そっけないLINEは別れのサイン?特徴や冷たい理由、関係を改善する心理テクまで♡

LINEがそっけないのは何故?理由と男性心理、対処法を解説!

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自分はLINEで楽しく会話をしたいのに、相手からの返信がそっけないと悲しい気持ちになりますよね。LINEがそっけなくなってしまう理由は何なのでしょうか? 今回は、そっけないLINEを送ってくる男性心理や、既読スルーさせないテクニックなどをご紹介します。

彼からのLINEがそっけない…冷たい理由は?

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まずは、LINEがそっけないなど、男性が彼女に冷たくするときの心理状態について、認定心理士の脇田尚揮さんに聞いてみました。

1.自分の時間が欲しいという意思表示

仕事や友人関係、会社の付き合いなどで忙しい際には、どうしても恋人に対する連絡がなおざりになりがちですよね。特に男性は狩猟本能があるため、心理的に見てひとつのことに集中していたり、目標に向かっている時には、LINEでの連絡が“二言三言”になる場合も。この場合は、自分の時間が欲しい、あるいは“今は”忙しいという意思表示であるため、まずは彼のスケジュールが過密かどうか確認をしてみましょう。そして、忙しいようなら少し連絡する頻度を減らすといいかも。

2.“別れたい”という気持ちを暗に示している

不満があっても溜め込むタイプで、日頃言いたいことを小出しに言えない人の場合は、LINEで冷たくすることによって自分の気持ちを表現している場合もあるでしょう。心理的に、直接顔を突き合わせてだと言いにくいことでも、LINE上だと伝えやすいケースも。不満を持っているということに理解を示してほしい、さらに言えば「もう別れたい」という気持ちを表現している恐れもあるため、直接会って相手の感情を吐き出させましょう。

3.他に好きな人ができたから距離を取りたい

他に好きな人ができると、付き合っている相手に対して急に態度が冷たくなり、よそよそしくなってしまうのは当然の流れ。何の脈絡もなく突然LINEで冷たくなった場合は、もしかしたら、彼に好きな人ができた可能性もあります。このままあなたからフェードアウトしていく可能性もあるので、あなたに好きという気持ちがあるなら、繋ぎとめるために一度話し合いの機会を持つようにしましょう。

4.直接会った時のギャップを演出しようとしている

上記以外で他に考えられるのは、あなたに対しての“演出”かもしれません。LINEで冷たくして、直接会った時に優しくする…どこかの心理テクニック本などで仕入れた知識を使って、そのギャップからあなたの心を掴もうとしている場合も。もしもあなたがLINEで冷たくされるのが嫌なら、彼に対してそのことをハッキリと伝えましょう。そうすれば、やめてくれるはずです。

そっけないのは危険信号!別れのサインLINE

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1.既読無視が増えた

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  • 「別れる前は既読スルーが増える気がする」(24歳・IT関連)
  • 「お互いに既読スルーをすることが多くなる」(22歳・アパレル関連)
  • 「既読になっているのに返信がないことが増えると、別れが近づいていると思う」(29歳・サービス関連)

メッセージは読んでいるはずなのに、無視されている…。そんなLINEが別れのサインだったという女性の声が多く聞かれました!「相手が無視するならこっちも」なんてことはせず、時には対面して話し合うことも重要です。

2.ひと言のそっけない返事ばかり

LINE

  • 「“はい”とか“うん”のひと言返事ばかりになる」(30歳・金融関連)
  • 「ひと言の冷たい返信ばっかになる」(20歳・学生)
  • 「何か話題を振っても興味なさげで、返事がそっけない」(27歳・広告関連)

彼の返信がそっけないことから、別れの不安がよぎり始めた女性は多いのでは?「彼の態度がなんだか冷たい」「興味がなさそう」…そんなときには、彼に詰め寄るよりも、逆にお互い距離を置くことがふたりの絆を深める可能性も。

3.予定を聞いても、「わからない」が多い

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  • 「会う約束をしようとしてもわからないと言われてしまう」(28歳・保険関連)
  • 「予定を聞いてもわからないと言われて会うことを先延ばしにされる」(27歳・IT関連)
  • 「わからない、とかはぐらかされることが多くなる」(24歳・アパレル関連)

会う約束をしようとしても、はぐらかされてしまう。彼が忙しくて本当に予定がわからない可能性もありますが、別れのサインとなっている場合も多いのかもしれません。会えない不安は募りますが、彼の置かれている状況を考えることから始めてみて。

4.いつも「忙しい」と言われる

LINE

  • 「彼からのLINEが最近“忙しい”ばかり。本当に忙しいのかとても不安になる。単に会いたくないだけなのかも……」(23歳・サービス関連)

「忙しい」に隠された彼の気持ちとしては、「本当に忙しい」「面倒くさい」「会いたくない」「自然消滅を狙いたい」などが考えられます。見てみると、「本当に忙しい」以外の理由は別れの危険信号である理由が多いのがわかりますね! 

しかし、「忙しい」と言っている彼にしつこく迫るのは逆効果だし、どのように仲を修復していくか、悩むもの。 まずは、「代替案の提示」があるかチェック。「会えるように頑張る」「いつなら会える」など。この案があるだけで、印象がだいぶ変わりますよね。これがなかった場合には、ちょっと「面倒くさい」が入ってきているのかもしれません。自分の普段の行動を振り返り、彼にとって「重い」「面倒」なものがなかったかを考え、改善が必要です。

彼のLINEがそっけないときの対処法

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LINEがそっけないのは、マンネリ状態に陥っているからかも。続いて、18歳~39歳までの女子120名が過去に行った、マンネリ解消法を教えてもらいました。

1.行動パターンを変える

  • 「友達を交えた大人数で遊ぶ」(31歳・専業主婦)
  • 「行ったことのないところでデートする」(28歳・専門職)
  • 「普段やらないことをやったり、体験型施設に行ったりした」(24歳・会社員)

マンネリ化の原因のひとつは、「いつも同じ習慣」です。意識して変えるだけでも、ふたりの雰囲気を変える効果は抜群! 見慣れた彼氏の、意外な一面も発見できるのではないでしょうか。

2.自分を磨く!

  • 「理想な彼女になるために頑張った」(21歳・学生)
  • 「美を磨く」(20歳・学生)
  • 「オシャレデートする」(26歳・会社員)

彼氏に自分の魅力を再認識させ、マンネリを打破するための計画ですが、結果的に彼氏と別れてしまってもメリットは大! 自分を磨くことでより魅力的な女性になれたら、次のチャンスもつかみやすくなりそうです。

3.距離感を変えてみる

  • 「旅行へ行くとか、少し距離を置くとか」(25歳・会社員)
  • 「わたしは女なんだぞということを分からせるため、ちょっと距離をおいたり、化粧姿を見せないようにしてみたりする」(31歳・会社員)
  • 「距離を置いて自分の生活を充実させる」(26歳・会社員)

マンネリが生じるのは、相手との距離が近すぎるからだとも考えられます。あえて少し距離を置くことで、新鮮な気持ちを取り戻せるのかもしれませんね。自分のやりたいことに集中すれば、将来に向けて成長できることでしょう。

4.お互いの趣味に乗ってみる

  • 「お互いの趣味に歩み寄る。例えば私はアニメが好きなので一緒にアニメを見たり、逆に私も彼氏がゲーマーだったので一緒に対戦したり。趣味を共有することで結果的にもっと仲良くなったことも」(27歳・自営業)
  • 「その時ふたりで見ているアニメの内容に合ったデートをする。例えば、ゲームセンターの話だった時は、ふたりでゲームセンターへ行き対戦ゲームしたり、ラーメンのアニメだったら同じようなラーメン屋さんに食べに行ったり」(31歳・専業主婦)

一緒に過ごすなかでマンネリを乗り越えるなら、お互いのことをより深く知ってみるのもおすすめです。これまで知らなかった趣味の世界を切り開けば、デートのバリエーションも増えますよね。お互いの趣味を尊重し合うことで、より良い関係を築けるのではないでしょうか。

5.自分の気持ちを率直に伝える

  • 「気になったことは言う」(21歳・学生)
  • 「自分からどこに行きたいというのを伝えて出かけるようにする」(24歳・専業主婦)
  • 「あえてケンカしてみる。お出掛けしないことに不満を並べてみる」(35歳・会社員)

自分の希望を何も伝えず、ただ「彼氏がいつも同じことをする」と文句だけ言うのはおすすめできません。マンネリを感じているときや、不満を感じているときには、「私はこうしたい!」という素直な気持ちを伝えてみてください。ふたりの温度差を解消できます。

既読スルーさせないLINE心理テク

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続いて、相手に既読スルーさせない心理テクニックを、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.話題のクライマックスを前半にもってくる

LINEではもったいつけた会話をせず、話題の最初に言いたいことを言うのがコツです。そうすることで相手が返信をしたいと思ってくれるはずです。

2.興味のありそうな話題を提供する

人は他人のことよりも自分のことのほうが興味があります。ですから、相手の興味のありそうな話題を提供することで既読スルーや未読スルーを回避しやすくなります。

3.ムダなスタンプの連投は逆効果

スタンプは便利な機能ですが、ムダなスタンプを使いすぎると相手に「この人はスタンプでやり取りする人」と覚えられてしまいます。結果、あなたのLINEの価値が下がるので要注意です。

4.長文(120文字以上)を避けて短くテンポ良い文章を

LINEは会話をしているようにテンポよくやり取りができるのが利点です。そのリズムを崩さないためにも、長文で送るのはやめて、短い文章でテンポよくやり取りを続けるようにしましょう。

そっけない彼との関係を改善する心理テク

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最後に、そっけない彼との恋人関係を改善するための心理テクニックを、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.甘えたりかわいらしく頼ってみる

アメリカの心理学者ジェッカーとランディによると、人には恩を売るよりも、人の恩を受けとるほうが好意を得られやすいという実験結果が得られました。これを“援助の認知的不協和”といいます。これを活用すれば、恋人との関係を良くすることができるように。まず彼を頼ることをためらわず、思い切って甘えてみましょう。あなたに頼られることで、彼は父性本能をくすぐられ「かわいい」と感じます。何でも自分でできる女性も魅力的ですが、パートナーシップを結ぶ関係性の相手には、弱さも見せてみましょう。意外なほど、関係が改善されるはずです。

2.LINEでカップル“交換日記”をつける

これはLINEならではの効果的なテクニックです。LINEでいつもやり取りしているメッセージを、ふたりだけの交換日記をつける場としてグループをつくってみるのです。いつもなら言えないことも、LINE内なら呟くことができます。しかも、日記の形なので、自分の本音を吐露しやすいというのも良い部分。そうすれば相手も素直になれるでしょう。これを心理学において“自己開示”の返報性といいます。カップル日記をLINEでつけることで、恋人関係もどんどん良好になっていくでしょう。

3.親しくてもすべてをさらけ出さない

人は相手のすべてがわかってしまったり、見えてしまったりするよりも、少し分からない部分があったり、見えなかったりする方がドキドキしやすく刺激のある関係を維持できるといえます。そのため、仮に親しくなったとしても何もかも手の内を明かすのはNG。小出しにしていったほうが、恋人の気持ちをたかぶらせ、あなたのことをもっと知りたいと感じてくれるはずです。良好な関係維持のためには、ちょっとした刺激も大切なのです。

4.ふたりだけの思い出の場所へ一緒に行く

カップルがある程度の期間付き合っていると、日常生活の中でお互いがだんだん慣れていき魅力的でなくなっていくことも少なくありません。そんな関係が続くと、好意の気持ちが薄れてしまいがちに。「昔は優しかったのに…」や「昔はもっとかわいかったのに…」とふたりとも不満を溜めてしまうのです。

そこでおすすめなのは、付き合い始めの思い出の場所や、ふたりだけの特別なスポットを一緒に訪ねてみること。そうすれば“記憶の想起”がもたらされ、恋人との関係がみずみずしいものに改善されるでしょう。当時のキラキラした記憶がよみがえり、初心を取り戻すことができるはずです。

【まとめ】

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LINEがそっけなくなる理由はさまざまですが、あなたの話題の振り方などで改善できる可能性もあります。相手が楽しくなり、つい返事をしたくなるようなLINEを送ってみてくださいね!