ちなみに、便というのは非常に大切な役割をもつ、すごいものだってことはご存じでした?
腸内環境研究の若きホープ、慶応義塾大学先端生命科学研究所特任准教授の福田真嗣先生によると、
「腸内細菌が腸内で作る物質が健康に寄与したり、病気を引き起こしたりします。これは逆にいうと、腸内細菌叢を制御することで病気の予防や治療も可能だということ。そこで重要になるのが、腸内細菌叢の塊ともいえる便なのです」
便! つまりうんち!
もはや汚いものではなく、私たちの救世主になりかねない無限の可能性を秘めた茶色い宝石、ということなのです!
便のなかには、その人の健康情報が詰まっていて、さらに最先端技術を使うことで、便そのものが病気を治す“薬”にもなるんだそう。
★詳しくはコチラ→美人のうんちは「茶色い宝石」…そう呼ばれるホントの理由
便すごい!! しかし、きちんと出さないと非常にまずいということもわかりましたね。
さらに、たとえば便秘によって引き起こされる代表的な病気として「痔」が挙げられます。
“痔”になる主な原因としては、「便秘」や「下痢」、「排便時のいきみ」、「座りっぱなしなどによる血行不良」などがあげられます。調査の結果でも、全体の49.2%の人が“痔”の原因を「便秘」と回答しました。
便秘などで便が硬くなると、排便時に肛門に圧力がかかり、出口が切れて裂肛(切れ痔)になってしまいます。
また、肛門付近の毛細血管が集まった部分の「うっ血」が、痔核(いぼ痔)を引き起こす可能性も。
★詳しくはコチラ→わ、大変!便秘が原因でアソコがもっと大変なことになるという事実が発覚!
痔は悪化すると入院、手術が必要にもなる恐ろしい病気。なんとしても便秘を避けたくなってきました……!