LINEが既読にならない理由は?
好きな人や彼氏にLINEを送ったのに、既読にならないことってありますよね。1時間程度ならともかく、半日、1日と既読がつかないとモヤモヤしてしまう女性も多いはず。そこで今回は、LINEが既読にならない主な理由や、既読にならないときの対処法をご紹介。また未読スルーする男性心理、LINEの返事をもらうためのポイントも解説します!
Contents
LINEが既読にならないのはなぜ?
まずはLINEが既読にならない主な理由を4つにまとめました。
1.未読スルーされている
「忙しい」「あとで返そうとしている」など理由は様々ですが、未読のままスルーされていることが一番多いでしょう。実際、返す時間ができるまで既読にしない人は多いみたいです。
2.長押しなど既読を付けないで読まれている
未読スルーと似ていますが、長押しや通知などで内容を確認し、既読を付けずに読んでいる可能性もあります。内容を見た上で、すぐに返信する必要がないと判断したか、既読にするタイミングを伺っているか…。どちらの可能性もあります。
3.友達未追加or友達から削除されている
設定の関係で、友達に追加していないとトークが受信できない場合もあります。放っておくと一生届かないままなので、緊急の場合は電話など別の手段で連絡を取ったほうが良さそう。
4.ブロックされている
ブロックされていることも既読にならない理由として考えられます…。相手がブロックすることにもそれなりの理由があると思うので、何か心当たりはないか確認してみて。
LINEを既読にしない心理
1.「答えなきゃ」感が面倒で先のばしにしてしまう
これはよく聞きますよね。「既読」機能があるために、メールと比べると「読んだら返信しなきゃいけない」という気持ちになりやすいLINE。
「いつ返信してもいい」という気持ちを保つために、通知で内容だけ確認して、しばらく未読スルーした経験がある人も多いでしょう。
「ダラダラとチャット形式で会話するのは苦手だし、未読状態ならその間は回避できるし…」と考える人も。また、返答をいったん保留したい物事に関しても、あえて未読スルーする人は多いようです。
2.しばらく放置していると、「いまさら返信するのもなあ」という気持ちになる
数日放置した後、「返信できる状況になったけど、いまさら感があった」とのことで、そのまま話題が自然消滅するのに任せてしまう人も。確かに「いまさら感」はあるかもしれませんが、人によってはその返信をずっと心のどこかで待ち続けている場合もあるので、答える意思があるなら返信してほしいですね。
3.返信が遅れると怒る人がいて、ますます返信する気をなくした
返信を催促するほうも、言い方を考えないといけません。一度怒られたことが軽いトラウマになり、返信するのが嫌になったという人も。返信が早くほしい気持ちもよく分かりますが、まずは相手が答えやすいような言い方の工夫が必要なのかもしれませんね。
未読・既読スルーさせないLINE心理テクニック
続いて、相手にLINEをスルーさせないテクニックをご紹介します。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.話題のクライマックスを前半にもってくる
LINEにおいて相手が既読してくれたとしても、返信したい内容でなければそのままスルーされて終わってしまいます。そこで、言いたいことや重要なことは、必ず最初の数行に盛り込むようにしましょう。これを心理学では“クライマックス法”といいます。冒頭で文章に引き込むことを意識しなければ、相手はサラリと流し読みするだけで、返信意欲が湧かず後回しになってしまい、最悪忘れられてしまうことも。それを避けるためにも、結論は文頭に持ってきましょう。
2.興味のありそうな話題を提供する
相手に既読スルーさせないための簡単な方法、それは相手にとって“興味のある話題”を送ることだといえます。例えば、パーティー会場のような大勢の人が集まる騒がしい場所でも、自分の名前を呼ぶ声や、自分が興味のある言葉などは自然と聞き取ることができますよね。このような現象を、認知心理学では“カクテルパーティー効果”と呼んでいます。この効果は、脳の選択的注意という機能によって起こります。つまり、相手にとって興味のあるLINEなら、その内容に目を通して何らかの意見を返してくれる確率が高まるといえるのです。
3.ムダなスタンプの連投は逆効果
LINEにおいて“スタンプ”便利な機能ですよね。でも、このスタンプ、使い方によってはマイナスに作用してしまうこともあるのです。社会心理学では人の持つ先入観の根底には“ステレオタイプ”というものがあるとされます。ステレオタイプとは、相手に対して本人が抱く「この人はこういう人だ、というフレーム」を意味します。このことから、もしもあなたがスタンプばかりを送っていると、「この人はスタンプでやり取りをする人」という認識を持たれてしまいます。そうすると、相手にとってあなたのLINEの相対的価値が下がってしまい、自分も軽くスタンプで返すか、返信しなくてもいいという気持ちになってしまう恐れが。スタンプは便利ですが要所で使うことを心がけ、ムダに連投するのは避けましょう。
4 .長文(120文字以上)を避けて短くテンポ良い文章を
LINEがメールと異なるのは、自分と相手とのやりとりが“テンポ”として目に見える点。例えば、送信する→既読になる→相手からの返信→既読にする→返信するという一連の流れがテンポよく進みますよね。このように、ある一定のリズムで送り合うことができれば、自然と既読スルーはなくなるといえます。そのために大切なのは、短い文章(120文字以内。スクロールさせない文字数が理想)で相手の返信速度に合わせて送ること。心理学者ニーレンバーグも、会話のキャッチボールには“短い質問が重要”だと述べています。既読スルーさせないようにするには、相手の「面倒くさい」と感じるやり取りをいかに軽減していくかがキモなのです。
既読になる♡モテるLINEのやり取りテク
最後に、心理学的観点から考えた、モテるLINEテクニックをご紹介。引き続き、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.意外と知られてないモテプロフィール活用法
モテる人はLINEのやりとりが上手なだけではありません。LINEプロフィールを観察してみましょう。きっと、その人のことがよくわかる魅力的なプロフィール画像や紹介文を設定しているのでは。心理学においては、ある一部分が魅力的だとそれ以外の全てが素敵に見えるという“ハロー効果”というものがあります。そのため、LINEプロフィールで好感触を持ってもらえたら、自然と自分自身にも好意を持ってもらいやすいのです。もしも画像設定するなら、あなたがどう思われたいかをテーマに選びましょう。おすすめはペットや自然風景の画像です。
2.スタンプは感情がわかりやすく共感できるものを
LINEというのは、相手が何を考えているのかをさぐる材料が少なく、また自分がどう思っているのかを伝える材料も少ないもの。そのため、“喜怒哀楽”といった感情が分かりやすい人のほうが好かれる傾向があるのです。つまり、心理学的に見ると会話以外の“ノンバーバルコミュニケーション”が豊かな人がLINEではモテるのです。そこで活用したいのがLINEスタンプ。特に、喜怒哀楽が分かりやすく共感できるものを積極的に使用しましょう。そうすることで、相手はあなたに安心感を覚え好印象になるはず。
3.リズムのいいやり取りの流れを意識して
LINEのやりとりをしていて、あれ?この人と会話していると何だか心地いいな、と感じたことはありませんか。それはおそらく、相手が好意のバトンタッチを上手にできているからかも。人は相手から良くしてもらったり興味を持ってもらったら、それに対してお返しをしたいという心理になります。これを“好意の返報性”といいます。この観点から見てみると、質問をしてくれたら、それに答えを返し、さらにお礼として相手に再質問をするという流れが、心地よさの秘密。質問には、必ず答えと再質問をつけましょう。
4.即返信は避けて!返信する前には3分置く
相手からLINEが送られてきたら、すぐに返信しないと申し訳ないという気持ちになりますよね。確かに人間関係のルールとしては、それは正しい考え方かもしれません。しかし、モテるLINEのやり方は異なります。相手からLINEが届いたら、即返信をせずに一呼吸置いてみましょう。そうすることで、あなたの価値が高まります。心理学においては、誰もが手に入るものよりも手に入りにくいもの。レアなもののほうが有難みが増すという“希少価値の法則”というものがあります。モテる人はそれをLINEで実践しているのです。
【まとめ】
LINEが既読にならないと気になって仕方なくなるという人もいるでしょう。ですが1度の既読無視くらいなら、相手がただ単に忙しかったり、うっかり忘れているだけという可能性も高いです。既読になるかならないかにモヤモヤするよりも、どんなLINEなら返事をくれそうか考えてみるほうがいいかもしれませんね。