読めそうで読めない!「廷吏」の正しい読み方と意味、分かる?

ずっと日本語を使って暮らしているのに、読めない漢字ってまだまだあります。誰もが知っている「鍬形」「小熊猫」、絶対経験したことのある「嚔」……など。
そんな「意外と知らない日本語」クイズ、本日のお題はこちらです♪

「廷吏」
なんとなく読めそうなのに、意外と読めない。そんなモヤモヤを感じた人も多いのではないでしょうか。せっかくなので、ここで読み方+言葉の意味を覚えてしまいましょう!

■「廷吏」の意味は?

まずは、読み方のヒントになるかもしれない「廷吏」の意味から見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「廷吏」とは次のような意味です。

法廷での事務その他の雑務に従事し、裁判官を補助する裁判所職員。旧称、廷丁。

ドラマや映画で裁判シーンを見たことがある人は、思い浮かべてみてください。法廷の片隅に待機していて、裁判長の代わりに弁護士や検事から書類を受け取ったり、裁判長の命令があれば陪審員や被告人を法廷の外に連れていったり、さまざまな用事をこなしている人物。それが「廷吏」です。
ちなみに「廷」は「法廷」の廷と同じ文字ですが…さて、なんと読むのでしょうか? 早速正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!

「廷吏」の読み方、正解は「ていり」でした! 法廷モノのドラマをよく見る人にとっては、簡単だったかもしれません♪ ちなみに上記の辞書の引用に出てきた「廷丁」は廷吏の旧称で、読み方は「ていてい」です。

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(豊島オリカ)

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