「寧ろ」って読める? 日常でもよく使うあの言葉!
日常でよく見かけたり聞いたりする日本語でも、漢字で書かれると読めなくなってしまう。そんなこと、けっこうありますよね。
たとえば、「ぼんよう」と間違いやすい「汎用」。
「かんつい」と間違いやすい「完遂」。
「まくま」と間違いやすい「幕間」。
「そうきゅう」と間違いやすい「早急」など。
書けそうで書けないモヤモヤを解決する、漢字クイズのコーナー。本日のお題はこちら!
「寧ろ」。なんと読むかわかりますか?
「丁寧」の「寧」であることはピンとくる人が多いはず。この漢字の訓読みなのですが、なかなか出てこないのではないでしょうか。
ヒントとして、こちらの言葉をデジタル大辞泉(小学館)で引くと、次のように記されています。
[副]二つを比べて、あれよりもこれを選ぶ、また、これのほうがよりよいという気持ちを表す。どちらかといえば。
例文としては、「休日は遊びに行くより寧ろ家で寝ていたい」のように使います。
日常生活でもこういった使い方をする場面はよくあるんじゃないでしょうか。
わかりましたか? では、正解を見てみましょう!
正解は「むしろ」です。
小説でもよく見かける言葉ですよね。日常でも無意識に使っている人が多いのでは……!?と思われますが、漢字で書くとなかなか読めないものですよね。
漢字クイズは毎朝6時に更新されます。他の問題にもぜひ挑戦してみてくださいね♪ (澤夏花)