ネガティブな人必見!ポジティブになるための行動心理

【ネガティブな人必見!ポジティブになるための行動心理】


女性

 

今回は、自分のネガティブさを気に病んでいる人に役立ててほしい記事です。ネガティブシンキングを払しょくするにはどうすればいいのか? そもそもネガティブでいることは悪いことなのか?
過去の心理学実験や理論を通して考えていきます。

 

 

■覚えたり思い出す記憶は感情と深く結びついている


心理学者のゴードン・H・バウアーは、情動と情報は一緒に記憶の中に貯蔵されると考えました。つまり、ある出来事の思い出とそのときの感情は1セットで記憶されているということです。

そのため、幸せな気分のときはポジティブな体験を覚えており、逆に不幸な気分のときはネガティブなものを記憶しやすい傾向にあります。これを「気分適合的情報処理」と呼びます。悲しいときには悲しい過去を思い出しやすいので、まずは思い出を掘り返すのをやめてみましょう。楽しい過去を思い出せば、気分も楽しいものになれるはずです。

 

■色の印象を使って自分のイメージを変えてみる


色彩心理学の基礎を紐解くと、色は見る人の心にさまざまな影響を及ぼすとされます。
そして、その色を身につけたり、配色したりすることによってその人自身の自己イメージも変わります。

もしもあなたが黒や白といったモノトーンを好むようなら、少しネガティブになりがちかもしれません。というのも、黒は重たいイメージを、白はすべてをさらけ出すイメージを自分に与えるからです。
もしも、元気になりたい! と思うなら、ビタミンカラー(赤・オレンジ・黄色)などをワンポイントで身につけてみましょう。自然とポジティブに向かっていける自分に気がつくかもしれません。

 

■発することばを変えることでやる気が上がる


やる気や明るさが出てこない……そんなときは、「アファーメーション」の力を借りてみましょう。
前向きな姿勢を言葉に出すことで、言葉が無意識に働きかけ、やる気を引き出してくれるのです。

また、心理学者レイヤーによれば、人はやる気がないときは呼吸がゆっくりに、やる気があるときは呼吸が浅くなることを発見しました。これを逆に応用することで、呼吸を浅く、速くすればやる気が湧いてくるとされます。

 

■高級品を身につけると自分も高級な人に感じる


自信とは、文字通り自分を信じることで身につくもの。でも、それは積み重ねによるものだと思う人も少なくないでしょう。そんな人のために、手っ取り早く自信を手に入れられるかもしれない「自我拡張」という方法があります。

これは、自分の持ち物まで自分の一部だと認識する心理を意味します。つまり、よりよいものを身につけるだけで、自分の価値を高めることができるのです。すてきなもの、高価なものを身につける、また人気者や周りから尊敬されている人と親しくすることで自信がつき、次第にポジティブになっていくのです。

 

 

ネガティブであることは、一見よくないことのように思われます。
しかし、痛みや悲しみを知らなければ、人は他人に心から、本質的なところで優しくなれません。ネガティブであることはある意味で共感する力を高めてくれます。
もちろん、そこにいつまでも留まっているとただただ苦しみを再生産してしまうことにもなりかねません。自分にとって一番心地のいいネガティブ・ポジティブのバランスを探ってみてください。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。

 

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