コートの紐は、どう結ぶ?【トレンチコートのレディースコーデ20選】失敗しない結び方を解説

着こなしが重要!トレンチコートの旬コーデ

定番アウターであるトレンチコートは、ロングシーズン着られて幅広い年代に人気! オンオフ合わせやすいので、ワードローブの一軍として常にスタンバイさせている、という人も多いですよね。ただ、ベーシックなアイテムだからこそ、ベルトの結び方や着こなし方でおしゃれっぽくアレンジしないと古臭く見える心配も…。そこで今回は、あか抜けて見えるトレンチコーデをご紹介します!

トレンチコートの紐やベルトの結び方アレンジ

人気スタイリストのたなべさおりさんに、定番トレンチの選び方や“こなれ見せ”テクニックについて教えていただきました!

トレンチコート紐

■トレンチコートを買うときに意識すべきは…

①ややゆとりのあるサイズ感
②ロング丈
③シンプルなデザイン
④色は黄味寄りのベージュ

この4つの条件を満たすトレンチが圧倒的に使いやすいのでオススメです!

■こなれ感のあるトレンチコートの着こなし方

<ベルトの結び方>

トレンチコート紐

初心者さんにもおすすめなのは、前で片方だけをリボン結びにする「片リボン結び」と、後ろで紐をかた結びにする「ダブルテール結び」。ベルトをキュッと結ぶとレディライクなイメージに、ベルトを後ろで結ぶと細身のシルエットになり上品な印象に。

<袖のまくり方>

トレンチコート紐

ずり落ちない「ロールアップ」とベルトを使った「たくし上げ」が便利。「ロールアップ」はインナーのシャツなどを一緒にまくり、袖口からチラッと見せるとシャレ感UP! 「たくし上げ」は、袖のベルトを締めてブラウジングさせればOKです。

さらに、最近のトレンドに合わせてハンサムな雰囲気で着こなすなら、襟を自然に立てたり、ベルトはポケットにINするのもおすすめです。

トレンチコート紐

トレンチコートは着こなし次第で印象の違うコーデが楽しめます。そのまま着るだけではもったいないので、こなれ感&おしゃれ度アップのテクを参考に着回してみて。

トレンチコートをおしゃれに着こなすポイント

トレンチコート紐

  1. 前でベルトをキュッと結ぶとレディな印象の着こなしに
  2. ベルトを後ろで結ぶと細身になり上品なシルエットが完成
  3. 前開きで羽織るならトップスはボトムにインしてスタイルアップ

トレンチコートの最旬トレンドコーデ

【1】定番のベージュトレンチはあいまいカラーで今っぽく

「なんだか素敵♡」を叶えるトレンチの着くずしテク『王道なトレンチだからこそ、少しの差がおしゃれ見えを左右する!ただ着るだけじゃなく、袖やベルトのあしらいを変えてみたり、はおり方に工夫を持たせるとよりサマになる♡』

ニュアンス配色が今っぽい春仕様のトレンチコーデ。シンプルな着こなしにニュアンスを持たせたいときは、トレンチコートを肩に羽織って抜けのある洒落感をGET! 白トップス×センタープレスパンツのワンツーコーデも途端におしゃれに仕上がります。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/ほのか(本誌専属) 構成/石黒千晶

【2】ブラウントレンチ×黒コーデの大人っぽスタイル

上半身勝負な日は顔周りで差をつけて♡『テラスなどオープンエアなお店が多い恵比寿では、アウターありきで食事やお茶を楽しむこともしばしば。上半身にポイントがあるアイテム選びや小物使いで華やかに映えてこ!』

オールブラックの着こなしを、ブラウンのトレンチコートで大人っぽい表情に。リボン付きのフラットパンプスやクラシックなトレンチにマッチするカチューシャで品のある華やかさも添えられます。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/石黒千晶

【3】ワントーンを知的に仕上げるネイビートレンチ

上半身勝負な日は顔周りで差をつけて♡『テラスなどオープンエアなお店が多い恵比寿では、アウターありきで食事やお茶を楽しむこともしばしば。上半身にポイントがあるアイテム選びや小物使いで華やかに映えてこ!』

スカーフを巻いたような技ありトレンチがエレガント。ブルー系のチェックスカートと同色のハイネックを合わせたきちんとコーデも、上半身をレディに盛り上げてくれるトレンチコートでよりシックにまとまります。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/ほのか(本誌専属) 構成/石黒千晶

【4】春はきれい色のトレンチコートで季節感を取り入れて

上半身勝負な日は顔周りで差をつけて♡『テラスなどオープンエアなお店が多い恵比寿では、アウターありきで食事やお茶を楽しむこともしばしば。上半身にポイントがあるアイテム選びや小物使いで華やかに映えてこ!』

デニムとトレンチをブルー系でまとめたアイシーコーデをビッグボウタイのブラウスで印象的に。存在感のあるビッグボウタイは固結びにして、かわいいよりも美人風に。足元は黒のローファーでコーデをさりげなく引き締めて。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/石黒千晶

【5】ベージュワントーンで都会的なトレンチコーデに

定番ベージュトレンチはあいまい配色で鮮度よく『王道のベージュトレンチは、着こなしが周りとかぶりがちなのが悩みのタネ…。もう一歩、恵比寿女子らしく洗練見えを狙うなら、繊細な色合わせでノーブルかつ新鮮に!』

まろやかホワイトのワントーンにハリのある質感と濃いめのベージュがハンサムなトレンチを投入。シャツをレイヤードした都会的な白コーデは今っぽさも憧れオーラも叶います。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/石黒千晶

【6】やさしげなイエローにベージュトレンチをなじませて

定番ベージュトレンチはあいまい配色で鮮度よく『王道のベージュトレンチは、着こなしが周りとかぶりがちなのが悩みのタネ…。もう一歩、恵比寿女子らしく洗練見えを狙うなら、繊細な色合わせでノーブルかつ新鮮に!』

淡いイエローのワントーンコーデにサンドベージュのトレンチをプラス。小物は旬のワントーンにさりげなくグリーンをちりばめることで、コーデにリズムが生まれてのっぺり見えが回避できます。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/ほのか(本誌専属) 構成/石黒千晶

【7】アイシーカラーにベージュトレンチで柔らかさをまとって

定番ベージュトレンチはあいまい配色で鮮度よく『王道のベージュトレンチは、着こなしが周りとかぶりがちなのが悩みのタネ…。もう一歩、恵比寿女子らしく洗練見えを狙うなら、繊細な色合わせでノーブルかつ新鮮に!』

ベージュとアイスブルーの爽やかカラーで春らしい着こなしに。ディテール少なめのシンプルなベージュトレンチは、合わせるアイテムを選ばない万能選手。清涼感とかわいらしさをあわせ持つアイスブルーコーデにはおれば、ちょうどいいフェミニンムードが漂います。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/石黒千晶

【8】×アームウォーマーでレンチコートを旬顔に

あったかワザ で冬からトレンチを楽しむ♡『冬アウターをトレンチにチェンジするだけで、瞬時にシーズンムードがアップ! とはいえまだ寒さが気になるから、重ね着やアームウォーマーを投入してあたたかく着こなして♪』

グレーで統一したニット×パンツコーデに男前なトレンチをON! 今っぽさと寒さ対策を両立できるアームウォーマーも、クリアホワイトなら冬っぽくなりすぎずいい感じ。ニュアンスのあるセージグリーンのトレンチに合わせて高感度なシンプルスタイルを目指して。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/石黒千晶

【9】シックなトレンチコーデにブルーを効かせて

あったかワザ で冬からトレンチを楽しむ♡『冬アウターをトレンチにチェンジするだけで、瞬時にシーズンムードがアップ! とはいえまだ寒さが気になるから、重ね着やアームウォーマーを投入してあたたかく着こなして♪』

アウターからのぞくロングスカートが大人かわいいブラックコーデ。トップスは甘いパール付きカーデの首元から透けニットをチラ見せ。鮮やかブルーの差し色も季節感のあるアクセントになってます。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/ほのか(本誌専属) 構成/石黒千晶

【10】ベストの重ね着で洒落感高めなトレンチコーデ

あったかワザ で冬からトレンチを楽しむ♡『冬アウターをトレンチにチェンジするだけで、瞬時にシーズンムードがアップ! とはいえまだ寒さが気になるから、重ね着やアームウォーマーを投入してあたたかく着こなして♪』

シフォンのセットアップやアウターをワントーンで大人にまとめて。冬から春をちょうどよくつなぐファーベストの重ねワザはこれからの季節にぴったり! トレンチとベストをベージュでなじませることで、派手になりすぎずシックに着こなせます。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/ほのか(本誌専属) 構成/石黒千晶

【11】カジュアルなデニムコーデはトレンチで上品に

あったかワザ で冬からトレンチを楽しむ♡『冬アウターをトレンチにチェンジするだけで、瞬時にシーズンムードがアップ! とはいえまだ寒さが気になるから、重ね着やアームウォーマーを投入してあたたかく着こなして♪』

トレンチコートから上品なツイード&ボーダーをチラ見せしてフレンチっぽく♡ 中に仕込むツイードジャケットは、着ぶくれしにくいコンパクトシルエットがおすすめです。仕上げにボルドーのバニティやレオパード柄のバレエシューズを合わせて、無難すぎないベーシックに。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/石黒千晶

【12】紐を結んでトレンチコーデをスタイルアップ

3WAYトレンチならおしゃれの幅が広がる!『恵比寿女子がGETすべきニュースな一枚といえば、ロング丈、ショート丈ジャケット、ジレとして使える3WAYタイプ!トレンチのきれいめ感をキープしつつも季節をまたいでフレキシブルに着回せるのが心強い♡』

一気に鮮度が高まるトレンチ風のジレは、 きれいめコーデはもちろんカジュアルにも着回し自在。トレンド感のあるジレ×デニムでキレのあるカジュアルスタイルが完成します。インナーの白ブラウスや肩掛けのモヘアニットで品のよさもキープ。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/石黒千晶

【13】花柄ワンピース×トレンチコートの女っぽコーデ

3WAYトレンチならおしゃれの幅が広がる!『恵比寿女子がGETすべきニュースな一枚といえば、ロング丈、ショート丈ジャケット、ジレとして使える3WAYタイプ!トレンチのきれいめ感をキープしつつも季節をまたいでフレキシブルに着回せるのが心強い♡』

花柄ワンピにトレンチコートを羽織ってドラマティックに。たっぷり生地を使った贅沢なトレンチは、バサッとはおるだけでも絵になります。鮮やかな花柄ワンピとのワン・ツーコーデで、デートシーンに映える華やかさをまとって。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/ほのか(本誌専属) 構成/石黒千晶

【14】シンプルコーデにピンクニットでこなれ感を

美人な佇まいを叶えるロング丈トレンチはきれいめコーデに必要不可欠! クリーンな白コーデにはおりつつ、厚手ニットの肩掛けであったかく着こなして。差し色を選ばないのもベージュトレンチの魅力。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/石黒千晶

【15】カジュアルコーデにトレンチで大人っぽさをプラス

+αディテールの〝盛り〟な1枚を フリルブラウス『オトナきれいな着こなしに欠かせないフリルブラウスは、遠くからでも目を引く〝大ぶり〟が旬♡ボウタイや柄、刺しゅうで華やかに仕立てたタイプなら、より今っぽく着映えします。』

ヴィンテージライクな刺繍ブラウスはデニムに合わせるだけで洒落顔に。白のハイネックトップスをのぞかせると、コーデにリズムが生まれて感度がさらに上昇します。羽織りは大人っぽいトレンチコートでかっこよく。

CanCam2023年3月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/小松胡桃(ROI) モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/有田梨菜 構成/石黒千晶

【16】きれいめコーデは×ミドル丈トレンチで鮮度UP

辛口MIXで引き立つフェミニンラベンダー『大人っぽさの中に、ほんのり香る甘さが絶妙なラベンダー。引き締めブラックやシャイニー小物など、キレのいいアイテムを投入してハンサムに仕上げるのがオススメ!』

スタイリッシュなミドル丈トレンチで定番コーデをアップデート。色も丈感も新鮮なラベンダートレンチは、ピリッと辛めのロゴTやスリムなタイトスカートで程よく引き締め。ゆるっとしたビッグシルエットをベルトマークすることで重心が上がって、すっきり脚長シルエットに着こなせます。

CanCam2023年3月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/MAKI モデル/佐々木莉佳子(本誌専属) 撮影協力/有田梨菜 構成/浜田麻衣

【17】ミント色のトレンチを白スニーカーでカジュアルダウン

透明感あふれる清涼グリーンがオトナきれい!『グリーンの中でも、今季は淡く優しげな雰囲気をまとえるミントグリーンが人気。爽やかでフレッシュな印象をもつ色合いなので、程よく女っぽ要素を取り入れて大人顔に振って。』

さらっとラフにはおれるミントのトレンチコートでコーデが上品&春らしい印象に。きちんと感は残しつつ、こなれムードもプラスしてくれるゆったりシルエットのトレンチはインナーの合わせも自在です。全体を淡トーンでまとめることで洗練された印象に。

CanCam2023年3月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/MAKI モデル/佐々木莉佳子(本誌専属) 撮影協力/有田梨菜 構成/浜田麻衣

【18】シアーインナーで定番のトレンチコーデを更新!

10位 秋冬に着たい定番アイテムを+1テクで刷新! ちょい見せタートルレイヤード『清楚で真面目な印象のタートルネック。〝きちんと見え〟がトレンドである今季は、積極的に取り入れたい!シャツやワンピースの下にアクセント的に仕込んだり、はたまたタートルネックにタートルネックをレイヤードさせたり、自由な発想で存分に楽しんで♡』

今年っぽいライトピンクをインナーにさらっと挟むと、定番のトラッドコーデも今っぽい印象に。トレンチ+シャツ+デニムの鉄板コーデも、中にタートルネックを重ねるだけで既視感のない新鮮モードに仕上がります。ライトピンクの程よい甘さがコーデのハズしに最適!

CanCam2022年11月号より 撮影/三瓶康友 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/秋山 瞳(PEACE MONKEY) モデル/菜波(本誌専属) 撮影協力/木谷成良、橘 綾花、有田梨菜 構成/石村真由子、山木晴菜、岩附永子、安 彩楓、鶴見知香

【19】上品な白トレンチにカラーボトムで洒落感を

ORANGE

トレンチやブラウスなど清潔感のある白を多めにして、鮮やかなオレンジのパンツを包み込むようにコーディネート。ボトムを今季らしいオレンジにしてみると、定番の合わせでもよりハツラツとしたムードに仕上がります。薄手のトレンチコートはバサッとラフに羽織るだけで、軽やか&おしゃれっぽい印象に。

CanCam2022年4月号より 撮影/倉本GORI(Pygmy Company) スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/MAKI モデル/中条あやみ(本誌専属) 構成/岩附永子

【20】清涼感たっぷりなミント色コート×デニムコーデ

6 春カラー×淡色デニム『マイルドな〝あいまいカラー〟で優しく♡』

切りっぱデニムにフリルシャツをINした大人っぽカジュアルに、くすみブルーのトレンチコートをなじませた最旬スタイル。ブルー系グラデにクリーンな白シャツを挟むことで清潔感たっぷりに。パールピアスやフリル襟ブラウスで甘さやヴィンテージ感を意識すると今年っぽく仕上がります。

CanCam2022年4月号より 撮影/田形千紘  タイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/木谷成良 構成/山木晴菜

着こなしで差がつく「トレンチコート」

トレンチコートはべルトの結び方やアレンジひとつで見え方が変わるので、紐をきゅっと前結びにして女性らしい雰囲気にしたり、後ろで結んでインナーの着こなしが見えるようにしたり、一枚のコートで違ったアレンジやイメージが楽しめます。休日も通勤も使えて、シーズンレスに活躍するので、いろいろなコーデに取り入れてみて下さいね!