立+風=「颯と」読める?誰もが知っているあの言葉!

普段なにげなく使っている日本語でも、漢字表記は意外と知らないことが多いもの。たとえば、「頓て」「連む」「窶れる」などは、音で聞けばわりとおなじみの言葉ですが、漢字で見ると知らない言葉のように思えますよね。
そんな「知っているのに読めない日本語」クイズから、本日のお題はこちら!

クイズ!

颯と」。
立+風「颯」に送り仮名の「と」を付けたこの漢字、何と読むでしょうか?
「かぜと」ではなく、日頃の会話でよく使われる言葉です。ヒントを見ながら一緒に考えてみましょう。

ヒント①

小学館デジタル大辞泉によると、「颯と」の意味は次のとおりです。

[副]
1 動作がすばやく行われるさま。物事が急に変化するさま。「―身を隠す」「―顔色が変わる」
2 雨が急に降りだしたり、風が急に吹いたりするさま。「―通り雨が降る」

物事をすばやく行ったり、急に行われたりすることを表すようですね。

例文を作るとすれば、
・「上司に頼まれていた仕事を、颯と片付けた。」
・「春のあたたかい風が、颯と吹いた。」
などでしょうか!

ヒント②

文字数は「○○と」。送り仮名を抜いたら2文字です。

さて、意味を知ったところで、なんとなく分かってきましたか? 
それでは答えを見てみましょう。


正解はこちら

「颯と」の読み、正解は「さっと」でした!
生活の中でよく使われる言葉なので「へぇ~」「そうなんだ~」となったかと思います。
小説などに出てきても、これでもう完璧に読めちゃいますね。

CanCam.jpでは毎朝6時に日本語クイズを更新中! 他にも問題はたくさんあるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。(Mai)

★漢字クイズ一覧はコチラ