世の中には、ちょっと変わった当て字が色々あります。たとえば植物を表す「鰐梨」や、動物を表す「人鳥」「倉鼠」など。それぞれどんなモノを指す当て字か、分かりますか?
さて、本日の漢字クイズもそんな「ちょっと変わった当て字」からの出題です。お題はこちら!
「甘蕉」。
こちら、読み方は「かんしょう」ですが、そう聞いても何のことなのかイマイチぴんと来ませんよね。じつはこの「甘蕉」、私たちにとって超おなじみのあるモノを指しているのですが……いったい何を指す言葉なのでしょうか?
■ここでヒント!
ここでいくつかヒントを見てみましょう。
・ヒント1 植物です
「甘蕉」は、バショウ科の常緑多年草、つまり植物の仲間です。
・ヒント2 食べられます
「甘蕉」は、日本人にとっては非常になじみの深い食べ物です。「毎朝これを食べている」という人も結構多いかも。
・ヒント3 こんな形
「甘蕉」という食べ物の見た目はというと……黄色くて細長い棒のような形の実が、房状に連なっています。スーパーでもよく見かけますよ♪
ちなみにカタカナで書くと「○○○」の3文字です。
さて、誰もが知っている「甘蕉」の正体は? この辺で正解を見てみましょう♪
■正解は、こちら!
「甘蕉」の正体、正解は「バナナ」でした!
小学館デジタル大辞泉によると、「甘蕉」とはバナナの漢名です。バナナは熱帯アジア原産の果物で、日本での旬は夏、その木の高さは2〜3メートルほどにもなります。
一説によれば、バナナが属するバショウ科にはもともと「芭蕉(ばしょう)」という植物があり、バナナの葉の形がそれに似ていること、実の味が甘いことから「甘蕉」と名付けられたといわれています。
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(豊島オリカ)