恋愛体質とは?恋愛体質な人の特徴やメリット・デメリット、治し方

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人生や生活において、恋愛のウェイトがとても高い人のことを「恋愛体質」と呼んだりします。恋愛体質にはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか? また、もし恋愛体質で困っている場合はどうしたらいいのでしょうか? 専門家に聞いてみました!

恋愛体質とは?

まずは恋愛体質の意味からおさらいしておきましょう。

恋愛体質とは、人生において恋愛のウェイトが大きい人のことを言います。恋愛をしていないと落ち着かなかったり、恋人がいるときは友達や仕事よりも恋人を優先させたりする人のことを指し、場合によってはあまりよくない意味で使われることも…。

恋愛体質な人の特徴

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では、恋愛体質とは具体的にどのような人のことをいうのでしょうか? 恋愛体質だと思われる人の特徴を聞いてみました。

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)

1.熱しやすく冷めやすい

  • 「熱しやすく冷めやすい」(回答多数)
  • 「コロコロと恋人がかわる」(28歳・公務員・教職員・非営利団体職員)
  • 「熱しやすく惚れやすい、染まりやすい」(27歳・会社勤務)

恋愛体質な人は熱しやすく冷めやすい傾向があるという意見多数。好きな人を見つけると一瞬で感情が燃え上がりますが、長くは続かないことも。数か月も付き合うと相手に飽きたというような発言をすることもあります。

2.惚れっぽい

  • 「惚れっぽい」「常に好きな人がいる」(回答多数)
  • 「すぐに恋をする」(32歳・パート・アルバイト)
  • 「すぐにときめいてしまう人」(32歳・会社勤務)

惚れっぽく、一目惚れをしやすいのも恋愛体質な人の特徴のひとつ。いつも誰かしらに恋をしていて、人によってはそれが複数同時であることもあります。

3.恋人に依存しやすい

  • 「依存しやすい」(回答多数)
  • 「いつも不安定で依存する」(26歳・会社経営)
  • 「パートナーへの依存度が高い」(28歳・医療関連の専門職)

恋愛体質な人は恋人ができると相手に精神的に依存してしまいやすいです。相手から好かれるかどうかを常に気にしていて、相手の色に染まりやすくもあります。

4.恋人が途絶えることがない

  • 「常に恋人がいる」(回答多数)
  • 「いつも恋人が途切れずにいること」(37歳・パート・アルバイト)
  • 「いつも恋愛にかかわりがある人」(38歳・専業主婦)

恋人と別れたかと思ったら、すぐに次の恋人ができるのが恋愛体質な人のすごいところ。別れたときのことを考えてキープしている人がいるケースも。

5.1人でいられない

  • 「寂しがりや」(35歳・会社勤務)
  • 「1人でいられない」(39歳・パート・アルバイト)
  • 「1人が寂しい人」(24歳・パート・アルバイト)

寂しがり屋でいつも誰かと一緒にいたがる傾向もあるよう。常に恋人と連絡を取り合っていないと不安になるため、スマホが手放せません。

6.一途

  • 「一途」(24歳・パート・アルバイト)
  • 「一途。相手のためならなんでもしてあげる。1人ではいられない」(34歳・会社勤務)

相手に依存しやすいということからもわかる通り、恋愛体質な人は一途に相手を愛する傾向があるよう。それは良いことなのですが、一途すぎてほかのことが疎かになることもあるとか。

7.自分より恋人を優先する

  • 「自分よりも相手を優先する」(38歳・会社勤務)
  • 「好きな人や恋人ができると何を差し置いてでもそれを優先させる」(32歳・会社勤務)

恋愛体質な人は恋人を常に優先して考えるため、仕事や友達、自分のことですら適当に扱うことがあります。

8.恋バナばかりしている

  • 「他の話題の時もそっちのけで恋愛の話ばかりしてくる」(36歳・専業主婦)
  • 「恋バナばかりしている、男を優先させる」(27歳・会社勤務)

口を開けば好きな人や恋人の話ばかりしているのもあるある。周りがどんな話をしていようと、途中からは自分の恋バナにすり替えてしまいます。

9.恋愛していない時期は精神的に不安定

  • 「恋愛をしていないと精神的に不安定になる」(28歳・公務員・教職員・非営利団体職員)
  • 「恋愛していないと精神が不安定になる。常に恋人がいる。別れてもすぐに恋人を作る。そもそも精神が安定していない。他人に依存しやすい自立できてない」(21歳・学生)

恋愛体質な人にとって恋愛は生きる意味そのもの。そのため、好きな人や恋人がいない時期には精神的に不安定になり、友達や家族を困らせることもあります。

恋愛体質あるある

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続いて、「恋愛体質」とは、結局どのようなものなのかを心理学的な観点からご紹介します。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.寂しがり屋で異性から声をかけられたい

心理学者ウォルスターは、自己評価が高いとき、つまりイキイキしていているときと比べて、自己評価が低いとき、すなわち落ちこんでいるときや寂しいときは、異性への好感度が高くなり、恋に落ちやすいと提唱しています。そのため、寂しがり屋の性格の人は、それだけで自分に優しくしてくれる人がいると恋に落ちてしまいやすいのです。その理由は、自分の価値を認めてくれると感じるからだとされます。そのため、寂しがり屋な性格は、恋愛体質のひとつの条件になり得るといえます。

2.好奇心旺盛で異性への関心が強い

人を好きになると、相手のことをもっと知りたい、何を考えているのか教えてほしいと考えますよね。これは、ひとつの好奇心だといえます。好奇心は人間が学ぶために欠かせない感情で、新しい環境に適応したり、新しい知識を学んで理解するために必要なもの。そんな好奇心には「拡散的好奇心」「知的好奇心」「共感的好奇心」の3種類があり、恋愛においては共感的好奇心が関係しているとされます。恋愛体質とされる人の多くは、この共感的好奇心が強く、他人の考えや感情を知りたいという気持ちが強いといえるのです。

3.好みのストライクゾーン、恋愛対象が広い

よく恋愛においては、ストライクゾーンという言葉が用いられますよね。この言葉の意味は、恋愛対象となる異性の幅ということですが、実はこれは幼少期における両親、特に自分と異なる性別の親との関係性が関わっているとされます。発達心理学によると、小さい頃から可愛がられ信頼関係を構築できている人は、成長して大人になってからも、人に対する信頼感が高く好意的な感覚を持ち続けるとされています。そのため、異性に対して好意的になりやすく、恋愛対象の幅が広くなる傾向があるといえます。これもひとつの恋愛体質でしょう。

4.人の長所やいいところを見つけるのが得意

アドラー心理学では、人間の悩みはすべて対人関係の悩みである、とされています。しかし中には、相手に対するラベルの貼り替えが上手な人もおり、ネガティブな部分とポジティブな部分、欠点と長所を同じものと捉えることができる性格の持ち主も。柔軟な視点を持っていれば、同じものでも違う名前をつけることができるので異なる捉え方が発見できますよね。そうなると、人間のことが無条件に好きになれるため、博愛的な気持ちになれるはず。それを傍から見ると、恋愛体質だと感じることも少なくないでしょう。

恋愛体質のメリット

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恋愛体質でいるとどんないいことがあるのでしょうか。メリットをご紹介します。

1.モテる

恋愛体質の人は、とにかく生活の中に恋人や好きな人が欠かせません。その結果、周囲の男性からモテやすい傾向があるようです。

2.恋をたくさん楽しめる

恋愛体質な人にとって、恋愛は生活の中心といっても過言ではありません。恋人と別れたらすぐに次の好きな人が見つけられるので、失恋を長く引きずることも少ないでしょう。そのためいろいろな人との恋を楽しめます。

3.経験値が高くなる

何だってたくさん経験すればするほど経験値は上がります。恋愛体質の人は、恋をたくさんするので恋愛偏差値も高め。男心に敏感だったり、どうすれば男性が喜んでくれるのかを熟知しています。

恋愛体質のデメリット・注意すべきこと

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続いては反対にデメリットを見てみましょう。恋愛体質な人が注意すべきポイントについて、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.恋人を束縛してしまう

恋愛体質な人は、相手を自分だけのものにしたいという気持ちが強くなってしまいがち。つまり、支配欲求が強くなり支配性向が高くなってしまいます。心理学者のアブラハム・マズローは、支配性向の違いによって高位、中位、低位の3つのタイプに分けられ、異なる行動パターンを示すことを明らかにしています。恋愛体質だとこの支配成功が高位となり、相手の行動を逐一知っておかないと不安に。そのため、恋人を束縛してしまう結果になってしまうのです。

2.相手の異性関係をシャットアウトする

恋愛体質であるということは、同時に相手への気持ちが強くなり、場合によっては嫉妬深くなってしまう場合もあります。自分の愛着の対象が他の誰かに奪われるかもしれない恐れにかられてしまうからです。心理学者の原裕輝先生によると、嫉妬という感情は自分の価値を誰か他の人と比べたとき、負けを感じて起こる感情なのだそうです。そうならないために、恋人の異性関係を遮断したくなってしまうでしょう。

3.仕事・学業が手につかなくなる

心理学者ダニエル・フォーシー博士は、脳の中で性欲に関わる部分と、薬物依存や強迫神経症に関わる「報酬系」と呼ばれる部分はとてもよく似ていると主張しています。そして恋をしている状態は、この報酬系の回路が刺激され興奮状態になるのだとか。そのため、冷静な判断力が失われ、相手の良いところしか目に入らず、盲目的に相手に夢中になってしまうのです。こうなると、仕事や学業も手につかなくなり、日常生活にも支障をきたしてしまう結果に。恋愛体質の人は、この報酬系回路が敏感なのかもしれません。

4.自分に自信がなくなる

恋愛体質であると、相手が魅力的に見えるがゆえに、相対的に自己評価が低くなってしまいます。そのため、ちょっとしたことで傷ついたりへこんだりと感情的にかなりアップダウンが激しくなるといえます。そうなると、相手に愛情を必要以上に求めてしまい、自分に余裕がなくなりさらに自信喪失してしまう結果に。また、恋人からの評価に振り回されてしまうことも。恋すること自体が苦しくなってしまうかもしれません。

恋愛体質の治し方

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恋愛体質自体が悪いわけではありませんが、中にはそれが原因で困っている人もいるかもしれません。恋愛体質で困っているという人が抜け出すコツをご紹介します。

1.自分の時間や生活を大切にする

まずは自分の時間や生活を大切にすることから始めましょう。恋愛が人生のすべてではなく、ひとりの時間も楽しいと感じられれば、相手への執着が減るはずです。

2.依存の原因を取り除く

恋愛体質の人が恋愛に依存してしまう原因はストレスであることが多いです。そのため、ストレスを発散できれば相手への依存状態から抜け出すことができるはず。

3.人間関係を広げる

特定の人ばかりと付き合っていると、目の前の人への依存から抜け出せません。趣味を持つなどして多くの人と知り合い、人間関係を広げてみるのもおすすめです。

4.自立する

相手のことが好きなことと依存することは違います。恋愛を楽しむためには、自立することも重要です。精神的にも経済的にも自立できるように努力してみてくださいね。

5.自分を肯定する

相手にのめりこんでしまう原因のひとつは、「自分に自信がない」こと。他人から評価してもらうのではなく、自分で自分を肯定してあげることで、恋人がいない状態でも問題なく生活できるようになります。

あなたの恋愛体質度はどのくらい?

最後にあなたがどのくらい恋愛体質なのかがわかる診断をご用意しました。10個の質問に正直に答えてみてくださいね!

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【まとめ】

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恋愛体質な人は恋愛をポジティブに楽しめるというメリットがあります。ですが、恋人に依存してしまったり、恋人がいないときに不安定になってしまったりというデメリットも。自分らしく人生を楽しみつつ、その中で恋愛を楽しめるようになれると良いですよね!