便秘が引き起こす問題がヤバすぎ!対処法総まとめ

では、便秘を解消するためにはどんなものを摂取したらいいのでしょうか?

■寒い季節に摂取する果物は「リンゴ」がおすすめ!

便秘解消に効果的と言われる食べ物の代表格が、「リンゴ」。食物繊維が豊富で、腸内環境を整えてくれる“オリゴ糖”を含み、体を冷やさない果物だからです。また、最近さまざまな種類が多く発売されている「ヨーグルト」は、腸内環境を整えるものを選ぶのがポイントです。(福田千晶先生)

■「オリーブオイル」のおかげで腸内の内容物も“スルン”

不規則な食生活が便秘を招きますが、他に、極端な油分・水分不足も便秘の要因に。便秘の方におすすめしたいのが、「オリーブオイル」。いずれ便になる腸の内容物に、油が適度にあると腸内でよく滑るので、サラダにかけて食べるなど、良質なオリーブオイルを摂取することもいいでしょう。(福田千晶先生)

★気をつけるポイントなど詳しくはコチラ→スルスル出てくる!便秘解消のためのいますぐできる生活習慣5つ

さらに、腸エクササイズもオススメ!

■【いつでもOK】大腸つかみ腰回し

生活スタイルや腸内環境を整えても“出ない人”におすすめしたいのが、このエクササイズ。便が詰まりやすい中でも、特に便が停滞しやすい「右の腰骨の上」と「左の肋骨の下」を重点的にマッサージしていきましょう。

まず、足を肩幅に開いて立ち、左手で肋骨の下を、右手で腰骨のすぐ上をつかみます。そのまま骨盤をゆっくり、大きく時計回りに10回しましょう。終わったら、反時計回りに同じように10回まわします。排便力が上り、ヒップアップにも効果あり!

ポイントは、大腸の中で便が詰まりやすい、肋骨の下と腰骨の上あたりの“腸の曲がり角”をもみほぐすようにしてあげること。しかも1~2分あれば終わるエクササイズなので、朝起きてストレッチの流れで習慣化すれば、便秘悩みがスッキリしそうです。

 

■【トイレ前に】直腸プッシュ腰ひねり

女性に多いのが、直腸に便がたまっているのに排便できない“直腸性の便秘”。そんなときは、即効性があるこのエクササイズをトイレ前の習慣にしてみては?

左足の外側のくるぶしを右手で触るように、前傾姿勢になり体をひねって10秒キープ。次に、同じ要領で右足の外側のくるぶしを左手で触り10秒。これを左右交互に10回繰り返します。トイレの中で行ってもOK。しかも、ウエストの引き締め効果も!

 

■【寝る前】天枢のツボ押し

おへそから指3本分外側にある「天枢(てんすう)」のツボを押して、腸の働きを活性化しましょう。

やり方は、人さし指、中指、薬指の3本で、天枢のツボを左右同時にゆっくりと5秒間押します。これを寝る前に10回繰り返せば、翌朝スッキリ!

★画像付きの詳しい記事はコチラ→女子力ならぬ「排便力」UPで美人!超簡単な腸エクササイズやってみた

 

「便秘」は恐ろしい病気たちの一歩手前ともいえる状態。日ごろからきちんと栄養を摂ったり、エクササイズをして、腸の中からきれいに、健康になりましょう!(鈴木 梢)

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