「雌蕊」読める?絶対知っている言葉です!
誰でも知っている言葉なのに、漢字になると急にわからなくなってしまう。そんな日本語って世の中にたくさんあります。
夏に食べたくなる「棒棒鶏」や、家にひとつはある「薬缶」、子どもの頃よく遊んだ「双六」、体中にある「黒子」などなど。
なんなら会話では話しているのに……。そんな知っていても読みにくい漢字クイズ、今回はこちらの漢字です!
「雌蕊」。
「蕊」なんて心が3つも入っていますよ? なんて読むのか分からない……。
一見難しく見えるこの漢字。実はよく知っているあの言葉です。
デジタル大辞泉(小学館)で意味を見てみると、このように描かれていました。
「種子植物の花の中心にある雌性の生殖器官。柱頭・花柱・子房の3部からなる。しずい。」
簡単に言うと、お花の1部分である「アレ」ですね。
イメージできた方も多いのではないでしょうか。答えを見ていきましょう。
「めしべ」でした。ちなみに、おしべは「雄蕊」と書きます。
小学校の頃、理科の授業で野外観察をしましたよね。みなさんの大敵である花粉を雄蕊が作り、雌蕊の先について実がなります。あの頃は雌蕊や雄蕊を漢字で書くと、こんなに難しいとは思ってもいませんでした。
CanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中です! 明日も力試しをしてくださいね。 (齋藤有紗)