「別れたくない」とき、絶対にしてはいけないこと

【「別れたくない」とき、絶対にしてはいけないこと】


女性

恋人との関係が終わりを迎えそうになってくると、「そろそろかな……」と肌で感じることがあるかもしれません。双方がお別れに前向きならいいですが、もしもあなたがまだ一緒にいたいと思っているなら、関係を継続させる障害はなるべく取り除いておきたいところですよね。

そこで今回は、「別れたくないとき、絶対にしてはいけないこと」についてご紹介いたします。

 

 

■「絶対」や「必ず」は禁句


人は心の奥底では自信がなくなっているときこそ、自信をアピールする傾向があります。「絶対うまくいくよ」「別れたら必ず後悔するよ」という強い言葉を使うとき、その人には自信があるのでしょうか。心理学者レオン・マンの実験によると、人は自信がないときに強い言葉や表現を使う傾向に陥ることがあるとされています。

そのため、恋人と関係がぎくしゃくしているときに強い表現を使ってしまうと、深層心理で「信用できない」「無理をしている」と感じさせてしまうのです。不安でもみだりに言葉を強調しないようにしましょう。

 

■相手の気持ちを探るために周囲にあれこれ聞いて回らない


相手の気持ちが離れそうになっていると感じると、探りを入れるため周囲にあれこれ聞いて回りたくなるものですよね。でも、これはやってはいけないアクションなのです。

心理学においては「ウィンザー効果」と呼ばれる心理作用があり、第三者のうわさ話は「多くの人が共有している情報」だと捉えてしまい、信じやすくなってしまうのです。

その結果、何の根拠もない周囲の声に迷わされて、さらに関係を悪くさせる結果になってしまうことも。心配でも周りに意見を求めないのがベストなのです。

 

■別れ際こそメソメソせず堂々と立ち去るべし


恋人とデートでケンカになってしまったとき、帰り際にめそめそと泣きながら去っていく……これはあなたのイメージを下げる、やってはいけないアクションです。

いわゆる心理学で言うところの「親近(終末)効果」というもの。興味のある対象について、最後に見た情報が最も印象に残るという心理現象なのです。相手からすると、「めんどくさい相手」のレッテルを貼られかねません。別れ際こそ堂々と笑顔で立ち去るべきなのです。

 

■問題を相手のせいにせず自分の中に求めること


恋愛にケンカやトラブルはつきものですが、その受け止め方は人によって異なります。ある問題に対してその原因をどこに求めるかという概念を、「ローカス・オブ・コントロール(LOC=統制の位置)」と言います。失敗の原因を相手に求めるのを「外的統制型」、自分に求めるのを「内的統制型」とされます。前者は失敗の反省をすることなく、都合のいい言い訳をするため、いつまでも進歩がなく相手もへきえきしてしまいます。

反面、後者はストレスをため込む傾向がありますが、自己内省することで次の機会に活かすことができます。そのため、関係修復も容易なのです。

 

人生においては、思ったように事がはこばないこともあります。そのようなときに、実現したい欲求が満たされないことを「欲求阻止状態」と呼びます。そして、そこからフラストレーションが生まれます。恋人に言いたいことは、溜め込むとスラストレーション耐性が育たず、ちょっとのケンカで別れにいたる場合も少なくありません。日頃から、言いたいことは言い合える関係をつくっておくことで、衝動的に別れてしまう結果は防げるのです。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。

 

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