「あの人、いつも穏やかで心が広いな」「なんだか話していると安心するな」。あなたの周りに、そんな風に思わせる「寛容な女性」はいますか?寛容とは、単に「なんでも許す」ことではありません。相手の個性や違いを受け入れ、広い心で包み込むことができる、真の強さと優しさを兼ね備えた魅力です。今回は周囲の人々からも深く愛される「寛容な女性」の特徴を20~30代女性200名にアンケート調査! 今日から実践できるヒントを見つければ、あなたも心穏やかで魅力的な「寛容な女性」に近づけるはず!
寛容な女性に憧れる?
Q.寛容な女性に憧れますか?
憧れる…54%
普通…46%
寛容な女性に憧れる人は54%! 圧倒的ではありませんでしたがやや多数派となりました。
寛容な女性の特徴
1.すぐに怒らない
- 「心が広い」(22歳・公務員)
- 「ちょっとしたことでイライラしない」(36歳・専業主婦)
2.焦らない
- 「落ち着いていて、みんなの支えになる人」(27歳・専門職)
- 「冷静」(28歳・会社員)
- 「どんな困難な場面でも冷静に受け入れる心がある人」(37歳・専門職)
3.感情的にならない
- 「感情に左右されない」(30歳・専門職)
- 「感情が安定している」(26歳・専門職)
4.大らかな人
- 「物事を広い心で受け止める」(26歳・会社員)
- 「忍耐力がある」(24歳・会社員)
5.優しい
- 「優しげな雰囲気」(30歳・専業主婦)
- 「誰にでも笑顔で優しく接する人」(28歳・会社員)
おだやかでちょっとしたことでは怒らない、大らかな人というイメージがあるようです。感情が安定していて自身でコントロールできることも特徴のよう。
寛容な女性が男性から愛される理由
1.冷静に対処できる
- 「どんな状況でも冷静に穏便に解決できる寛容さ」(38歳・その他の職業)
- 「ちょっとしたことで動じない」(25歳・学生)
2.否定しない
- 「相手の悪いところを受け入れる」(28歳・自営業)
- 「相手を受け入れて欠点を許す」(26歳・会社員)
3.自分に余裕がある
- 「余裕を持って意見を聞き入れる」(31歳・専業主婦)
- 「余裕があって手のひらで人を転がす」(26歳・会社員)
4.感情が安定している
- 「大らかでヒステリーにならない、建設的な対話がいつもできる」(34歳・派遣社員)
寛容な女性が男性からモテるのは、ただ単に大らかだからではないようです。ただ大らかなだけでは都合のいい女になってしまうことも…。相手の失敗やダメなところを受け入れることができるのは、自分に余裕があるからこそ。精神的に落ち着いていて相手の意見を否定せず受け入れることができる女性は人気。何でもかんでも聞き入れる人とは違います。
ポジティブで寛容な女性になるために今日からできる習慣
寛容な女性になるためには、自分の感情をコントロールし、ポジティブでいることが大切のよう。そこで最後に、ポジティブな女性になるためのコツを、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.自分の幸福をまず信じて予言する
心理学においては、予言の自己成就もしくは自己成就予言というフレーズがあります。これは、何となくこうなりそうと思っていたことが、本当にそうなってしまう心理効果のことをいいます。人は何かを期待、もしくは予想するだけで、無意識にそのイメージに沿った行動をとってしまうというのです。そのため、楽観視するためには自分の成功や幸福を予言、つまり未来の自分像として口に出してみましょう。そして、それが叶った姿をありありとイメージングしてみてください。きっと予言された通りの自己成就がやってきて、楽観的になれるはずです。
2.朝起きて鏡の前でやりたいことを宣言する
ネガティブな言葉を口にしていると、自分で言ったその言葉がきっかけでますます悪循環に陥るような行動をしてしまいがちです。逆に、嫌いなものでもポジティブなフレーズを口に出していると、本当に好きになってしまいます。心理学ではこれを公表効果と呼び、これを応用することで楽観的な視点を持てるように。特に、朝起きた状態のときは、自分の心の中に発したメッセージが浸透しやすいため、鏡の前でやりたいことを口に出すようにしましょう。なるべく明るく楽しい内容がいいでしょう。それが習慣化すれば、朝から楽観的な気持ちで一日を過ごせるはずです。
3.なるべく早口で会話するよう意識する
南ジョージア大学のステファン・スミス博士は、1分間に180ワードで話すよりも220ワードで話したほうが相手に信頼されやすいというデータを発表しています。これは、言葉に熱意が入っていることがその原因だとされました。情熱的な姿勢が早口にさせるという結果が得られたのです。そこで、もしもあなたが物事を楽観視できるようになりたいなら、なるべく早口で話すようにしてみましょう。きっと、あなたが熱意ある人だと周囲から認識され、あなた自身もだんだんとポジティブなものの見方ができるようになるはず。
4.黄色を見えるところにワンポイントで身につける
色彩心理学の観点によると、色は見る人の心にさまざまな影響を与えます。色の持つイメージは、周囲の人たちだけでなくその色を身につけた人のイメージにも影響を与えます。もしもあなたが楽観的になりたいなら、黄色を身につけることをおすすめします。心理的に、黄色は人に人見知りをなくし心に元気をくれるビタミンカラーだとされています。さらに、自分の感情を素直に伝えられるようになる効果もあります。そんな黄色を、持ち物や衣服の一部としてワンポイント取り入れれば、明るく楽しい気分に。なるべく自分の目につく部分に配色するのが効果的です。
【まとめ】
相手を受け入れるためには、まずは自分を愛して余裕を持つことが必要です。寛容な人になるには、まずは自分のことを大切にすることが第一歩といえそうですね!