「行脚」コレ読める? 読めたらスゴイ!
世の中には読めそうで読めない漢字って多いですよね。みなさんは、そんな漢字を間違えた読み方で覚えていませんか? それってちょっぴり恥ずかしいことですよ。
たとえば、果物の「凸柑」や経験した数を示す「場数」、「いちい」と読んでしまいそうな「市井」などなど。みなさんきちんと読めていましたか?
今回はそんな、読めそうで読めない漢字シリーズから出題! 今回の問題はこちら。
「行脚」。
「いく」「あし」とそれぞれの言葉ならば読めるのに、熟語になると一気に読み方が分からなくなりますね。もちろん、「いくあし」ではありませんよ。
みなさんがきっと見たことのあるのは、「全国行脚」や「名所行脚」という言葉ではないでしょうか?
「行脚」の意味をデジタル大辞泉(小学館)で引いてみるとコチラ。
1.仏道修行のために、僧侶が諸国を歩き回ること
2.ある目的で諸地方を巡り歩くこと
と出てきました。よく使われるのは、2の意味ですかね。
そろそろ分かってきましたか?
それでは結果発表です!
「あんぎゃ」。
「行」を「あん」と読むなんて驚きますよね……! これは、唐音というもので中国語の発音が元になった音だそうです。ちなみに、他に「行」を「あん」と読む言葉には「行灯(あんどん)」もあります。
CanCam.jpの漢字クイズは毎朝6時の更新です。明日もお楽しみに♪ (齋藤有紗)