■「一本」でも「一個」でもないタラコの数え方って、知ってる?
読めそうで読めない漢字シリーズや、アルファベットの略語、パソコンのお役立ち知識など、これまで様々な雑学クイズを出題してきましたが、今度は「ものの数え方」に挑戦してみましょう!
今回のお題はこちら!
タラコの数え方は?
タラコの数え方……?か、考えたこともなかったかも……。
「やっぱり棒状だし、『一個』というよりは『一本』かな?」
確かにそれも正解です。しかし、タラコには他にも、特別な数え方が存在するのです。
なんだか分かりますか?
■正解は…コレ!
正解はコチラ!!
は虫類や魚など、親がたくさん卵を産む場合、一度に産んだ卵をまとめて「一腹」と数えます。
タラコも、親であるスケトウダラが一度に産むはずだった卵のかたまりなので、左右の卵巣をセットで「一腹」と数えるのです。
つまり、よく見かける細長い棒状の卵のまとまりが二本で「一腹」なのですね。
ちなみに、一本だけであることを表したいときは「片腹(かたはら)」と数えるそうです。
さらに豆知識ですが、数の子は「一羽(ひとはね)」と数えることがあります。
鳥の羽の形に似ているからというのが、その理由。
高級食材であるため、お客さんが店頭で「片腹だけください」と注文して恥ずかしい思いをしないようにと始まった、築地の数の子専門店発祥の数え方だそうですよ。
数え方ひとつにも様々な思いやりがこめられているのですね。(薄井大輔)
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