トレンドを取り入れつつ、TPOや天候に合うファッションを選ぶのは意外と難しいですよね。今回は、季節の変わり目に多く、お天気によって羽織りが必要となる最高気温27度、猛暑が予想される最低気温27度、それぞれの日におすすめの服装を厳選! コーデ選びに失敗しない気温別ファッションのポイントも解説します。
最高気温27度の服装
初夏や夏から秋への季節の変わり目に多いのが、最高気温27度の予報。太陽がのぞいている時間帯は汗ばむこともあるので、半袖やノースリーブなど涼しいコーデを選びがちですが、朝晩や室内では肌寒く感じることもしばしば。薄手のニットや長袖のカットソーを取り入れつつ、荷物にならない軽い羽織りがあると安心です。
【1】ふんわりカーデでセンシュアルなコーデにかわいげを
ベージュのジャケットセットアップをロゴTシャツでカジュアルダウン。ジャケットを脱いでもハイウエストパンツやベルト使いで洒落感はばっちりキープ。靴はハイテクスニーカーでこなれ感を高めて。
【2】優しい印象へ導くとろみのあるホワイトジレ
白のリブニット×ピンクのパンツにドロストリボンのディテールで顔周りが華やぐジレをプラス。グレーのバッグを締め色に投入するとピンクの甘さがおしゃれっぽく仕上がります。
【3】ルーズなシルエットで“真面目に着ないシャツ”が今どき
生地をたっぷり使ったビッグサイズシャツの余裕感が、今っぽいおしゃれコーデをアシスト。シルエットがルーズな分、素材はハリのあるものを選ぶのがおすすめです。肩掛けニットのアクセントやミニボトム合わせでメリハリをつけてBIGシャツをバランスよく着こなして。
【4】渋色コーデをウエストのワンポイントで今っぽく
ウエストの折り返しデザインが、シンプルなブラウンパンツの旬なアクセントに。同系色のトップスにグリーンの差し色カーデをプラスして、メンズっぽい洒落感をアピール。バッグやヒールをトラッドにまとめれば、いつもとひと味違うリッチカジュアルが楽しめます。
【5】モードをちょい足しして今っぽお仕事コーデに♡
かわいい印象のギンガムチェック柄スカートを都会的ムードへと導いてくれるのも、旬顔ジレの実力。フロントがシュッと見えるテーラードタイプなら、キレ味が加わってメリハリよく仕上がります。インナーはグレーのタンクでぱっきりモノトーンをやわらかく。
【6】甘めコーデは大人っぽい配色で差をつけて
黒トップスにブルーのスカートを合わせた甘めコーデ。程よいふんわり感がフェミニンなフレアスカートは、撥水素材でお天気が不安定な日にも最適。ニットタンクのトリミングデザインやたすき掛けにしたブルーのグラデ使いなど、着こなしを上級に見せるおしゃれテクにも注目。
【7】タンク×デニムコーデにクロシェビスチェで洒落感を
タンクトップ×デニムのカジュアルコーデに、ほんのり黄みがかったエクリュのクロシェビスチェを重ねてこなれたレイヤードスタイルに。デニムはゆるっとしたテーパードで頑張りすぎないのが今っぽい。カラフルなかごバッグを合わせて、夏らしい華やかさもひと盛り。
【8】辛口カーキパンツにヘルシーな色気を
ざっくりと深めの背中開きでも気負いなく着られるボーダーカットソー。センシュアルな上半身を引き立てるために、ボトムはラフなカーキパンツでこなれ感を漂わせるのが◎。真逆のテイストを組み合わせることで、飾らないのに意志のあるカジュアルスタイルが完成します。
【9】トレンチワンピースをジレ風に投入
甘さのある白ワンピをハンサムなロングジレでキリリと締めて、レディなワンピをワンランク大人な着こなしに。トレンチ風のジレを重ねるだけで、程よいきちんと感やトレンドムードがプラスできます。小物はブラウンを差し色に。
最低気温27度の服装
最低気温27度の日は、朝晩も含めて厳しい暑さに悩まされそう。 汗をかいても不快感を感じにくいTシャツや、熱がこもらないタンクトップなど、できるだけ涼しくて通気性のいいアイテムを選ぶのが大前提。肌見せや淡色を使ってコーデに抜け感をつくるのも、見た目を涼しげに演出するポイントです。ノースリーブなど露出が気になる人は、ボトムに涼しげなロングスカートを合わせて肌見せ面積を少なくするのも手。
【1】キリッとモノトーンにパンツのドット柄で愛嬌を♡
ドット柄パンツを黒トップスでまとめたモノトーンスタイル。重くなりがちな黒多めのモノトーンも、ドット〜白パンプスで足元に向かってグラデ配色にすることで軽快に♪ 黒トップス×ジレのレイヤードも今っぽい!
【2】きれいめジョグパンとグラデ配色の都会派スポーティ
スリーブレスでもきちんと感のあるジレで、今どきのオフィカジスタイルに。洗練感あるグラデ配色を裾絞りパンツで力まず着こなすとおしゃれ感度高く仕上がります。バッグもサンダルもエクリュでつなげて女っぽさもキープ。
【3】安定感のあるパンツスタイルも白効果で洗練見え
晴れ間が広がり蒸し暑さを感じる日は、清涼感のある白ワントーンコーデにきまり。人気のメッシュニットを取り入れたクリーンで女らしい白っぽコーデは、小物までホワイトで統一することで、ニット×デニムの定番コーデがフレッシュにまとまります。
【4】トレンドのクロシェビスチェを×白デニムで大人顔に
猛暑になりそうな一日はショート丈のクロシェビスチェで涼しげに。肌見せが効いている分、ボトムは着慣れたデニムが好バランス。クリーンな白ならきれいめに着こなせます。甘めディティールが盛り込まれた一枚は、モノトーンで大人っぽく取り入れて。
【5】サンド〜カーキの絶妙トーンでスカートをハンサムに
ドライなカーキ色のフレアスカートにベージュ系のインナー&ジャケットをプラス。あえて締め色は使わずにグラデーションでまとめると、スカートの“かわいらしさ”より“きれいさ”が引き立ちます。ナイロンスカートやリネンジャケットなど素材でメリハリを効かせて、立体感はキープ!
【6】ボウタイブラウス×ツイードバッグでレディに
ボウタイブラウスとニットビスチェがドッキングしたトップスは、1枚でコーデが洒落るおすすめアイテム♡ 品のいい甘さが漂うので、×パンツで甘さ控えめに着こなすと今っぽいクラシカルムードが作れます。小物はツイードのチェーンバッグをアクセントに。
【7】優しげなベージュのセットアップで大人っぽく
なめらかな素材感と大きめのフリルがドラマティックなスカートは、ジャケットセットアップで大人顔に。軽やかなシアー素材なら、季節のブリッジコーデにもぴったり。ゆるっとしたシルエットや背中にざっくり入ったスリットできちんと感のあるジャケットコーデに抜け感がプラスできます。
【8】上品なMIXツイードは明るめカラーで華やかに
表情豊かなピンクツイードのチュニックが、いつものデニムスタイルをリッチに格上げ。ボリューミーなパフ袖とツイード素材で甘さはそのまま、背中の肌見せでキレのいい女っぽさをアシストして。
【9】さりげない肌見せでオトナきれいな着こなしに
かっちり見えがちな白シャツは、ボタンを大胆に開け、やや抜き襟にしつつボトムに裾をINするとこなれ感が高まります。リネン混のショーパンはセンタープレスできちんと感もクリア。今年っぽい透け感やシルエットなど、シンプルだけど印象に残る着こなしに。
【10】マキシ丈ジレをボウタイブラウスで優しげに
きれいめなタックパンツ×ブラウスにマニッシュなロングジレをレイヤード。ふんわり袖のボウタイブラウスで立体感を出すことで、ツウなオフィスカジュアルが完成します。コーデが締まるバイカラーの小物もおしゃれ。
【11】流行中の腹チラはシンプルデニムでチャレンジ
ちょっとクールなリジッドデニムに短丈の白カットソー。余計な装飾を足さないデニムコーデから漂う女っぽさは、友達はもちろん彼ウケも抜群。フラットサンダルやちっちゃめの巾着バッグなど、小物も張りきりすぎないのが今っぽいコーデのコツ。
【12】夏っぽワントーンで肌見せコーデを爽やかに
大胆なV開きトップスにブルーデニムを合わせたワントーンコーデ。優しげな配色でまとめると、肌見せデザインのアイテムが品良くおしゃれに着こなせます。小物はベージュでやわらかに。
【13】くびれシルエットで通勤カジュアルに色気をプラス
体のラインをきれいに見せてくれるリブニットは、脇からインナーが見えにくい設計で着心地も抜群。カーヴィなシルエットを強調してくれるマーメイドスカートにトップスをすっきりINして、清涼感たっぷりの夏スタイルを完成させて。
【14】白シャツワンピを黒小物でメリハリよく!
さりげないボリュームスリーブと清涼感のある白が上品なワンピース。カジュアルな布ロゴトートとストロー素材のミニショルダー、キャラが相反する大小バッグの2個持ちで、シンプルなシャツワンピが今っぽくあか抜けます。流行のぷっくりサンダルは、モードな表情でツウ見えを狙って。
気温27度の服装のポイント
最高気温27度の日は、日中と朝晩の温度差を考慮しつつ薄手のジャケットやシャツなど軽く羽織れるものを忘れずに。最低気温が27度のときは、出かける時間帯によって30~35度の気温になるので、熱のこもらない涼しい服装をセレクトしてくださいね。