さっぱりした味は好きだけど、ツンとくる香りが苦手……という人も多いのでは？ でも、お酢は、夏こそ積極的に摂りたい調味料。疲労回復効果があり、料理で使えば食材が傷みにくくなります。しかも、内臓脂肪の減少、カルシウムの吸収を促進など、うれしい効果がいっぱい！
『AneCan』8月号から、「お酢」を使った＜混ぜるだけ＞＜漬けるだけ＞＜割るだけ＞の簡単レシピを3回にわたってご紹介していきます。今回は＜混ぜるだけ＞お酢レシピ。ご飯ものから、おつまみ、デザートまで豊富なバリエでお届けします！
お酢ライフ、この4本あれば完璧！
●米酢……米を原料にしたお酢。コクとうま味があり、和食によく用いられる。
●バルサミコ酢……ぶどうを原料にし、木樽で熟成。独特の香りと濃厚な甘みとコクが特徴。
●白ワインビネガー……白ぶどうが原料。ほのかなワインの香りで軽やかながら、しっかりとした酸味が。
●フルーツ酢……果実を原料にしたお酢。フルーティな香りで甘みもあるので、そのままでサラダに。希釈して飲めるのも特徴。
＜混ぜるだけ＞お酢レシピ
■えびとオレンジのサラダ
【作り方】ボウルに白ワインビネガー大さじ2、塩小さじ1、オリーブ油小さじ1を入れて混ぜる。そこに殻をむいて背ワタをとり、塩ゆでし、粗熱をとったえび8尾、皮をむいて輪切りにしたオレンジ1個を加えて和え、仕上げに香菜を添える。
■ほたてのライスボウル
【作り方】白ワインビネガー大さじ2、塩ひとつまみ、オリーブ油大さじ4を混ぜ合わせる。横半分に切ったほたて（刺身用）12個と角切りにしたアボカド1個、葉をつまんだディル2枝を加えて和え、器に盛ったご飯の上にのせる。
■から揚げとトマトのさっぱり和え
【作り方】ひと口大に切ったトマト1個、薄切りにした玉ねぎ1/4個をボウルに入れ、米酢大さじ2、塩少々を加え、全体をよく混ぜて味をなじませ、市販の唐揚げ6個を加えてさっと和える。器に盛って小口切りにした万能ねぎ2本を散らす。
■きゅうりのピリ辛和え
【作り方】米酢大さじ1、豆板醤小さじ1/2、ナンプラー大さじ1、ごま油小さじ1/2をボウルに入れて混ぜ合わせる。そこにピーラーでストライプに皮をむき、叩いて3㎝長さに切ったきゅうり2本を加えて和え、香菜を散らす。香りが食欲を刺激。
■さばのしょうが酢飯丼
【作り方】水気を絞り、せん切りにした新しょうがの甘酢漬け（市販もしくは次回の＜混ぜるだけ＞お酢レシピにてレシピを紹介します！）20ｇをご飯2膳に混ぜ合わせて器に盛る。食べやすく切ったサバ（刺身用）8切れ、せん切りにしたシソ3枚、輪切りにしたみょうが1個を上に盛り付け。
■なすの中華マリネ
【作り方】米酢大さじ1、味噌大さじ1、すりごま大さじ1、豆板醤小さじ1/4、ごま油小さじ1/2を混ぜ合わせる。ラップでくるみ、電子レンジ（500W）で2分半加熱後、粗熱をとり、縦4つに切ったなす2本を和え、小口切りの万能ねぎ2本を散らす。
■キャベツのマリネ
【作り方】ボウルに白ワインビネガー大さじ1、塩小さじ1/2、オリーブ油大さじ1を入れて混ぜ合わせる。そこにせん切りにした紫キャベツ1/4個を加えて全体を和える。ソーセージと一緒にパンでサンドしたり、肉料理の付け合わせにも◎。
■ベリーベリービネガー
【作り方】バルサミコ酢大さじ2、はちみつ大さじ1、ヘタをとったいちご10粒、ブルーベリー20粒をボウルに入れて、全体を優しく和え、ミントをのせる。バルサミコ酢の独特の香りとコクが、いちごとブルーベリーの甘さと香りを引き立てる！
見ているだけで口の中がすっぱくなるようで唾液が……。から揚げなどの揚げ物や焼き魚に、レモンの代わりにお酢を使うと、上品な味になります。次回は＜漬けるだけ＞お酢れレシピを。お店で出てくるようなピクルスが自宅で簡単に作れちゃいます！（さとうのりこ）
＜お酢レシピ(2)漬けるだけ＞はコチラ→ 漬けるだけ！「お酢」で作る健康美人レシピ(2)
＜お酢レシピ(3)割るだけ＞はコチラ→ 割るだけ！「お酢」で作る健康美人レシピ(3)
（『AneCan』2014年8月号）
【あわせて読みたい】
※夏の肌に効く！がっつりボリューミィな野菜おかずレシピ(1)
※トマトvsズッキーニのモテ・レシピ(2) もう1品！の「お手軽おかずとっておき3品」
※「世界でいちばん美味しい料理」に認定された「マッサマンカレー」が自分で作れる！
