■あれ、言われてみれば…信号機の数え方って、知らないかも?
読めそうで読めない漢字シリーズや、アルファベットの略語、パソコンのお役立ち知識など、これまで様々な雑学クイズを出題してきましたが、今度は「ものの数え方」に挑戦してみましょう!
今回のお題はこちら!
信号機の数え方は?
あれ、確かに言われてみれば分からないかも……?
そもそも数えるシチュエーションがあまり無さそうですが、もし数えるとしたら何でしょうか。
やはり、「一つ、二つ……」ですかね? あるいは「一個、二個……?」
いまいちしっくりこない気もします。
と、いうわけで調べてみたところ、案外日本語の奥深さを感じられたので紹介したいと思います!
■正解は、コチラ!
正解は、コレです!!
「き」でした!!
でも、「基」って普段使わないですよね……? どういうときに使うのでしょう……。
「基」という数え方には、「土台」や「基礎」といった意味が込められていて、「人の手では動かせないもの。その場に備え付けられている(据えられている)もの」に使うとされています。
他にも、お墓やダム、灯台などに使います。なるほど、確かにどれもその場に設置されていて、人の手では動かせないものですよね。
「でも、信号機って、『台』という数え方もできるんじゃないの……?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
その疑問にも関係するので、今回はもうひとつ問題を出したいと思います!
エレベーターの数え方は?
………?
これこそ、アレで数えられるんじゃないの……?
そうですね、たぶんそのアレで合ってます。
■正解は、コチラ!
正解は、コレです!!
はい! これも「き」で数えられます!
「ちょ、ちょっと待って! エレベーターは『台』で数えるんじゃないの? 『アレ』って、『台』のつもりだったんだけど……」と慌てた方、そのとおりです。
エレベーターは「台」でも数えられます。
ですが、信号機は「台」では数えられません。
なぜかというと、「台」とは基本的に「人や物をのせるもの」に使うからです。車やベッドが代表例ですね。
ちなみに、「地面に接している」というのも条件です。飛行機や船にはあまり使いません。
なので、エレベーターを「乗り物」と考えるのなら「台」、「備え付けられている物」と考えるなら「基」という数え方が可能なわけです。
「台」について、もう少し補足すると、一部の機械や、機械的で複雑な構造のものにも「台」って使いますよね?
テレビとか、電話とか、ピアノとかがそうですね。
自動車という「乗り物でもあり、機械でもある」ものが登場したために、機械にも「台」を使うように意味が広がったそうですよ。
信号機も機械なので、今後、よりハイテク感が出てきたら「台」で数えるようになる……かも?(薄井大輔)
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