手く付き合うための手段です。あからさまにスルーするとさすがに怒るので、「そうだね、わかる」のような簡単で肯定的な相づちをしてみましょう。手をつなぐ・頭をなでるなどのスキンシップで反応する、受け流すコミュニケーション術を身につけることもおすすめです。
4.しっかり愛情表現をする
重い恋人には重い行動を…とまではいきませんが、相手が納得するくらいの愛情表現をするといい関係性が築けるでしょう。重い人は恋人からの愛情不足ゆえに、さみしさでつい束縛してしまうことも。日頃から「好きだよ」といったりハグをしたりと、わかりやすい愛情表現で安心感を与えてみてください。
5.事件に発展しそうなら親や専門家への相談を
依存の具合が病的で「このままだとヤバいかも?」と感じるのならば、早めに親などの信頼できる人や、弁護士などの専門家に相談しておくと安心です。「このくらいで相談するのは早いかも」「周りに言ったら、ドン引きされるかも」などとためらっているうちに、事件が起きてしまったら大変。「相手の行動、ちょっと変かも」と思った時点で、冷静な対処を心がけて。
あなたの恋愛依存度を心理テストでチェック!
最後に、あなたの恋愛依存度を心理テストでチェックしてみましょう。気になる方は早速チェック♡
【まとめ】
好きな気持ちが大きいのは素敵なことですが、相手を困らせたり自分が苦しくなるほど依存するのは、良い関係になりません。程よい距離を保ちつつ、恋人関係・夫婦関係が築けるとずっと仲良しでいられそうですね!