沈みがちな毎日に効く。暗い気分をリフレッシュする方法

沈みがちな毎日に効く。暗い気分をリフレッシュする方法

女性

気分を切り替えるのは、簡単なようで実はかなり難易度が高いもの。しかし、自分自身をコントロールできれば、さまざまなシーンで活躍することも可能になるはず。ネガティブな気持ちをポジティブに持っていくには、どうすればいいのでしょう!? そこで今回は、「暗い気分をリフレッシュする方法」をご紹介いたします。

■色のパワーで気持ちをアゲる

色は見る人の心にさまざまな影響を及ぼすとされます。そして、その色を身につけたり、配色したりすることによってその人自身の自己イメージも変わります。それこそが色彩心理学と言われるもの。

もしもあなたが、リフレッシュしたいと思うなら、ビタミンカラー(赤・オレンジ・黄色)などをワンポイントで身につけてみましょう。これらのカラーは、可視光線の中で、最も暖かさを与えてくれる色味だとされます。これらを意識して身につけることで、自然と暗い気持ちが明るくなるはずです。

 

■朝、自分に向かって宣言することでポテンシャルが上がる

暗い気持ちのままだと、どうしてもネガティブな思考になってしまいますよね。そして、口に出した愚痴や不満は自分の心を荒ませて、ますます悪循環に陥る結果に繋がってしまいます。逆に、暗い気持ちでもポジティブな言葉を口に出していると、何だか元気になってしまいます。心理学ではこれを公表効果と呼び、気持ちを切り替えるためのテクニックとして活用することができます。

一番効果テキメンなのは、朝起きた状態のとき。自分の心の中に発したメッセージが浸透しやすいため、洗面台の前でやりたいことを口に出すようにしましょう。そうすれば暗い気持ちを引きずらずに、朝からポジティブな気分でスタートできるはず。

 

■他人をほめることは最強のリフレッシュ法

暗い人の多くは、自分で自分を褒めるのが苦手な傾向があると言えます。そんな人におすすめなのが、他人を意識して褒めるように心がけること。なぜなら、人間の脳には主語を認識せずに処理するという機能があるため、自分でなく他者を褒めた場合も、自分を褒めたことと同じ効果があるからです。

そのため、他人を褒める癖をつけることで、どんどん自信がつき自己肯定感が高まるのです。

 

■大きな声で早口でしゃべると自信がつく

南ジョージア大学のステファン・スミス博士によると、早口で大きな声で話す人は、相手に信頼されやすいというデータを発表しています。これは、言葉に熱意が入っていると感じられることがその原因だとされます。情熱的な姿勢が早口や大きな声に繋がり、それを認知させるという結果になるのでしょう。

そこで、もしもあなたが暗い気持ちから回復したいなら、なるべく早口で、大きな声で話すように意識してみましょう。きっと、あなたが熱意ある人だと周囲から認識されることで、ひるがえってあなた自身の気持ちの入れ替えの助けになるはず。

暗い気持ちを払拭するのは難しいことですが、自分の運の流れを変えられるという意味においてはとても有用だと言えます。少し発想の転換ができるだけで、自分のモノの考え方を変えられるというのは素晴らしいこと。リフレッシュするというのは、価値観や見方を転換し俯瞰(ふかん)するきっかけにもなってくれます。もしも何かに行き詰まっていたとしても、心を落ち着けてリフレッシュしてみましょう。きっと打開策が見えるはずです。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。