すぐ別れるカップルにありがちなことは?長続きの秘訣も
「この人とは短い付き合いで終わりたい」と思ってお付き合いをする人はほとんどいないのではないかと思います。 だけど、実際には「すぐに別れてしまうカップル」が、なかなか多いもの…。それっていったい、何が原因なんでしょうか? 今回はすぐ別れてしまうカップルの特徴や、長続きする秘訣をまとめました!
Contents
すぐ別れるカップルの特徴は?
1.時間への価値観が合わない
- 「どちらかが時間を守らない」(20歳・学生)
- 「生活リズムが極端に合わなかったり、急に呼び出されたり…芸能人のマネージャーをやっていた人とは全然続かなかった」(30歳・専門職)
- 「生活時間帯が合わないなど、価値観の違い」(24歳・専門職)
- 「休みが合わないなど、会える時間が少ないとき」(27歳・会社員)
- 「お互いに会いたいと思うペースが違う」(27歳・その他)
最も回答が多かったのがこの「時間にまつわる価値観の違い」。時間を守らない、生活リズムや休みが合わない、会いたいと思うペースが違う…。付き合うということはお互いの時間を相手に割く、ということ。その「付き合う」の基本が合わないと、やはりどうしても長続きはできないのかもしれません。
2.それ以外の価値観が合わない
- 「金銭感覚が違い過ぎた」(26歳・会社員)
- 「嫌いなことが合わない」(31歳・会社員)
- 「どちらかに恋愛よりも最優先することがある」(27歳・会社員)
「時間」以外でも、何かが致命的に「合わない」と、続けるのはなかなか難しいですよね。金銭感覚が違いすぎれば、やっぱりデートのお店やプレゼントを選ぶのひとつでもうまくいかなそうだし、どちらかが恋愛を最優先、どちらかがそれ以外の何かを最優先にしていると、まず間違いなく「●●と私どっちが大事なの?」論争になります。
そして意外と盲点なのが「嫌いなことや許せないことが合わない」場合。「好きなことが合わない」なら、これから好きになれる可能性もありますが、「嫌いなことや許せないこと」が変わる可能性は、そこまで高くありません。付き合う前に、このあたりの感覚がどうかを見極めておきたいものです。
3.性格が合わなかった
- 「すぐ感情をあらわにする人とのお付き合いはうまくいかない」(23歳・会社員)
- 「付き合ってみたらあまり相手を好きじゃなかったのか、話が続かなかった」(19歳・学生)
- 「相手のことを知りたがるわりには、ささいなことが許せないとき」(24歳・会社員)
そして別れの定番「性格の不一致」。性格が合わなかったり、なんだか話が続かなかったり…慣れていくうちに歩み寄れることもありますが、どうしても何かが致命的に合わない、というパターンもあり得ます。そういうときは、傷は浅いうちに…が、いいのかも。
4.相手のことをよくわかっていなかった
- 「性格をよくわからないまま付き合うと、ズレが生じて別れる」(23歳・学生)
- 「その場しのぎですぐ付き合ってしまったとき」(25歳・会社員)
- 「付き合うまでにごはんに行った回数が少ないとき」(21歳・学生)
おそらく若いうちにありがちでしょう。顔が好みだったりなど、なんらかの理由でお互いのことをよく知らないまま付き合ったり、酔った勢いでOKしたり、まだ付き合ったことがなくて告白されて嬉しくなったり…などなど、さまざまなパターンがあるかと思われますが、やはりそういうときは長続きしないことが多いもの。
かといって、慎重になりすぎる必要はまったくありませんが、最低限性格が合うかどうかは付き合う前に確かめておきたいものです。
5.いまいち素直になりきれない
- 「腹の探り合いをしてしまう」(33歳・会社員)
- 「見栄をはったり、相手を試すようなことをする」(31歳・会社員)
- 「お互い遠慮して、思ったことを言わないでためこんでしまう」(19歳・学生)
- 「会えるのに会わなかったり、ケンカを長引かせてしまう」(23歳・専門職)
やっぱり、お互いが素直でいることがいちばん! けれどなんらかの原因で、相手を信じられなくて腹の探り合いをしたり、言いたいことが言えなかったり、良く見せようとしたり、試したり…そんな風になってしまうと、先は長くないのかもしれません。
思っていることのすべてを言うことが「素直」とは限りませんが、まっすぐに相手と向き合えないのは、その人とは相性が良くないせいかもしれません。
6.頑張りすぎた
- 「無駄に張り切って、お互い頑張ってしまったとき」(26歳・会社員)
- 「連絡をとることを義務化してしまったり、決まりごとを作りすぎてしまう」(23歳・専門職)
- 「どちらかが尽くしすぎるとき」(18歳・学生)
好きな相手と付き合ったら、やっぱり相手のために頑張りたい。けれど、その頑張りすぎ、もしかして空回りになってしまってはいませんか? 頑張りすぎて一緒にいることに疲れてしまっては、意味なし。つい肩に力が入って頑張りすぎる、尽くしすぎてしまう…という人は、いったんそれをやめてみるのも手。「こうしなきゃ」という固定観念から解き放たれると、新しい道が見えてくるかもしれませんよ。
7.LINEの頻度が違う
- 「連絡頻度が合わずに冷めた」(23歳・学生)
- 「付き合っている感覚がなかった」(25歳・会社員)
- 「LINEが多すぎて疲れてしまった」(23歳・専門職)
連絡頻度の差も別れの原因のひとつ。心地いい連絡頻度は人それぞれですが、お互いの理想に自然と近づけると長続きしそう!
付き合って1か月で別れた理由ランキング
続いて、付き合って1か月以内に別れてしまった人に、その理由を聞いてみました。ランキング形式でご紹介します。
第1位:性格の違い
最も多かった回答は「性格の不一致」でした。確かに性格も価値観と同様、共に過ごす上で重要な要素ですよね。性格が合わないとすれ違いやけんかが増え、上手く続かなくなるケースが多いようです。お互いの性格をよく理解してから付き合えるといいのかもしれませんが、なかなか難しいですよね…。
第2位:自然消滅
なんとなく疎遠になって自然消滅…という声が2番目に多い結果に。自然消滅がこんなに多いとは意外!と思った人も多いのではないでしょうか? 連絡や会うのが面倒になったという声もあったので、少しずつ距離ができてそのまま…ということもあるようです。
ですが、続いているのか別れているのか分からないという曖昧な関係になってしまう可能性もあるので、その場合ははっきりさせる必要もありそうですね。
第3位:フラれた、好きじゃなかったと気づいた、波長や気が合わなかった
3つの項目が同率3位に。相手からフラれたという声が複数寄せられました。辛いですね…。前を向いて新たな出会いがあることを願うばかりです。また、実際に付き合ってみると、それほど好きではなかったことに気づいた人や波長が合わないことにモヤモヤしたという声も。このふたつは実際に付き合ってから発覚する問題なのかもしれません。
第4位:すれ違い、遠距離だったから
「すれ違い」と「遠距離」のふたつが同率4位でした。コミュニケーション不足だったり、言いたいことが上手く言えなかったり…。不満の積み重なりが原因になることも多いようです。また、遠距離が原因で上手く続かなかったという声も。遠距離恋愛を持続させる難しさを感じる結果ですね…。
第5位:価値観の違い
5位は「価値観の不一致」という結果に。確かに、一緒に過ごす上でお互いの価値観って重要ですよね。合わないとお互い疲れてしまい、上手くいかなくなるのかもしれません。
1か月で別れるのもざら!すぐ別れたエピソード
続いて、女性たちに具体的なエピソードも聞いてみました!
1.相手の猛アピールで!
- 「告白されて一度は断ったが、試しにと言われ何度かデートしたが、やはり好きになれなかった(1か月で別れた)」(33歳・会社員)
- 「押しに負けて付き合いましたが、時間の浪費になりそうだったのですぐに別れた(半日で別れた)」(26歳・会社員)
- 「あんまり好きじゃない相手に告白されて付き合ってみたけど、友達がその人の事好きだと知り別れた(2週間で別れた)」(23歳・学生)
恋愛とは「思うより思われるほうが幸せ」なんて言われることもありますが、現実は厳しいことがわかりました。やはり付き合うなら、自分が心の底から「好き!」と思える人を選ぶのがベストです。
2.ノリで付き合っちゃった
- 「半ば遊びで付き合ってた感じだったから(1週間で別れた)」(25歳・会社員)
- 「勢いで付き合うも、嫌な部分ばかりが鼻についてしまい別れた(2か月で別れた)」(23歳・会社員)
特にお酒が入っているときには要注意!? 「なんとなくそんな雰囲気だし、いっそ付き合っちゃう!?」なんて流れにもなりかねません。しかしいざ冷静になる瞬間がやってくると…「なんで付き合っているんだっけ?」と、疑問に感じてしまうようです。
3.想像と違った!
- 「付き合ったけど、なんか違った(笑)(1か月で別れた)」(27歳・会社員)
- 「思ってた人と違くて(1週間で別れた)」(26歳・その他)
- 「学生のとき、大好きだった人と付き合えたのに、一緒に下校したらなにか違うと思って振った(2日で別れた)」(25歳・会社員)
「恋に恋する乙女」になりがちな人は要注意! 相手に対する期待度が大きければ大きいほど、「こんなはずじゃなかった」と感じてしまうのでしょう。思い当たる節がある人は、正式にお付き合いする前のリサーチ期間を長めにとるのがオススメですよ。
4.遠距離恋愛
- 「遠距離恋愛で自然消滅になりかけたのでけじめをつけるためお別れ(4か月で別れた)」(26歳・会社員)
- 「遠距離が耐えられなかったから(半年で別れた)」(24歳・学生)
- 「遠距離恋愛に耐えられず、愛が重いという理由で振られた(半年で別れた)」(26歳・学生)
「好きな気持ちは距離なんかに負けない!」と思いたいところですが、現実は厳しいことも。会いたいときに会いに行けること、触れ合えることは大切なポイント。短命恋愛のサイクルから抜け出したいときには、現実的な距離にも気を配ってみてください。
5.気持ちの落差
- 「はじめに盛り上がりすぎて、冷めてしまう(半年で別れた)」(24歳・会社員)
- 「彼が私のことを好き過ぎて逆に冷めてしまった(3か月で別れた)」(25歳・会社員)
- 「気になっていたけど付き合ったらなぜか冷めてしまった(6日で別れた)」(18歳・学生)
付き合う前に気持ちが大きくなりすぎると、情熱が維持できないことも多いようです。もしかしたら、「付き合うこと」よりも「ゲットすること」が目的になっていたのかも? 付き合った先のことも、ごく自然に想像できるような相手を選ぶのがいいのかも。
6.体目当て
- 「相手が体目当てだったから(1週間で別れた)」(23歳・会社員)
- 「お泊まりを断ったら音信不通に…(1か月で別れた)」(25歳・会社員)
こちらが真剣な場合に厄介なのは、カラダ目当ての男性たちです。もしもこんなタイプの男性に当たってしまったら、短命恋愛で終わったことに感謝するべきかも!? 「なかったこと」にして気持ちを切り替え、もっと素敵な男性を探しにいきましょう!
すぐ別れるカップルとは無縁!長続きする秘訣
最後に、アニヴェルセル株式会社が全国の20~30代の既婚男女416名の方を対象に行った「長続きカップルの秘訣」に関するアンケート結果をランキング形式でご紹介します。
1位 感謝の想いを言葉にする
恋愛関係だけでなく、社会生活全般を円滑にする一番の潤滑油は「感謝の想い」でしょう。「ありがとう」の言葉で結ばれる関係は強いコミュニケーションを育みます。自分がやりたくてやったことでも、「当たり前」という態度を取られるとモヤっとしてしまったり、ありますよね。ちょとしたことでも「ありがとう」の言葉を口にすることで、よりよい関係が築けますよ。
2位 好きな気持ちを伝える
長く付き合っていても「好き」と言われれば嬉しいもの。言わなくてもわかっているでしょ?と思わずに、好き!と思ったら素直に口に出してみてくださいね。
3位 干渉しすぎない
熱い気持ちばかりを伝えていたのでは、相手にも引かれてしまうかもしれません。自分にない感性や個性を互いに認めて尊重しあうことが、ラブラブ維持の秘訣なのかもしれませんね。
4位 それぞれの時間をつくる
近頃は「ソロ活」という言葉が生まれているように、「ひとりの時間」の大切さが見直されています。全てを共有していると、関係も煮詰まってしまいがち。ひとりの時間があるからこそ、ふたりの時間がある幸福を実感できるのでしょう。
5位 ごめんねと素直に言う
恋人同士でも、ときには喧嘩もします。自分に非があると思ったら、そんなときは謝るのが一番。お互い謝れずにいる時間が長くなると、どんどん言い出せずにモヤモヤしてしまったり疎遠になってしまうことも。時には意見をぶつけ合うことも大切ですが、悪いところがあったなと思ったら早めに謝ってしまうことが恋愛を長続きさせるコツかもしれません。
【まとめ】
付き合う前にはわからなかったことが、付き合ったら見えてくる…というのはよくあるもの。もし長く一緒にいたいなら、溜め込みすぎずお互いの価値観をきちんと話し合うのがおすすめです。