正直行きたくない仕事の飲み会、どうしてる?令和の今、多数派はこうしてます!

行きたくない飲み会、どうしてる? 7割以上が選んだのは…

仕事の付き合いで開かれることも多い飲み会。でも、「正直行きたくないんだけどな…」という飲み会もありますよね。仕事とプライベートは分けたいという場合もあれば、そもそもお酒が得意ではないから行きたくない、飲み会の雰囲気が苦手など、その理由は様々。

そこで今回は、日本トレンドリサーチとダイヤモンド・オンラインが全国の男女1,020名を対象に行った、「仕事上の飲み会」に関するアンケート調査の結果をご紹介します。

 

「上司から誘われた飲み会」に行きたくないとき、どうする?

上司から誘われた飲み会に行きたくないとき、どうする?

まず初めに、「上司から飲み会に誘われて「行きたくない」と思ったときの行動パターン」について質問したところ、「申し訳なさそうにしながら断る」が56.0%で最も多く、「断固として断る」の14.3%と合わせると、70.3%の方が「断る」と回答しました

意外にも、「上司から誘われた飲み会に行きたくないけど行く」という人は少数派のよう。では、取引先に誘われた場合にはどうなるのでしょうか?

 

「取引先から誘われた飲み会」に行きたくないとき、どうする?

取引先から誘われた飲み会に行きたくないとき、どうする?

「取引先から飲み会に誘われて「行きたくない」と思ったときの行動パターン」について聞いてみると、こちらも「申し訳なさそうにしながら断る」が49.4%と最も多い結果になりました。「断固として断る」の10.8%と合わせると、60.2%の方が取引先相手でも「断る」と回答しています

一方で、「『行きます』と即答する」が26.2%、「渋るニュアンスは出しつつ、行く」が13.6%で、上司から誘われた場合に比べて「行く」方の割合が増えています

ビジネスのことも考えると、やはり取引先は断りにくいと感じている方が多いのでしょうか。

 

頻繁な誘いは、「プライベートの時間が削られるので不快」が約4割

頻繁な飲み会の誘いについてどう思う?

次に、「頻繁に飲み会に誘ってくる上司や取引先についてどう思いますか?」と聞いたところ、「プライベートの時間が削られるので不快」が37.5%と一番多く、その後「仕事の一部なので気にならない(24.0%)」が続きました。

仕事とプライベートは分けたいと考えている人がいる一方で、勤務時間外でも飲み会は仕事の一部だと考えている人もいるよう。これに関しては、働き方に関する個人個人の考えによると言えそうです。

 

部下が上司の誘いを断ること、「各自の判断で良い」が約8割

部下が上司の誘いを断ること、どう思う?

最後に「部下が上司の誘いを断ることをどう思いますか?」と聞いたところ、「各自の判断で良い」が78.0%と多くを占めました。

 

また、新型コロナウイルスの感染拡大により飲み会を断りやすくなった、飲み会がなくなって良かったという意見もSNSなどでみられているよう。仕事の飲み会を断るハードルが、昔よりも下がっていると言えそうです。

 

飲み会が好きな人や「仕事の一部だと考えているから気にならない」と考えている人もいるため、飲み会を開催すること自体は悪いことではありませんが、やはり上司からの誘いとなると「行きたくないのに断りにくい」「断りはするけど、申し訳なさが残る」と感じてしまう人もいるはず。誘うときに、相手が断りやすい飲み会の誘い方ができれば、部下が上司に抱くのは申し訳なさではなく信頼になりそうです。

飲み会ができる状況になって部下を飲み会に誘うときには、ぜひ“断りやすい誘い方”をしてみてくださいね!(平田真碧)

 

情報提供元/株式会社NEXER