「文書を書きうつす」「スクリーンにうつす」別の漢字ですよ!

■「移す」は分かるけど、残りの「うつす」は自信がないかも…


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突然ですが、日本語って難しいですよね。

特に漢字は、手書きをする機会が減って、ますます「書けない!」というものが増えたように思います。
もちろん、たいていの場合はひらがなを漢字に変換すれば、「あぁ、そうだった、こんな字だった!」と思い出すので、困ることはそんなにありません。

でも、変換の候補が複数ある言葉を使うときは、事情が変わってきます……!

はたして、みなさんは日本語をどこまで使いこなせているでしょうか?
それを確認するために、今回はこんな問題を用意してみました!

 

「うつす」って、使い分けられる?

 

うつす」……いちばん最初に思い浮かぶのは、「移す」ですかね?

あとは「映す」と「写す」……。
あ、これは使い分けに自信がないかも……。

みなさんは、「うつす」の使い分け方、きちんと理解できていますか?

 

では、試しに次の問題に挑戦してみてください!

 

1 文書を書き「うつす」

2 スクリーンに「うつす」

 

ふたつの「うつす」は、それぞれ異なる漢字です!
どちらの「うつす」が当てはまるのか、考えてみてくださいね。

★「意外と読めない」シリーズ

■正解は…コチラ!


それでは正解を確認してみましょう。
コチラです!

 

1 写す

2 映す

 

正解出来たでしょうか?

それでは、「うつす」の使い分け方もチェックしていきましょう!

 

まずは「写す」です。

これは、「元の物の姿・形をその通りにまねして表す」という意味合いです。
「手帳に写す」「レポートを写す」あたりが例文として挙げられます。
多くの場合、「コピーする」あるいは「撮影する」と言い換えられるので、覚えておくと便利です。

 

そして、「映す」。

これは、「反射や投影などによって、形や姿を他のものの表面に現す」というときに使います。
「スライドを映す」「鏡に姿を映す」「水面に映す」などが例文ですね。

日本語は難しいということを再確認する結果になりましたね……。

ちなみに私は、結構移り気な性格です。みなさんは、どうですか? (薄井大輔)

 

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