【色彩心理学】人見知りをなくせるカラー
色にはそれぞれパワーがあります。そんなカラーの力を取り入れることで、あなたの潜在能力を引き出してみましょう。“黄色”のパワーは、楽観性やユーモア、人見知りの克服などと密接な関係にあります。そして、黄色から連想するものは、あなた自身の子供心と結びついており、頭で考えることのないピュアな自分を後押ししてくれる色なのです。そこで今回は、色彩心理学の観点から「人見知りをなくせるカラー」をご紹介いたします。
■黄色をワンポイントで身につける
もしもあなたが楽観的になりたいなら、黄色を身につけることをお勧めします。心理的に、黄色は人見知りをなくし心に元気をくれるビタミンカラーだとされています。さらに、自分の感情を素直に伝えられるようになる効果もあります。そんな黄色を、持ち物や衣服の一部としてワンポイント取り入れれば、初対面の相手とも明るく楽しい気分になれるでしょう。合コンなどでは、なるべく嫌味なく取り入れたいものです。きっと物おじせず会話が弾むはず。
■朝起きて鏡の前に黄色を配色する
朝からネガティブな考えでいると、ますます悪循環に陥るような行動をしてしまいがちです。逆に、苦手な状況でもポジティブに受け止められれば、本当に好きになってしまいます。もしもあなたが、苦手(そう)な相手と話したり緊張するようなコンペを任される際には、黄色を用いて不安を取り除きましょう。特に、朝起きた状態のときは、自分の心の中に発したメッセージが浸透しやすいため、鏡の前に黄色を配色してやりたいことを口に出すようにしましょう。なるべく明るく楽しい内容がいいでしょう。それが習慣化すれば、朝から楽観的な気持ちで人見知りや人間関係の食わず嫌いなく一日を過ごせるはずです。
■濃い黄色(山吹色)は自分の幸福を信じられる
色彩心理学において濃いめの黄色(山吹色)は、自分の幸運を信じることができるという素晴らしい効果があるとされます。心理学的に、人は何かを期待もしくは予想するだけで、無意識にそのイメージに沿った行動をとってしまう傾向があるとされます。そのため、叶えたい目標や未来の夢があるなら、濃い黄色を暮らしの中に取り入れてみましょう。きっと物怖じせずアクションを起こせるはずです。
■薄い黄色(レモン色)は不安を緩和してくれる
色彩心理学において、薄めの黄色(レモン色)のカラーは、イライラや不安を緩和するという効果があるとされます。色の中で最も明るさの度合いが高いため、心を元気にしてくれる日光(太陽光)の不足分をカバーする作用もあるのだとか。そのため、脳内ホルモンの生成を促し、精神のバランスを取り戻す効果があるのです。忙しかったり、余裕がなくてイライラしているときこそ、レモン色を取り入れてみましょう。きっと、心配事は取り越し苦労だと思えるはずです。
ある実験によると、それほど大きな幸福感を得るようなことをしなくても、楽観的であるだけで、大きな効果を得ていることが分かりました。そんな前向きな気分にしてくれるカラーを挙げるとしたら、やはり黄色。目に入るだけで不安を緩和し、生活のさまざまな局面でポジティブな状況を発見して楽しむことができるようになれるでしょう。色のパワーを活用して人見知りをなくすことができれば、心の健康だけでなく才能を開花させるにおいても意味があるのです。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。
あわせて読みたい